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クラウドは未完成?

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クラウドは未完成?

クラウドサービスの大きなメリットは最低限の機能からスタートできるところです。 パッケージソフトでは、ほぼ全ての機能を設計までの段階から用意し、すべて実装、テストをしてリリースに至ります。 パッケージソフトでは設計やプログラミングなどの実作業に入れば、その段階での機能追加は難しいので、仕様の決定は厳密に行われます。 クラウドサービスのパッケージソフトと違うところは、まず最低限の利用者数と機能でスタートしていくことができることです。 利用者が増えるうちに、ニーズも増えていきます。そのニーズの中でも声の大きいものを採用し、さらなる利用者獲得のためにバージョンアップを短いサイクルで繰り返していくことができます。 安全性や、様々な場所で同じサービスを使えるなど、クラウドの強みはいろいろとありますが、このバージョンアップのサイクルの短さや、スピード感もその利点の一つです。 クラウドは、最初はあまり様々な機能がなく、コアとなる部分からサービス開始することが多いです。 その際に機能の優劣で他のパッケージソフトと比べると見劣りして、また未完成品の様に感じてしまうことは否めません。 ただ機能や使い勝手についてはほぼ確実に良くなっていくことを見越し、少しずつ小さい部分から導入していくことなどで評価し、また要望を寄せることができます。 クラウドは買いきりではなく月額や年額での利用料の形が多く、このような製品の特性に沿ったものです。 またどれだけ機能拡張されても、利用料が上がることは稀で徐々にコストパフォーマンスが増していくものという見方もできます。

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Dropboxにファイルリクエスト機能

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Dropboxにファイルリクエスト機能

クラウドストレージのDropboxにファイルリクエスト機能が追加されました。 従来Dropboxユーザー間でのファイルの受け渡しは共有されていれば、自分のDropbox領域へのコピーは簡単に行うことができました。 今回のファイルリクエスト機能はファイルリクエスト用のフォルダを作り、そのリンクを作成しアップロードを依頼する人にURLを送ります。 URLを受け取ると、以下のようなページが表示されます。 この画面から複数のファイルをアップロードできます。 アップロードしたファイルはアップロードした本人にも見ることができません。 アップロードをリクエストしたDropboxのユーザーが共有設定をしない限り外部から見ることはできません。 URLを他の人と共有せず、アップロードが終わればすぐにファイルリクエストフォルダを削除することで不要なアップロードを防ぐことができます。   メールへのファイル添付などでは難しいファイルの共有を行うためには手軽で使いやすい方法だと思います。

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安全なファイルの送受信

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安全なファイルの送受信

日本年金機構の情報漏洩は不用意に悪質な添付ファイルを実行してしまったことによるものです。メールは送信者の欄をいくらでも偽装できるので、送信者の欄だけをみて正しい送信元かを判断することは簡単ではありません。メールヘッダという部分を理解して見れば偽装がわかっても、誰もがメールを受信してまずメールヘッダをみようとは思わないはずです。送信元をしっかりと把握でき、経路の暗号化を行ったファイル転送というと、クラウドストレージGoogle Driveでのファイルの限定共有が一つの選択肢として挙げられます。Google Driveのファイルやフォルダは、全体公開でなければ、一意のGoogleアカウントからの共有という形で通知されるのでこれを偽装することは難しいです。共有元のメールアドレスまできっちり確認すれば、相手先が乗っ取られていない限りは正しい送信者であることが確認できます。この方法が問題になるのは、まず社外のサーバーにファイルが置かれることです。これを社内規約として禁じている組織は多くあるはずです。ただ社内サーバーでも今回のようなセキュリティ事故が発生しますので、社内なら大丈夫という前提は確かなものではありません。誤って全体公開にしてしまうリスク、あるいは米国政府によって開示を求められた場合はGoogleも提出を余儀なくされるなどがあるので、政府機関でこれを全面的に採用するのは難しいでしょう。組織外とのファイルの送受信はこれだという決め手は難しいところはあります。電子メールでも電子署名を利用すれば、送信元の確かさを証明することができます。あるいはPGPなどの公開鍵暗号を利用すれば、お互いのファイルの暗号化と発信元の確かさを保証することができます。これらの手段を使っていない場合、電子メールは送受信の暗号化にも乏しく、発信者の確認も簡単ではない手段であることをまず意識するところからセキュリティ対策を始める必要があります。

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添付ファイルと情報漏洩

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添付ファイルと情報漏洩

日本年金機構から個人情報が漏洩した件がニュースになっています。 これは不正なメールの添付ファイルを開いた為に、パソコンの中にバックドアという不正侵入の入り口を作ってしまったことをきっかけにしています。 バックドアのあるパソコンを不正に操作され、業務で利用する為にファイル共有サーバーに保存している作業用ファイルを持ち出されてしまったようです。 このようなセキュリティの事故を防ぐ為には幾つかの前提があります。 ・メールの発信元は偽造できる、ということ。 ・添付ファイルはほとんどの形式でマルウェアを含ませることができる脆弱性を持っていること。 ・アンチウィルスソフトでは未知のウィルスを検出できないこと。 この三つの条件は最初に頭に入れておく必要があります。 送信者欄のみを見れば、不明な発信者とはわかりません。 ターゲットをしっかり把握した上で、直接の取引先などに偽装した場合、多くの受信者はこれを不正なメールと判別することは難しいでしょう。 ターゲットをはっきりと把握した、という部分が最も重大で、どのような情報を得るにはどのアドレスに不正なメールを送信すればいいかを攻撃者はあらかじめ把握しているということです。 送信する添付ファイルに含ませるマルウェアは未知の脆弱性を含むものを利用します。 添付ファイルで、エクセル、ワード、パワーポイントなどオフィスファイル以外にも、圧縮ファイルにも、PDFファイルにも現在知られていなく、また検出できない脆弱性があります。 攻撃を目的としているグループでは公表されず修正されていない脆弱性の情報を幾つか持っているでしょう。 盗難できる情報の価値がたかそうな場合はそれらの組み合わせで送信され、今回のように攻撃者は目標を果たすことができています。 これを防ぐ為にはということを考えるなら、流出してはいけないデータを運用する方法を、と考えるのが一番の早道かもしれません。 ネットに繋いでいるパソコン、繋がっていないパソコン、という区別で取り扱うデータを分けるのでも不十分で、また人手による管理が複雑化するだけです。 パソコンを分ける方法で不十分なのは、今回のケースでも住基ネットと直接接続されているパソコンからは個人情報が漏洩していないことからもわかります。 これは行政などに関わらない民間企業でも、十分に想定しておくべき事態です。 これらのことに対抗する装置やソフトができたとしてその裏をかくいたちごっこが続くのでは意味がありません。 保護すべき情報資産を最小限にし、それが流出するリスクを抑えていくにはどうするのかを真剣に考えていく必要があります。

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Surface 3国内発売決定

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Surface 3国内発売決定

Microsoftのタブレット型PC、Surface3の国内発売が決定されました。6月19日に発売を開始するということで現在予約受付中になっています。 個人向けでは4GLTEモデルのみで81,800円で内蔵ストレージが64GB、Office Home&Businessが標準でインストールされています。 タブレットのみとして使うのであれば必要ありませんが、タブレットにもできるノートパソコンとして使うなら、カバーを兼ねた薄型キーボード、タイプカバー16,934円が必要になります。 使用されているプロセッサはAtomという低電力消費でバッテリーの持続時間を重視したものを搭載しています。 パフォーマンスとして、Core iシリーズを搭載したSurface Pro3のおよそ三分の一程度とみられていますが、Surface Pro3はどちらかといえばハイエンドな機種になりますので、三分の一でもOffice、ウェブブラウザ、動画の再生などには不足はないだろうと思われます。 Surface3はWindows8.1とOffice Home&Businessをインストールされていますので、64GBのストレージを全てデータ領域として使うことはできません。 MicrosoftのOne Driveなどをうまく使えば、よほどたくさんの動画や写真を保存しない限りは安価なモデルでも利用ができるだろうと考えます。 開発用途などではパフォーマンス不足と思われますが、デスクワーク用の普及機としての選択肢の一つになりそうです。

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iPhone紛失対策

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iPhone紛失対策

iPhoneに限らず、携帯電話など普段持ち歩くものは不意のタイミングで置き忘れを起こします。 iPhoneは位置情報を知らせるための「iPhoneを探す」という標準をもっています。この機能を使うためにはiCloudへの登録が必要ですが、iCloudへの自動バックアップなども可能なので、登録されていない方は登録して見てください。 このiPhoneを探すにはバッテリー残量が切れてしまう直前の位置情報を自動的に送信する機能などもあり、使っていなくても1日と少しでバッテリーがなくなってしまうiPhoneの紛失対策には是非利用したい所です。 iPhoneを探すと「最後の位置情報を自動的に送信」の設定方法を書いてみます。   iPhoneからは設定からiCloudを選択します。iCloud内でiPhoneを探すをタップし上記のように両方の機能をONにします。 これでiPhoneを探すを利用した際と、バッテリが切れる直前に位置情報を送信する設定ができます。   WebブラウザからiCloudへサインインします。 https://www.icloud.com/ iCloudで登録したAppleID(メールアドレス形式)とパスワードを入力します。 表示されたメニューから右上のiPhoneを探すを選択します。 一つあるいは複数のiOS機器に登録してあるAppleIDにある機器を地図の上に表示させることができます。 サウンド再生は近くにあって場所がわからない場合、紛失モードは紛失物であることを画面に表示させることができます。 重要なデータが入っている場合や、盗難などにあったことが明白な場合はiPhoneの消去を選択しiPhoneの内容をすべて削除してしまうこともできます。 一度iPhoneの消去を選ぶと、バッテリー残量があってもこの方法で探すことはできなくなってしまいます。 位置情報を他者に取得されてしまう恐れを感じる方もいらっしゃると思いますが、iCloudのパスワードなどを厳重に管理しておけば大きなリスクではないように考えますが、個々人のポリシーに従ってご利用ください。 いざという時のために設定しておくと、紛失の場合に取る手立てのあることは助けになるのではないでしょうか。

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壊れないパソコン

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壊れないパソコン

パソコンを使う上での不安は、故障が一番大きいでしょう。 今している作業、保存されているデータなどが失われる、朝会社に来てパソコンが動かなければどうするか、という不安は常に付きまといます。 パソコンが壊れるのはどこが壊れやすいのでしょうか、また故障しないパソコンはできるのでしょうか。 壊れやすい部分 パソコンで壊れやすい部分は、可動部です。具体的にはモーターなどが付いているパーツです。 これはDVDドライブ、ハードディスク、電源、CPU冷却ファンやグラフィックボードのファンなどが挙げられます。 これらは消耗していきますので壊れることはやむを得ないことです。交換も比較的簡単にできています。 ただハードディスクはパソコンのなかで、データやソフトが保存されたユーザーにとって最も重要なパーツです。この重要なパーツが消耗品であることを理解すれば、バックアップがいかに必要なことかを理解できるはずです。 ハードディスクが故障する原因として、熱もまた挙げられます。統計的にパソコンの内部が高温になるとハードディスクは故障しやすいです。 ですので高温になりやすいハードディスク、CPU、グラフィックボードが発熱しにくく、またファンが正常に動いていることが重要になります。 これらのパーツが多ければ多いほど、メンテナンスの必要性は大きくなります。通気口が埃で詰まっていることでも故障率が増えてしまいます。 高温多湿になるとマザーボードのパーツなどにもダメージを与えてしまい、何をしても起動しないという状態を招きやすいです。 またUSBから電源をとる機器なども、使用電力の多いものを使い続けると発熱を招き、USBポートはマザーボード直接繋がっていることが多いのでダメージを与えてしまいがちです。 USBファンや携帯の充電なども大切に使いたい場合はあまりお勧めしません。 壊れにくいパソコン 壊れにくいパソコンを考えるなら、パーツの少ない、可動部の少ないものが理想的です。 現在とても低発熱のCPU、Core MやAtomが登場して、どんどん洗練されています。 Core Mはノートパソコン用ですがファンレスを目指して設計されたものです。Core iシリーズに比べれば処理能力は落ちますが、Officeの操作がもたつくというようなことはないでしょう。 このようなCPUはグラフィック機能も内蔵しているので別途グラフィックボードを必要としません。これで発熱源を一つ減らせます。 またハードディスクでなくSSDを利用したパソコンも故障の確率はかなり減ります。 SSDは半導体でできていて、少ない電力で動作するのでハードディスクのような熱を発することはありません。 DVDドライブなども内蔵ではなく、利用回数が少なく外付けで大丈夫であればそちらをお勧めします。 これらの構成であれば、電源も大きな電力を必要とせず、簡略化でき不具合も少ないです。 ノートパソコンは小さい筐体の中にパーツが密集しますので、どうしても熱がこもりがちですが、放熱の良い金属素材で筐体が作られていれば熱による故障率はかなり減少するはずです。 これらの条件をすべて満たせばパソコンで故障する可能性は限りなく減らせます。

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Apple Watchの内部構造

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Apple Watchの内部構造

iFixitがApple Watchを分解し、内部構造を公開しています。 https://www.ifixit.com/Teardown/Apple+Watch+Teardown/40655 これを見る限りではかなりのモジュール化とメンテナンス容易性を備えているようです。 Apple製品で近年見られるモジュールのボンドによる接着なども見られず、ごく簡単に内部のモジュールを取り出し、交換する事ができるようです。 理由としてApple Watchはスマートフォンほどの複雑な能力を持っているわけではない事が挙げられると思います。 Apple Watch自体は小さいですが、複雑な部品構成でなくとも内部に組み込む事が出来るのです。 そしてApple Watchは時計として常用するものですから、Appleのカウンターに持ち込めばすぐに修理できる体制を整えているのかもしれません。 Apple Watchは外側のケースの部分に価格のウェイトを大きく置いています。酸化アルミニウム皮膜のSportに比較すればステンレススチールのApple Watchはおよそ倍の価格差があります。 アップデートの際に、その最も高価なケースの部分も一緒に寿命が来るのではApple Watchの顧客にとってはそこがApple Watchを使い続ける分かれ目になりそうです。 iPhoneをはじめとした、およそ一年一度の性能アップデートが Apple Watchも同じように行われるかは不明です。 Apple Watch自体あくまで表示、タッチパネル、各種センサのiPhoneの周辺機器と考えると、iPhoneが性能向上する事でApple Watchの性能も向上するのであれば、機器としてのアプデートはそれほど頻繁ではないのかもしれません。 時計、である事を目指す以上は、長く使える事はユーザーが最も気にする部分になるはずです。 分解記事をみて、このような事を考えてみました。

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iPhoneメッセージアプリの着信拒否

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iPhoneメッセージアプリの着信拒否

iPhoneではSMS(携帯番号でおくるショートメール)や、MMS(携帯会社のメール、docomo.ne.jp、ezweb.ne.jp、softbank.ne.jpなど)、iOS同士でのiMessageがメッセージというアプリに一元的に集められています。 特にMMSにポイント会員登録や、あるいは迷惑リストなどに登録されてしまって無駄なメールと通知が送られてくる場合があります。 あまりに頻繁な場合は個別に契約している携帯電話会社で迷惑メールフィルタを設定することができますが、PC向けのメールやすべてのメールを一応受けておきたい場合など、iPhoneから送信者ごとに着信拒否を設定することができます。   メッセージ内で着信拒否したいアドレスからのメッセージを開き右上の「詳細」をタップします。   詳細画面でアドレスの部分にあるiのアイコンをタップします。   情報の画面からこの発信者を着信拒否をタップすることで着信拒否は完了です。 これで迷惑メールや無駄な通知から解放されます。 着信拒否は設定の中にあるメッセージの設定から、MMSメールアドレス、着信拒否設定の画面から解除できます。

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iTunes Matchを一年使って

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iTunes Matchを一年使って

日本では2014年5月にスタートしたiTunes Matchですが、もうすぐサービス開始から1年が経ちます。 開始してすぐに契約し、およそ20GBあった音楽ライブラリをiCloudで保持するようになりました。 年間¥3,980と契約当初は使い方が未知数なものに対して高く感じていましたが、一年間使ってその金額は妥当か使い方によっては安価にも感じます。 iTunes Matchの仕組み iTunes MatchはiTunesライブラリの中にある音楽ファイルをiTunes Storeにある音楽と照合(マッチ)します。 マッチしたものはiTunes Match使用ユーザーの所有ファイルとして記録され、いつでも利用可能になります。 マッチされなかったものも一定の曲数を越えなければアップロードされます。 これでiTunes Matchに送信されたものは、おなじiTunesのアカウントが登録されているiPhoneやパソコンでいつでも利用できるようになります。 デバイスへのダウンロードも可能ですし、ダウンロード保存しなくてもストリーミングを利用して再生することもできます。 iTunes Matchを使って良かったところ iTunes Matchの良さはデバイスへのファイルの保存をせずに、音楽ライブラリとプレイリストの同期ができるところにあると感じています。 iTunes Storeで購入したものはいつでも再度ダウンロードが可能ですが、iTunes Matchを利用すれば全てがiTunes Storeで購入したのと同じように使うことができます。 iTunes Matchを使い始めて以来、音楽ファイルのためにデバイスの容量を割かず、またiTunesとの同期も不要になりました。 必要なプレイリストの曲を一括ダウンロードして以降の通信を行わず利用することもできますし、必要なくなればダウンロードしたファイルを消して容量を空けることもできます。 iPhoneやiPadなどは16GB、32GBとストレージを大きく取ると本体価格が高価になりますので、本体価格を控えめにして容量をやりくりするにもiTunes Matchは最適のように感じます。 それまでiTunesから同期していた曲数だけがiPhoneの音楽から見えるだけでしたが、iTunes Matchを利用し始めてからライブラリ全ての音楽を検索して聞くことができるようになるのは非常に便利です。 もうすぐ一年で契約更新になりますが使い続けたいと思っています。

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