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  • シスキュー技術部

ClamAVがアップデートした際にfreshclamが正常に動かない

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ClamAVがアップデートした際にfreshclamが正常に動かない

当サーバはClamAVというアンチウィルスソフトで保護されていますが、このClamAVの日々の更新がうまくいっていない旨のメールが届くようになりました。 メール本文は以下の通り /etc/cron.daily/freshclam:ERROR: Problem with internal logger (UpdateLogFile = /var/log/clamav/freshclam.log).ERROR: Can't open /var/log/clamav/freshclam.log in append mode (check permissions!).   freshclamは定義ファイルの更新プログラムですが、それがログを追記できないのが原因のようです。 早速リモートでサーバーに接続して/var/log/clamavのあたりをチェックしてみます。 すると所有者がclamに変更されており、clamavやfreshclamはclamavの権限で動作するよう設定していますので、この齟齬がエラーの原因と考えられます。 この状態でfreshclamしても、ERROR: Can't open /var/log/clamav/freshclam.log in append mode (check permissions!).ERROR: Problem with internal logger (UpdateLogFile = /var/log/clamav/freshclam.log). メール本文と同じエラーが出力されます。   この/var/log/clamavあたりの所有権を訂正しないと、clamavが定義ファイルを更新できないので、 [bash] # chown –R clamav:clamav /var/log/clamav [/bash] として、/var/log/clamav以下のディレクトリをclamavの所有権に変更します。 これで [bash] # freshclam [/bash] すると、ClamAV update process started at Mon Oct 15 13:39:27 2012nonblock_connect: connect timing out (30 secs)Can't connect to port 80 of host db.jp.clamav.net (IP: 219.106.242.51)Downloading main.cvd [100%]main.cvd updated (version: 54, sigs: 1044387, f-level: 60, builder: sven)Downloading daily.cvd [100%]daily.cvd updated (version: 15460, sigs: 276636, f-level: 63, builder: guitar)bytecode.cld is up to date (version: 190, sigs: 36, f-level: 63, builder: neo)Database updated (1321059 signatures) from db.jp.clamav.net (IP: 211.10.155.48) エラーも出ず、正常に終了しました。 (追記) ふたたびcronが正常に動作していないメールが流れてきていました。/etc/cron.daily/freshclam:ERROR: Can't create temporary directory /var/lib/clamav/clamav-fb2e8913efa2473d6fce1646e98b3a64 定義ファイルを格納してる/var/lib/clamavディレクトリも所有者がclamになっています。 そこで同様に [bash] # chown –R clamav:clamav /var/lib/clamav [/bash]して [bash] # freshsclam ClamAV update process started at Thu Oct 18 10:19:09 2012 main.cvd is up to date (version: 54, sigs: 1044387, f-level: 60, builder: sven) nonblock_connect: connect timing out (30 secs) Can't connect to port 80 of host db.jp.clamav.net (IP: 219.106.242.51) Downloading daily-15461.cdiff [100%] Downloading daily-15462.cdiff [100%] Downloading daily-15463.cdiff [100%] Downloading daily-15464.cdiff [100%] Downloading daily-15465.cdiff [100%] Downloading daily-15466.cdiff [100%] Downloading daily-15467.cdiff [100%] Downloading daily-15468.cdiff [100%] Downloading daily-15469.cdiff [100%] Downloading daily-15470.cdiff [100%] Downloading daily-15471.cdiff [100%] Downloading daily-15472.cdiff [100%] daily.cld updated (version: 15472, sigs: 277314, f-level: 63, builder: ccordes) bytecode.cld is up to date (version: 190, sigs: 36, f-level: 63, builder: neo) Database updated (1321737 signatures) from db.jp.clamav.net (IP: 219.94.128.99) [/bash] 同様のエラーが出力される場合は、いちどClamAVで設定されているユーザーと、ログファイルディレクトリや定義ファイルディレクトリの所有権に齟齬がないかを確認してみてください。

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Windows Live Writerを使おう!

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Windows Live Writerを使おう!

WindowsLiveWriterってなに? Wordpressを利用したブログ更新にはWindows Live Writerを利用すると便利です。 WindowsLiveWriterはローカルにインストールするタイプのブログエディタで、マイクロソフトが作成しています。 http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows-live/essentials-other-programs オフィシャルサイトは上記を確認してください。 このような感じで画像を直接ドラッグアンドドロップで投稿、編集できます。 Wordpressの投稿画面からであれば、いちどアップロードしてから挿入するなどの手間が省けます。 このLiveWriterを利用するには、Wordpressの設定画面からXML-RPCを有効にする必要があります。 これによって、外部プログラムからの投稿受付の準備が整うこととなります。 インストール WindowsEssentialsをダウンロードしたのち、LiveWriterのインストールを選択し、インストールを行います。 LiveWriter起動 起動時の画面はこのようなものです、次へをクリックします。 WordPress選択 Wordpressを選択し、次へをクリックします。 ログインアカウント追加 Wordpressのアドレスと、ユーザー名、パスワードを入力します。 Wordpressへ接続 設定を検出して、接続を開始します。 ブログ登録 このブログを登録する名前を追加して、完了をクリックします。 インストールしたら、Blogを更新しましょう これであとはリッチテキストエディタのようにしてBlogを更新します。 Wordpressの投稿画面に入らなくても投稿が簡単、文字の修飾などもすごく簡単です。 このような画像入りのblog投稿には特に効果を発揮すると思います。 ぜひ一度ダウンロードして試してみてください。無料のアプリとしてはかなりすごいと思います。

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ウィンドウズの賞味期限?

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ウィンドウズの賞味期限?

  現在使用されているウィンドウズパソコン、いつまでサポートされているかご存知ですか? ウィンドウズにもマイクロソフト社が正式にサポートを続ける期限というものが設定されています。 この期限の間は、セキュリティなどに問題が生じても、アップデートが配布されます。このサポート期限が切れてしまうと、アップデートの開発が打ち切られ、様々なリスクを抱えてしまうことになります。 2001年にリリースされたウィンドウズXPは、サポート終了が2014年4月になると公式にアナウンスされています。 ウィンドウズ7は2009年にリリースされましたが、サポート終了は2020年を予定しています。 サポート期限が切れてしまったからと言って、直ちに使用不能になるものではありませんが、ウィルス感染などの潜在的な危険が放置されることになってしまいますので、ウィンドウズの賞味期限をしっかり把握したうえで、パソコンの導入を考えることも重要です。

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