お知らせ

  • パソコン関連

商業登記認証局の電子証明書がものすごく簡単でした

noimage

商業登記認証局の電子証明書がものすごく簡単でした

国税庁が積極的に利用を促しているe-Tax(国税電子申請・納税システム)ですが、これを利用するための電子証明書を発行してみました。 従来e-Taxを利用するためにはFelicaリーダーを用意して、電子証明書を記録されたICカードを読み込ませるという手順が必要で、そのICカードを申請するために書類作成と認証までの時間が必要でした。 法務局が管理運営している商業登記認証局の電子証明書は鍵ペア方式ファイルによる電子証明書で、実質1日以内で認証・取得することができます。 認証局を利用した鍵ペア方式は一般的にWebサイトのSSLにも利用されているくらいに一般的でありふれた方法でありつつ、高い安全性が証明された方法でもあります。 手順として専用ソフトを利用してPC内に秘密鍵ファイルと証明書要求ファイルを作成します。 この証明書要求ファイルをCDかUSBメモリに記録し、法務局に印鑑が押された申請書を持ち込むことにより、一時間程度〜で認証局である法務局から暗号鍵とペアになる電子証明書が作成されます。 この電子証明書をダウンロードすることにより国税局のe-Taxシステムで利用することができるようになります。 この手順はWebサイトのSSL申請と全く同じものであり、Webのみならず多くのシステムで利用されているものです。 Felicaリーダーなどの購入費用も不要で、短時間で発行されるために大変取得しやすく扱いやすいものになっています。 もちろんのことながら暗号鍵と証明書ファイルの扱いは慎重な扱いを必要とするものですが、これについてはICカードにも同じことが言えます。 日本のシステムだから何かしら日本独自の仕組みを導入しなければいけないというものも多い中で、このような合理的でシンプルな方法を利用した電子証明書の発行も行われているのだと実感できました。 このようなシンプルかつセキュアな方法がもっと多くの公的な期間で使われるようになれば良いなと思うところです。

  • パソコン関連

Macbook 12インチが販売終了

noimage

Macbook 12インチが販売終了

Appleが2019年7月の製品ラインナップ更新で、2015年以来のノート型パソコンのシリーズMacBookの販売を終了しました。 MacBookはシンプルさをコンセプトにして割り切ったモデルで、USB Type-C端子が一つとヘッドフォン端子が一つというポートの少なさや、プロセッサの性能を抑えて冷却ファンを内蔵しないなど、拡張性や性能を抑えて軽さやコンパクトさにすべて振り切ったものでした。 筆者はこれを2016年から利用していましたが、今回の販売終了を聞いて寂しさはありました。 今後MacBook Air 13インチをこのコンパクトなノート型パソコンの主力機種に置き換えられるようです。 USB Type-C端子が一つのみで、外部機器との接続と充電を兼ねているために、充電しながら外部機器や外部ディスプレイに接続するためには必ずアダプターが必要でした。 これは不便と言えば不便で、アダプタが必須となれば結局のところ荷物が増えてしまうので相殺されるという見方もあります。 ただ必ずしも必要ではない利用シーンも多く、そうなると本体の軽さ、薄さがメリットになってきます。 出張や持ち運びの際にACアダプタが非常にコンパクトで、iPad充電用のACアダプタを一回りほど大きくしたもので軽く小さく、これが非常に役立ちデメリットを打ち消すほどのものでした。ACアダプタ込みで1Kgと少しというのは荷物がかさばらず良いところです。 コンパクトなモバイルPCもACアダプタの重さやかさを考えると持ち運びにはそれなりにバッグの中身を占有します。 そもそも使用電力の少ないプロセッサで、実際のところの性能はiPad Proと同等というパソコンとしてはかなり非力なものです。ファンが付いていないので高負荷の時の頑張りが効かず、フリーズするとまでは言いませんがかなり処理に時間がかかったことは確かです。 好き嫌いが分かれる、賛否両論とはまさにこのMacBookに相応な評価だと思うところです。 今後の買い替えの選択肢にMacBookがなくなってしまったことは寂しいですが、今回の製品ラインナップで強化されるMacBook AirやMacBook Proのことについて情報を収集するのも楽しみの一つになりました。

  • パソコン関連

Search Replace DBでWordPressのドメイン変更

noimage

Search Replace DBでWordPressのドメイン変更

Wordpressのドメイン変更と移転を行う機会があったために、Search Replace DBというPHPアプリを使用してみました。 Wordpressの以降を行う場合、 1.旧サーバーからWordpressフォルダをダウンロードする 2.Wordpressフォルダで旧サイトURLのテキストを検索して新サイトURLに置き換える 3.置き換えたものを新サーバーにアップロードする 4.旧サーバーのデータをMySQLからダンプしてダウンロードする 5.ダンプ内にある旧サイトURLを新サイトURLに置き換える 6.ダンプファイルを新サーバーのMySQLに読み込ませる 7.DB接続情報やWordpress設置フォルダの設定を変更する といった手順が必要です。 2は簡単な検索置換の機能があるテキストエディタで可能ですが、5のDBダンプファイルのテキスト置換はちょっとややこしい部分が含まれています。 シリアライズされたURLをそのままテキスト置換した場合、データの文字列長も変更する必要があり、これはいちいち手作業でやる必要があります。 これを解決してくれるSearch Replace DBを利用してみました。 https://interconnectit.com/products/search-and-replace-for-wordpress-databases/ こちらのURLからダウンロードできます。 こちらをWEB公開領域で行うのはセキュリティホールになりうるので一度自分のPCに仮想マシンを作ってそちらで実行することにしました。 ちょうど社内のPHP案件で仮想マシンを使っていて、その仮想マシンをもらうことができたので環境構築には時間がかかりませんでした。 Wordpressの設置しているフォルダ内にこのSearch Replace DBのフォルダを設置する必要があります。 仮想マシンのMySQLにWordpressのダンプを読み込ませ、Search Replace DBを実行します。 インターフェースはものすごく簡単です。 変更するURLとDB接続情報を入力します。 dry runボタンを押すとテスト実行し、どの部分がどう変更されるかがわかりやすく一覧表示されます。 この結果を見てみると確かにシリアライズされた文字列部分もきちんと変更されていることがわかります。 問題なければlive runを実行し、DB内のデータを書き換えます。 その後もう一度mysqldumpでダンプを出力し、新サーバーのMySQLにダンプを読み込ませます。 あとは7の作業を行えば無事Wordpressの移転が完了しました。 Wordpressの以降手順をシンプルにしてくれるよいアプリケーションだと思います。 他のWordpress以降にもこれを使っていこうと思います。

  • パソコン関連

Google Partners資格取得しました

noimage

Google Partners資格取得しました

Googleの広告パートナー資格を取得しました。 これでシステムキューブもGoogle広告の認定代理店になりました。 Google PartnersはGoogle広告の基礎知識と、Google検索広告への理解度をしめすテストをうけて合格点を受ける必要があります。 このテストはGoogle広告の基礎的な運用知識と、Google広告をお客様に対して勧める、お手伝いする際の知識が必要になります。 テストにはGoogle広告を普段運用していく上で不可欠な知識が含まれており、これまで運用してえられていた知識もまたカリキュラムとして組まれておりました。 テストを受けるためには教育テキストもあるのですが、Google広告のセミナーを受けるのが手っ取り早いと思います。2日でほとんどのことがわかるようになっています。 二ヶ月に一度ほどの頻度で東京や他都市で開催されており、無料ですので参加しておいて損はありません。 Google広告は自社で費用管理やコンバージョン計測のできるよい広告のためのプラットフォームです。 商品、サービスにより向き不向きはあると思いますが、使って効果を出しやすいツールです。

  • パソコン関連

すぐにホームページをSSL対応しましょう

noimage

すぐにホームページをSSL対応しましょう

Webサイトの常時SSL対応、https化について必須と呼べるものになりました。 現状最も使われているブラウザでSSL対応していないホームページは「安全ではありません」、「保護されていない通信」とアドレスバーに表示されるようになりました。 これはスマートフォンからの閲覧の際にも表示されることになり、スマートフォンの小さいブラウザの中で表示されるメッセージは大きな存在感があります。 「安全ではない」、「保護されていない」という言葉は過剰な表現ではなく、実際にサーバーとブラウザとの間の通信が安全と保証されていない状態、暗号によって保護されていない状態なのです。 アドレスがhttpsから始まるサイトは暗号化された通信で、表示された内容、入力された内容は盗聴や改ざんをされることはありません。 アドレスをhttpsにするSSL対応はサーバーにSSL証明書を設置し、httpのアドレスにきた要求をhttpsのアドレスに置き換えるための設定を行います。 SSL証明書にも色々なものがあり、ドメインを認証するDV型、企業の存在とドメインが結びついたものである証明を含めたEV、OV型という種類があります。 銀行などはEV型の企業の実在証明などが厳密に審査されており、ブラウザで緑色で企業名が表示されるなどの表記になります。これにはそれなりの期間と、審査証明のための費用が高額です。 一方DV型は手軽に入手できる証明書で、年間で1万円を切るものもあり、SSL対応するためにはもっとも扱いやすいものです。 DV型でも通信を暗号で保護しユーザーの安全を守るものとしては十分なので、素早くするためにもこちらの導入をお勧めしたいところです。 ホームページに来たくださる方に安心したアクセスをしてもらえるようにSSL対応するのは今すぐ行って欲しい施策です。

  • パソコン関連

iPadOS

noimage

iPadOS

2019年6月3日に行われたAppleの開発者カンファレンスWWDCでiPadに新たなOSとしてiPadOSが搭載されるという発表がありました。 iPadOSはiPadのためにiOSからさらに機能を拡張したものになります。 またMacとの相互の利便性を高めるものでもあります。 iPadOSはSafariがモバイル版ではなくなりPC用のSafariと同等のものになります。 これにより今まで専用のアプリで操作することになっていたG SuiteのGoogle Documentもようやくブラウザ上で動作するということです。これは筆者にとって最大の朗報です。使っていて一番物足りない部分でした。 またSplit Viewも進化して同一アプリを画面分割して利用できるなど、もう一歩PCに近い利用感になります。 例えばおなじブラウザを二つ開いて動画を見るなどということもできるようなるかもしれません。PCではよく使うような利用法です。 ブラウザで開いたGoogle DocumentにWebサイトを参照しながら書くということもできるようになりそうです。 USBメモリやSDカードへ保存されたファイルへの対応、Windows ServerなどのSMBサーバーへの接続、zipファイルの展開など、ファイルシステムをあえて持たないようにしていたiOSをより一層PCに近づけるものになりました。 iOS搭載のタブレットからタブレットPCに近いものになるという形のアプローチです。 iOSやiPadOSのプロジェクトをmac OS上で利用できるようにするX Codeのビルドオプションも今後利用できるようになり、iOSアプリがMacでも利用できる日が近づいています。 iOSとmac OSは統合されるのではないかという噂がかなり以前からありますが、iPadOSの登場により状況は複雑になったという印象があります。 MacとiPadの差を減らすことにより、MacとiPadがニアリーイコールな存在になると考えることもできます。 近い将来にARMマイクロプロセッサを搭載したMacが登場するのではないかという想像をしていましたが、ARMベースはiPadとして進化させていく、Intelベースは後方互換性の強いMac OSとして維持していくという二つの道があるのかもしれません。

  • パソコン関連

Oculus Quest

noimage

Oculus Quest

VR(バーチャルリアリティ)機器を開発・販売するOculus(オキュラス)より新しいVRヘッドセットOculus Questが発売されたので購入して使用してみました。 このOculus Questはスタンドアロン型と呼ばれる形式で、パソコンに接続しなくてもこれ単体でVRを体験できるという製品です。 価格は49,800ですが、2016年に発表されたOculus Riftが親機になるハイスペックPC12万円から、ヘッドセットがさらに5万円という価格帯から比べれば三分の一以下の手に入れやすい価格に落ち着いてきたと言えます。 去年は簡易型のOculus Goという製品を手に入れて利用していましたが、今回は利用者が前後左右に移動してもVR内部で反映されることや、Oculus TouchというVR空間上で手の役割を果たすものが追加されたことで全く新しい体験になりました。 初期のセットアップはほとんどペアリングしたスマートフォンで完結します。これについてはほとんど考えることはありません。 その後は実際ヘッドセットをかぶってチュートリアルを開始します。 周囲でものが置かれていない部分や壁がない部分を部分をセーフエリアとして最初に登録します。 これをきちっとやっておけば壁に当たったりする不安なくヘッドセットを被ったまま歩いて移動することが可能です。 もちろん十分な体験をするためにはそれなりに広い空間が必要です。 Oculus Goに比べて画像解像度が広がったことや、前後左右に移動できることなどで全く別の体験になります。 ゲームプラットフォームとして位置づけられている製品なのでゲームが最初から豊富に用意されています。 クオリティとしては高いものが多く、実際に遊んでみるとつけていることを忘れるような体験ができ楽しい時間を過ごせます。 こればかりは文章で伝えられないもので、実際に体験する機会があれば是非体験して欲しいと思えます。 今後これをゲーム以外の用途に使えるかなど試してみたいと思っています。 VRの進歩は加速しており、そのうち多くの方が利用するものになるでしょう。 現在まだOculus Questは英語にしか対応していないアプリも多く、まだまだ少数派の使うデバイスだなと実感させられます。

  • パソコン関連

Windows7とXPに深刻な脆弱性

noimage

Windows7とXPに深刻な脆弱性

Windows7、Windows XP、Windows 2008、Windows2008R2に深刻な脆弱性が発見されました。 これらは2019年5月の定例アップデートでセキュリティアップデートが配布されており、早急な適応が必要です。 今回はセキュリティアップデートが終了しているWindows XPに対しても例外的に配布されています。 それだけ影響の大きい脆弱性であるため、該当OSを利用している方はアップデートを先延ばしにせずに今すぐアップデートを行う必要があります。 Windows8、8.1、10にはこの脆弱性はないようです。 リモートデスクトップの脆弱性を利用してリモートから任意のコードを実行するもので、この脆弱性を放置していればそれを悪用した攻撃や、攻撃によって発生したセキュリティホールに対して新たな攻撃が加えられることが予想されます。 現状ではこの脆弱性による被害というものは出ていないようですが、パッチ公開後は極めて短い時間のうちにこれを利用した攻撃が発生することになります。 Windows7以前でしか発生しない脆弱性というのも今後発見される可能性が高く、Windows7をサポートギリギリまで粘るのではなく出来るだけ新しいバージョンのWindowsを利用することが望ましいです。

  • パソコン関連

Portals

noimage

Portals

これからGoogleが新しいWebのユーザー体験として用意しているのがPortalsです。 PortalsはWebページの中にWebサイトを埋め込むという形をとります。 しかしそれは従来からでもできていることで、たとえばGoogleマップやYoutube、InstagramをWebページに埋め込んでいるページはいくらでもあります。 Portalsの新しいところは、埋め込んだ先のページへ画面が遷移したり、再び元のサイトに戻ったりなどユーザーが自由でスムーズに行き来することができるというものです。 これまでの埋め込みでは内容を参照しているだけであったり、埋め込まれているリンクをクリックしてページ読み込み直しを行なって移動するという形で、双方向性はありませんでした。 戻るボタンという形では戻ることができますが、どちらにしてもページの再読み込みが発生してセッション切れなどによる切断なども起こりうる方法です。 Portalsを使ってたとえばレシピのサイトを開いていて、SNSにそのレシピを共有するとします。レシピサイトにPortalsで設定されたSNSの投稿ボタンを押すとページに重なって新たなページが開くような形でSNSサイトが起動し、投稿内容と投稿ボタンが表示されます。 そのままSNSの画面を閉じると再びレシピサイトへスムーズに戻り、レシピサイトでの状態は移動前と変わらず保存されます。 スマートフォンでアプリ間の連携が発生するような形に似ているかもしれません。 そのようにWebサイト内に他のWebサイトへのPortal(入り口)を開いておけば、各Webサイト、Webアプリ間でのスムーズな連携や画面遷移が可能になります。 Portalsは今の所はChromeの開発版でのみ使用できる機能で、開発中のものです。 ブラウザのみでシンプルにサービス間の連携を行うことができるようになり、ユーザーの利便性が向上します。 Webアプリが様々な用途に用いられるようになった今、iframeにかわる方法として利用されていくことになりそうです。

  • パソコン関連

.NET5

noimage

.NET5

マイクロソフトは.NET Frameworkを次のバージョンで.NET 5とし、.NET Coreと統合されたマルチプラットフォーム、マルチデバイス、さまざまなプログラミング言語で利用できる形に進歩すると発表しました。 これまではWindowsで動作する.NET Frameworkと、他のプラットフォームでも動作する.NET Coreとは機能の差異がありました。 .NET CoreはWindows FormやWPFなどGUI機能を持たない形でリリースされましたが、これが今後.NET Frameworkと統合されます。 .NET Frameworkは2019年4月のバージョン4.8を最終バージョンとし、2019年9月の.NET Core3.0が次のバージョンとなります。 2020年9月に.NET 5として完全に統合され、今後メンテナンスや機能追加は.NET 5に集約されることになりました。 .NET 5では様々なOSでのASP.NETの実行、Windows FormやWPFを利用したアプリケーションの実行、Xamarinを利用したモバイルアプリの開発など、Windows開発で培われた技術を様々な用途で活かせる大きなプラットフォームとなります。 Microsoftが.NET FrameworkをWindows開発の強みとして打ち出して17年になりますが、ここにきて時代に合わせ幅広く利用されるものとして再定義されたと感じるところです。

1 2 3 4 45