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FreetelのSIMをiPad mini 4で開通してみました

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ハードディスクとSSD

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ハードディスクとSSD

ハードディスクメーカー大手Western Digital社が、フラッシュメモリ、SSD製造大手のSANDISK社を2兆3000億円の大型の買収を行いました。 これは将来的にハードディスクが全てSSDに置き換わるということを決定づけるものではありませんが、Western Digital社としても事業の方向性を大きく変化させる内容の買収のように捉えることができます。 ハードディスクが大容量化するためには、ヘッドと呼ばれる磁気記録の読み取り装置と、プラッタと呼ばれる記録用の円盤の磁性体塗装技術の改良が必要になります。 現在4TBなどの容量を持つハードディスクと、20年前の100MBのハードディスクは物理的な大きさ、形状は同じですが、40,000倍もの記録容量の向上が見られ、それは当時は実現不可能だったハードディスクの製造技術の進歩が必要でした。 ハードディスクは円盤、ヘッド、モーターなど物理的な動作をする機器が多く含まれており、それをコントロールするコンピュータがそれを動作させています。 SSDは記録部分は完全に半導体で、ナノメートル単位のNAND回路という電子回路の集まりです。これが微細化、構造の立体化などの技術を向上させ、記録容量を増加させています。 現在2.5インチハードディスクと同一のサイズで、8TB以上の容量を持つSSDが製品化され発売されています。 民生品で小売価格100万円を超える高価なものですが、販売可能な形で製品化することができたことは大きな飛躍です。 30年前には30GB程度のハードディスクが重量2t、業務用で6,000万円を超える製品でした。 それを考えると、現在のハードディスクは30年でここまで微細化し、価格も同一のものとは思えないものにまで進化しています。 SSDは半導体によるNAND回路の集積率を上げることで、それは現在20ナノメートルの微細度で製造されており、その製造工程の進歩により、さらに面積あたりの記憶容量を増加させることができます。 半導体の開発技術の向上は十年一昔というスピードではなく、2、3年もすれば過去の世代となるとても高速な進歩を遂げています。 SSDの技術開発が、ハードディスクの技術進歩にかける費用よりもコストパフォーマンスが良くなれば、一気にHDDからSSDの時代に変化していくのではないかと考えています。

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JavaとJavaScriptの違い

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JavaとJavaScriptの違い

JavaとJavaScript、同じようにJavaとついているし、JavaScriptとJavaは同じもの?派生?省略形?など、はっきりした区別はつきにくいと思っている方も多いかもしれません。 同じもののように見えるこの二つのプログラミング言語ですが、Java誕生のからの動向を知っている筆者には同じものには全く見えないので、違いを説明して欲しいと言われると何から説明していいのか、と戸惑ってしまうぐらいに違います。 Javaとは 先に誕生したのはJavaで、SunMicrosystems(今はOracleに吸収合併)によって開発、リリースされました。 Javaの基本的な思想はWrite Once, Run Anywhare、一度プログラムを書けば、どんなパソコン、ワークステーション、サーバー、モバイル機器でも動作する、を目指すものです。 動作するパソコン、ワークステーション、サーバー、それぞれが異なるOSや、ハードウェア構成になっていますが、それをJava仮想マシンという仕組みが差異を吸収し、同じようにプログラムが動作すること、これは大々的に注目されることになりました。 専門的になりますが、Java専用に設計されたコンピュータの仕様を作成し、それを個々のOSの上に構築するのがJava仮想マシンです。 このJava仮想マシンが構築できる環境であれば、パソコンの枠にとらわれずどの機器でもJavaで作成されたプログラムを動作させることができる、というものです。 わかりやすく現在の例に例えれば、Androidスマホ、iPhone、パソコン、同じ内容のアプリでもそれぞれに合わせて作成する必要があります。一つの目的に対して3つのプログラムを作成する必要があります。 これを一つのプログラムを作成すれば、どの機種でも動作するなら、プログラムコード作成、テストの工程はおよそ1/3まで圧縮されます。 画期的です、これがJavaです。センセーショナルな登場でした。 当時はスマートフォンは影も形もありませんでしたが、 Windows、Mac、Linux、そして開発元のSunMicrosystemsのSolaris、それぞれで同じプログラムで動作するアプリが作れるのです。 ただ、機種に依存したフル機能が使えないということで、パソコンで動作するクライアントアプリについては選択肢の一つ、という存在感です。 AndroidはGoogleが開発したJava仮想マシンが搭載されていて、アプリはJavaで開発し、動作するようになっています。 JavaScriptとは JavaScriptはNetscapeというブラウザに搭載された、Javaのような文法で開発できるスクリプト言語としてリリースされました。 スクリプト言語とはプログラミング言語の中でも容易に開発できる手軽さと素早さを求めるものです。 スクリプト言語にはコンパイルというプログラミング言語で書かれたテキストを、機械語に翻訳する工程が必要ありません。 コンパイル言語はコンパイラが正しい機械語コードを出力して初めて動作しますが、スクリプト言語はテキストを作成すればそれをそのまま実行することができます。 Javaのような文法で書ける、ということ以外、Javaらしさはありませんので、どう同じに見ればいいのかわからない、と筆者は思ってしまう原因になります。 JavaScriptの興隆 JavaScriptは仮想マシンでなくブラウザに搭載されたスクリプトエンジンで動作し、基本的にブラウザの中でのみ動作するものです。 WWW(ワールドワイドウェブ)が普及し、ブラウザ上で動作するアプリケーション、ウェブアプリには熾烈な競争が生まれました。 Webサイトにアクセスして、そのままアプリケーションが実行できるとすれば、CD-ROMによる配布やインストールなど利用開始するための様々な手順を省略し、誰でもすぐに使い始めることができるからです。 JavaScript登場当時、JavaによるJavaアプレット、Internet ExplorerのActive X、AdobeのFlashなどが鎬を削っていました。 JavaアプレットやActive Xはパワフルで、パソコンで直接に動作するアプリケーション(ネイティブアプリ)のように振る舞うので、官公庁、大企業始め、様々なところで活用されました。 Flashは主に画像、動画などを得意とするメディア系、JavaScriptはGoogleがGmailなどで実用アプリなどを、SNSなどのネットサービスが採用して作成している、という大まかな枠組みがありました。 Active Xは機種依存性が強く、JavaアプレットやFlashは各ブラウザに対応したプラグインが必要、JavaScriptはスクリプト言語ゆえに簡易なものが中心、というそれぞれにデメリットがありました。 その中でHTML5規格が正式化してブラウザで表現できるものが一気に広がり、主にWebkit系のブラウザであるSafari、ChromeがJavaScriptエンジンを発展させ、最終的にスマートフォンの普及が大きくそのバランスを崩しました。 Javaアプレットを動作させるプラグイン、Internet Explorerでしか動かないActive X、Flashプラグイン、これらすべてを持たないスマートフォンのブラウザが数年で数十億台出荷され、ブラウザアプリはJavaScriptの一強となりました。 JavaScriptはそのスクリプトエンジンの強力化によって、Google Appsなどの業務で実用に耐えうるものを生み出すまでになり、ウェブアプリ開発の主流となっています。 Javaの立ち位置 Javaを実行するJava仮想マシンは、非常に堅牢な造りとなっていて、強力で安定的なアプリケーションやサーバを開発することができます。 またオブジェクト指向など言語の設計が新しいのもあり、ガーベージコレクションなどによって旧来の言語から複雑な部分を取り除きプログラマの負担を減らすことにも力を入れています。 JavaコンパイラがJava仮想マシン用の機械語コードを作成しますが、このJava仮想マシンを高度に実装すれば、堅牢かつネイティブのアプリケーションとほぼ同等の実行速度が得られます。 クライアント・サーバ型のシステムでサーバ側がJavaを利用しての構築には沢山の事例があります。堅牢性というのは複数のクライアントの要求を処理するサーバ側にとってとても重要な部分になり、それも大きな理由の一つです。 Java開発にはIBMが作ったEclipseという非常に優れた開発環境があることも、プロジェクトとしてJavaを選択する理由の一つでもあるでしょう。 クライアント作成という分野ではあくまで一つの選択肢ではありますが、Java開発者がサーバーからクライアントまでをEclipseを利用して作成できるのは大きな意味があります。 近年はAndroidによってJava開発者の人口は増えていると思われます。 JavaとJavaScriptは大きな差があり、それぞれが適切な場所に使われることで、メリットを最大に引き出せるようになっています。 参考:SESエンジニアとは?仕事内容や必要なスキル、企業の選び方を解説 | SES業務管理の統合ツール Fairgrit®公式サイト

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社内セキュリティ向上

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社内セキュリティ向上

標的型攻撃と言われる、無作為でないマルウェアによる情報漏えいなどが現実的なものになり、ことの規模や内容によっては報道されることも増えてきました。 社内のセキュリティ意識の向上は、従業員教育をすることが基本的な手法になりますが、全員のセキュリティ意識を同じ水準にすることは難しいです。 どれぐらい社内でセキュリティが保てれているか、例えば全てのパソコンの操作ログを記録していくというソリューションもあります。 ルール外の行為や、危険なウェブサイトを閲覧した履歴をとって、改めて注意を促す、という運用をすることもできますが、ソリューションの導入初期コスト、保守コスト、社内での運用コストなど、かなりの組織規模かデータの重要性がないと導入を躊躇しても仕方ありません。 セキュリティ教育や、上記のようなログ管理など、セキュリティ部署あるいは専属の担当者を割り当てるのは、ほとんどの企業にとってはかなり重いのが現実でしょう。 かといってウィルス対策ソフトを導入していれば大丈夫と言い切るのは難しく、ウィルス定義パターンが全て更新されているのか、全てのPCにアンチウィルスソフトの導入漏れがないのか、という管理方法についても、簡単な解決方法はありません。 セキュリティアプライアンスと呼ばれるものがあり、セキュリティのための専用の機器です。 UTMもそのうちの一つで、ネットワークを通過するデータをフィルタし、危険な情報を取り除くセキュリティ機器です。 インターネットルーターと社内LANの間に設置することで、社内から社外へ、社外から社内へ通信されるデータを検査し、危険なものがあれば取り除きます。これはUTM自体が自動的に対処します。 またUTMは危険なファイルや、ウェブサイトのブラックリストを最新の状態に更新されているので、仮にアンチウィルスソフトのインストール漏れのパソコンがあったとしても水際でこれを防ぐことができます。 社内のセキュリティの運用コストを大きく低減するセキュリティアプライアンスは、中小企業にとって非常にコストパフォーマンスの高い方法ではないかと考えます。

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root権限

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root権限

現在パソコン、スマートフォンなどで利用されているOSには、最大のアクセス権を持ったroot権限と呼ばれるものがあります。 root権限とはあらゆるファイルの読み書き実行、削除、および権限の変更付与などを可能にするもので、またユーザー追加・削除や、パスワードの割り振りなど、OSに大きな影響を与える操作が可能です。 linux、Mac OS、Android、iOSなどUNIXを源流とするOSではそのままにroot、WindowsではAdministratorと呼ばれています。 rootの権限を取得すれば、そのOS上のあらゆる部分を書き換えることができるため、これをユーザーが持って使うような形のOSは現在ほとんどありません。 かつてWindowsXPなどではAdministrator権限を持ったユーザーが多く、実行したファイルにマルウェアが含まれていたとしても確認なく処理が行われているようになった結果、様々なマルウェアが蔓延しました。 Windows Vista以降はUACのように一時的な権限昇格によってインストールをするかどうか判断する、という形をとるようになりました。 UACによって、場合によってはシステムへの危険な書き込みが行われることをユーザーに明示し、不要なものであれば回避することができるようにしています。 しかし、XP以前の世代の管理者権限がないと実行できないアプリケーションなどとの後方互換性のために、このUACを切らないとインストールできない、というものもありました。 Androidでも本来ユーザーに与えられるべきでないroot権限を取得する方法をroot化などと呼んでいますし、iOSのjailbreakと呼ばれるものも本来の使用法を外れたroot権限の取得です。 linuxなどでも脆弱性を利用してroot権限をとるマルウェアはいくつもあり、侵入を許すとシステム領域を書き換えられてしまい、様々な漏洩、破壊、改ざんなどが行われることになります。 rootの行うことは基本的に正しい行為で、システムファイルの操作も意味のあることという前提がなければシステムのバージョンアップなどは不可能です。 ユーザーは間違えることはあっても、ユーザーの操作が許された範囲でしか間違えることができません。現在ほとんどのOSがマルチユーザーのOSを採用しているのでこの前提がそのままに生かされています。 rootやrootに近い権限を持ったユーザーに対してウィルスなどのマルウェアを実行させ、感染させるのは、攻撃者にとって最も容易なものです。 ユーザーを不正にroot権限を昇格させるためにはOSやアプリケーションの脆弱性をつく必要があり、その隙をなくすことがセキュリティアップデートの何より重要な部分です。 ユーザーによってシステムファイルへの操作が不可能な形をとることが、マルウェア感染に対する最大の守りになります。いかにユーザー権限だけでも不自由なく安全に使うことができるかがデスクトップ OSのあり方になりそうです。

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FreetelのSIMをiPad mini 4で開通してみました

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FreetelのSIMをiPad mini 4で開通してみました

Freetelはdocomoの携帯回線を提供するMVNO企業です。 Freetel for iPhoneプランというサービスを10月9日から提供するということで、興味が湧き、SIMフリー版のiPad mini4で利用することにしました。 大手キャリアと違い二年縛りなどの契約がなく、やめたいと思えばすぐに解約することができ、使わなければ月299円ということで、気楽に始めることができました。 iPhoneプランはApp Storeへの通信費用が免除されるということで、特定のアドレスに向けた通信が利用料からマイナスされるということなのかと思います。 あまり屋外でアプリをダウンロードすることはないとは思いますが、月額としては変わりないのでこれを試してみます。 SIMは公式サイトから通販するか、取り扱い店舗でも購入することができます。近くの家電店が取扱店でしたので、3,000円で購入します。for iPhone向けのパッケージもあるようですが、既存のものでもプラン変更はWebサイトから可能です。 (※サービス変更は翌月からになるようです) パッケージの中にはdocomoと書かれたnano SIMカードがあり、電話番号と製造番号が書かれているので、これをFreetelのWebサイトからクレジットカード情報などを登録してアクティブ化します。 登録したメールアドレスに「FREETEL SIMサービス開始のご案内」というメールが来れば通信が開始されます。 iPad mini4はiOS9なので、パッケージ内に書かれたAPN設定では利用できず、 https://www.freetel.jp/sim/apn_Setting/#iphone 上記ページの手順でプロファイルの設定が必要です。 これでiPad miniがdocomoの電波を掴むようになり、Wi-Fiのアクセスポイントへの接続や、iPhoneなどからテザリングを受けなくても屋外で利用することができるようになりました。 FreetelのSIMを利用するにはSIMフリー版のiPhone、iPadを利用するか、docomoが販売しているものであることが条件になります。

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広告ネットワーク

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広告ネットワーク

インターネットブラウザで様々なWEBサイトを見ていると必ず目にするものは、WEB広告です。 WEB広告は、新聞の広告など大きなメディアではなく、例えば個人のブログなどを見ていても目にするものです。 また新聞紙面の一等地が一番広告料金が高く、効果があるというものでもなくなってきています。 誰もが1日一度は必ず目にするサイト、例えばポータルサイトなどでも多種多様となってきているからです。 かつては、このサイトのこの部分にバナー広告を出すスポンサーを募集、という形を取っていた時代はありましたが、現在様相は一変しています。 ネット上の広告代理店は、WEBサイトや、アプリ内広告など様々な広告の組み合わせを行い、もっとも最適な広告を個人向けに出すための技術を発展させています。 GoogleやYahoo!などは、その人の検索履歴や、サイト訪問などの個人の履歴を保持していて、それに合わせた個人向けの広告を行っています。 あるいはショッピングサイトの楽天なども、個人の商品閲覧履歴を見て、自社で持っている広告ネットワークを利用して、再度ショッピングサイトを訪問するような動線を作ります。 これら情報の蓄積が広告ネットワークを形作っています。どのようにしてユーザーの情報を広く集め、最適な広告を出せるかという部分がネット広告代理店の生命線となります。 GoogleやYahoo!も個人名、住所、年齢、性別、勤務先などの情報を入力しないと検索できないなど露骨すぎる個人情報収集はユーザー離れを起こしてしまうので、様々な工夫やビッグデータの活用で広告ターゲットを作っています。 チェックインなどができる位置情報アプリなども、ユーザーの行動範囲や、好きな店舗の傾向などを集め、有益な広告を出すためのデータ収集ができます。 Facebookの広告が今の所、個人情報と広告のむすびつきでは最も優位に立っているかもしれません。 Facebookは出身校や、居住地、勤務先、役職、家族構成、チェックイン情報などを持っていますので、それに準じた広告ネットワークを築くことに成功しています。 それら個人情報が悪用されるということについては、あまり神経質にならなくても良いのではと考えます。 世界中、毎日数千万人からの複雑に関係性を持たされたデータを処理するために巨大なデータセンターを保有しているので、そこから個々人の情報を抜き出すことは困難なことですし、コストに見合わないことだと思われるからです。

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パスワード管理をしよう!

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パスワード管理をしよう!

大阪支社のとよです。 夏の暑さもどこへやら、すっかり秋めいてきましたね。 さて、今回はとくに前振りもなく「パスワード管理」のソフト紹介です。 ネット通販やウェブ上のサービスがどんどん増えていく昨今、 困るのが各サイトのユーザーIDとパスワードの管理。 セキュリティのためには、サイト毎に異なるIDとパスワードを登録するのが望ましい―― でも、それをいちいち管理するのは、地味に大変で面倒です。 と、いうことでご紹介するのがパスワード管理ソフト『KeePass Password Safe』です。 『KeePass Password Safe』とは? 海外製のパスワード管理フリーソフトです。 このソフトが優れているのは、安全管理もさることながら、 登録しているパスワードを、ささっとクリップボードにコピーできたり、 ログイン画面上で自動入力したりと、かなり使い勝手がいいところ。 と、言葉で説明してもいまいち伝わらないので、 早速、導入してみましょう! 『KeePass Password Safe』のダウンロード ということで、てきぱきダウンロードしてみたいと思います。 ダウンロードページからセットアップ実行ファイル「KeePass 2.XX Setup.exe」をクリックします。 次に、日本語化ファイルを同じページからダウンロードします。 「Translation 2.x」配下の「KeePass-2.XX-Japanese.zip」をクリックします。 (バージョンは実行ファイルを同じものを選択) 以下の2つのファイルがダウンロードされますので、 さくさくっと実行ファイルをクリックします。 『KeePass Password Safe』のインストール 実行するとインストーラが立ち上がります。 基本的にデフォルト設定のままでOKなので、 「Next」ボタンを連打!連打! で、うまくインストールされると、下記のような画面が出てきます。 デフォルトでは「起動する」にチェックがついているのですが、 起動の前に日本語化を行いたいので、ここはチェックを外して「Finish」ボタンをクリック。 『KeePass Password Safe』の日本語化 先ほどダウンロードした日本語化ファイルを開き、中にある 「Japanese.lngx」をKeePassをインストールしたフォルダにコピーします。 (デフォルトでは『C:\Program Files\KeePass Password Safe 2』) 実行ファイルをクリックすると、画面が立ち上がります。 が、日本語化ファイルをコピーしただけでは、日本語は反映されず、英語表示のままです。 下記の「Change Language...」をクリックして言語選択画面を表示させます。 「Japanese」を選択して画面を閉じると、自動的に再起動します。 (このへんで、マウスで文字を書くのを断念。。。) 再起動後、KeePassに日本語が反映されます。 『KeePass Password Safe』の設定 再起動後、さっそく設定を行っていきます。 まず、下記の赤枠の「新規」をクリックします。 複合マスターキー作成画面が表示されます。 これは何かというと、パスワード管理データベースにアクセスするための パスワードを登録しましょう、という画面です。 とりあえず、適当にパスワードを登録しておきましょう。 ちなみに、キーファイルを指定することも可能です。 これは特定のファイルをパスワード代わりに設定するというもの。 (キーファイルを更新すると、パスワード管理データベースにアクセスできなく なってしまうので、注意が必要です。。。) 次に、パスワード管理データベースの各種設定画面が表示されます。 特にこだわりがなければ、何も弄らずに「OK」ボタンをクリックします。 これで基本の設定は終了です。 次に、パスワード管理を行ってみましょう。 パスワードの登録&管理 基本の設定が終わると、下記のような画面が表示されます。 赤枠の鍵アイコンをクリックし、エントリー追加画面を表示させます。 こんな画面が出てきますので、ようやくパスワードを登録します。(ここまでがえらい長かった。。) 必要な項目を入力して「OK」をクリックすると、登録されます。 無事に登録が終わると、下記のように登録したエントリが表示されます。 ここで、「ユーザー名」をダブルクリックすると、 クリップボードに「ユーザー名」がコピーされます。 同様に「パスワード」をダブルクリックすると、 クリップボードに「パスワード」がコピーされます。 なお、クリップボードにコピーされた内容は、12秒後に爆発消去されます。 このほか、ブラウザでログインページを表示させている状況で、 右クリックから「自動入力の実行」を選択すると、ユーザー名とパスワードが 自動入力されます。 また、ログインページのユーザー名欄にフォーカスを当てた状況で 「Alt」+「左Ctrl」+「A」を同時押しすると、 ページ内容から、自動でユーザー名とパスワードを判別して自動入力してくれます。 今回はブラウザでの使用を解説しましたが、 iTunesなどの各種ツールでも自動入力が可能です。 海外でも大人気!というこのパスワード管理ソフト。 僕も早速、導入してみようと思うのですが、 まずは、ユーザーIDとパスワードを書いたテキストファイルが どこにあるか、PC内を探してみる必要があるようです。。

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Kindleの価値

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Kindleの価値

このところ、書籍でKindleで買えるものは積極的にKindleで購入しています。 当初Kindleに抵抗があったのは、 ・紙の書籍とは違いすぎて抵抗感がある ・AmazonがKindle書籍の権利を管理しているので、発売中止になれば買ったものでも読めなくなるのでは ・流通や紙、製本にかかる費用がないのに紙の書籍と同じ価格なのは割高感がある というものでした。 抵抗感は、これは慣れによって消えて行きました。当初、慣れなかったことは事実ですし、慣れないことにより避けていることで、より親しみがわかないということがありました。 毎日使っていると、二ヶ月ほどでその違和感は消えてしまいました。 Kindle書籍の権利の問題は、確かにその枠組みは今後も消えることなく残ることだろうと思いますが、そもそもそのような書籍に当たることがない、確率としてかなり少ないという当たり前のことに気がつきました。 これはそれまでの苦手意識から使わない理由として、とても小さな出来事を大きく考えていたのだな、と今から振り返れば言い切れます。 割高感について、これこそ一番大きな間違いだったなと思うところです。 場所を選ばない、時間を選ばない、そして本棚の必要がなくなる、というこのことは、紙の書籍を持つことよりも大きな価値があるとわかりました。 例えば現在進行中の物事について複数冊の書籍を当たりながら進めなければいけない場合、その複数冊の書籍を常時携帯することは難しいです。 またどこでも読める、ということも大きなプラスになります。居間でも、公園でも、移動中の電車でも、寝室でも、おなじ形で読むことができるのは大きなメリットです。 複数冊の本をどんな状況でも読めるということは、とても大きな価値があり、紙の書籍に求めていたのはあくまで物としての確実さ、だけだったなと思っています。 メリットがあると感じるなら、割高感は消え去ります。 すでに多くの人が使っている中で、ようやく自分の気持ちも時代に追いついたのかと思うところです。

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オンデマンドのビデオ・音楽

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オンデマンドのビデオ・音楽

hulu,Netflixをはじめとしたオンデマンドのビデオ、Apple MusicやSpotifyなどの定額制音楽サービス大手が日本でもサービスを開始しました。 これらは数千番組、数十万曲から、月額を支払えば、見放題、聴き放題になるというサービスです。 毎月DVDやCDを一枚買うよりも安い金額で提供されるのがこれらサービスの特徴と言えそうです。 とはいえそれらの膨大な視聴可能数の中から、自分に合ったものが見つけられるかどうかが、利用を続けていく大きなキーになります。 具体的にいうなら、どうおすすめされるか、という部分に利用者の離脱を防ぐ全てがあると考えます。 主に北米では国際競争力の高い予算をかけたドラマを作り、それを何度も放映していく手法が多く用いられています。 ジャンルはクライムサスペンスや、SFなどわかりやすく作られているので、それらのおすすめと、おすすめからよく選択されるもののデータはとても取りやすくなっています。 音楽もまた、クラシック、ロック、ダンスミュージックなどのジャンルの中に、幾つかの分かりやすい枠組みがあり、おすすめもしやすいところはあります。 その国独自の嗜好は大きく関係してくるので、北米での実績をそのまま日本にもってきても成功させるのは難しいでしょう。 権利の関係で、その国独自の番組などを、他国のコンテンツと同じだけ揃えるのもすぐには難しそうです。 オンデマンドビデオにしても、音楽サービスにしても国産のコンテンツがまだ充実していない、という意見が多く聞かれます。 国内ではサービスを始めて間もないところも多く、これから離脱を少なくするためのコンテンツ拡充や、おすすめ機能の充実を目指すはずです。 初期の評判と1年後の評判では全く異なることも多いこれらのサービス、一度お試し視聴などしてみるとどうでしょうか。

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iOS9のコンテンツブロッカー

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iOS9のコンテンツブロッカー

iOS9の新機能の一つにコンテンツブロッカーがあります。 コンテンツブロッカーは、Safariの拡張機能として組み込まれ、ブラウザの中で不要な要素をブロックする機能です。 ただiOSではコンテンツブロッカーで拡張可能とするだけで、実際にブロックするアドレスなどの要素はOSに組み込んでおらず、アプリストアからコンテンツブロッカー用のアプリをダウンロードして連携する仕組みになります。 このコンテンツブロッカーはSafariの中の文字列や、外部読み込みファイルをブロックする以外の動作はできないようです。 コンテンツブロッカーは、ブロックするルールをSafariに渡すだけで、コンテンツブロッカーアプリではどのページの何をブロックしたかという情報は取れないようです。 コンテンツブロッカー経由で閲覧履歴などが知らない間に送信されるなどは起こりえなさそうです。 アフィリエイトなどの不要なものや、フォントやスタイルシート、javascriptなど、コンテンツブロッカーアプリの持つルールで削除することができますので、読み込みなどが高速化されます。 スマートフォンはどこでもWEBブラウジングできる分、余計なものまでダウンロードしてしまし、通信上限に達してしまうなども起こり得ます。 コンテンツブロッカーによりデータ通信量やバッテリー消費が削減できれば、利用者にとって様々なメリットを生むとおもわれます。

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