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Microsoft社がWindows8.1搭載のタブレット兼用ノートパソコンSurface 3を発表しました。
Surface 3は命名からSurface RTの系列のようにも思えますが、Surface RTの製品ラインではなく、インテルアーキテクチャのPCとしてリリースされることになりました。
インテルのAtomCPUを搭載しているので、パソコンのWindows8.1が同じように動作し、従来のWindowsのソフトも実行できます。
SurfaceRTはARMアーキテクチャのCPUでしたので、従来のWindowsのソフトは動作できませんでした。これは大きな違いになります。
Atomは省電力性を重要視されたインテルのCPUで、Core iシリーズに比べるとパフォーマンスは落ちます。
Core iシリーズを搭載したSuface Proシリーズのローコストモデルと考えていいでしょう。
米国での価格は$499からということですので、SurfaceRTと同価格帯になるようです。
日本国内の発売時期などは決定されていませんが、今までのSurfaceのあり方としてはOfficeが付属する、という形で発売されるのではないかと思われます。
SurfaceRTがタブレットよりの機器構成になりすぎてしまい、実質Officeとブラウザの専用機となり様々な利用シーンにマッチするとは言い難いものでした。
WindowsRTのアプリ導入のためのWindows Storeへのソフトウェア供給もあまり進んでいない現状もあります。
一方PCメーカーからは8インチ前後のタブレット型PCでATOMを搭載したものが幾つも出ていたので、SurfaceRTの意義は薄れてしまったかもしれません。
Atomも省電力モデルではありますが、徐々に性能を向上させているのでWindowsの軽量化とともにかなり使えるものになるのでは、と想像します。
日本での発売決定がされるか、どのような構成で発売されるかなど、注目していきたいと思います。