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このところ、書籍でKindleで買えるものは積極的にKindleで購入しています。
当初Kindleに抵抗があったのは、
・紙の書籍とは違いすぎて抵抗感がある
・AmazonがKindle書籍の権利を管理しているので、発売中止になれば買ったものでも読めなくなるのでは
・流通や紙、製本にかかる費用がないのに紙の書籍と同じ価格なのは割高感がある
というものでした。
抵抗感は、これは慣れによって消えて行きました。当初、慣れなかったことは事実ですし、慣れないことにより避けていることで、より親しみがわかないということがありました。
毎日使っていると、二ヶ月ほどでその違和感は消えてしまいました。
Kindle書籍の権利の問題は、確かにその枠組みは今後も消えることなく残ることだろうと思いますが、そもそもそのような書籍に当たることがない、確率としてかなり少ないという当たり前のことに気がつきました。
これはそれまでの苦手意識から使わない理由として、とても小さな出来事を大きく考えていたのだな、と今から振り返れば言い切れます。
割高感について、これこそ一番大きな間違いだったなと思うところです。
場所を選ばない、時間を選ばない、そして本棚の必要がなくなる、というこのことは、紙の書籍を持つことよりも大きな価値があるとわかりました。
例えば現在進行中の物事について複数冊の書籍を当たりながら進めなければいけない場合、その複数冊の書籍を常時携帯することは難しいです。
またどこでも読める、ということも大きなプラスになります。居間でも、公園でも、移動中の電車でも、寝室でも、おなじ形で読むことができるのは大きなメリットです。
複数冊の本をどんな状況でも読めるということは、とても大きな価値があり、紙の書籍に求めていたのはあくまで物としての確実さ、だけだったなと思っています。
メリットがあると感じるなら、割高感は消え去ります。
すでに多くの人が使っている中で、ようやく自分の気持ちも時代に追いついたのかと思うところです。