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もうすぐ4月で、入学式のシーズンが近づいてきました。
写真やビデオで入学式やお花見などの行楽などの家族、友人とのイベントが増える時期です。
スマートフォンがカメラやビデオなどの機能を充実させ、多くの人が専用のデジカメやビデオカメラでなく、スマートフォンでそれらを撮影します。
スマートフォンだと、専用のカメラよりも持ちにくいというデメリットもありますが、スマートフォンを使うメリットがそれを上回るから使われているのでしょう。
デジカメで撮影したビデオや写真は、最終的にどうするか、というのは人それぞれです。
写真であればDPEのお店に持っていく、自宅のプリンタでプリントアウトする、コンビニなどの写真プリント端末でプリントする、デジタルフォトフレームに入れる。
ビデオであれば、テープやDVDへのタビングなどです。
誰かと共有するのであれば、形にして、複数枚を送ったりします。
でも最も頻度が高いのは、スマートフォンがあるならスマートフォンの画面で見ることではないでしょうか。
スマートフォンの液晶ディスプレイも高精細化し、写真やビデオなどを見るのにとてもよく、適度な大きさです。
なにより常に携帯していることで、見たいときにその写真を見ることができます。
もちろん同じディスプレイを家族や友人と並んでみることもできます。
これは写真として今までなかった形でかつ、もっとも利用者にとって利便性があります。
カメラやビデオを最終的にどの形で完成として保存するかは、時代の変化により変わっていきます。
現在はスマートフォンの大容量化で、スマートフォンに最終的に格納する方が増えているのではないでしょうか。
ビデオは特にYoutubeなどの影響で長々と撮影するよりも短いクリップを幾つかに分けて撮る、という形が定着しつつあるように感じます。
かつてはイベントのビデオはなるだけ余すことなく撮影し、後ほど編集する、という時期がありましたが、現在のスマートフォンの撮影では容量の制限もあることがあって、長くて10分程度のビデオを撮ることが多いです。
とったビデオをどうやって友人や家族に配布するか、についてもスマートフォンから直接FacebookやYoutubeにアップロードして共有するという形をとれば、スマートフォンでビデオを撮る大きな理由になります。
配布用途として、ディスクメディアは衰退しつつあります。撮影がフルHDで配布がSD画質のDVDであればスマートフォンの画面で見るよりも劣化は避けられません。
ブルーレイで配布すると、配布先に必ずしもブルーレイ再生環境が整っていない場合もあり、またブルーレイを作成するためにもパソコンにブルーレイプレイヤーとオーサリングソフトというソフトが必要になります。
それであればネットワーク経由で短い動画を共有することが最も手軽で、みんなに見てもらうことができます。
デジカメよりスマートフォンが優位なのは、アップロードまでを自分でできることでもあり、またクラウドを介した写真共有なども可能となってきていて、単体のデジカメであれば不便とさえ思えるようになりました。
もちろん一眼レフや高機能なビデオカメラで撮影し、編集に力を入れる方もいらっしゃいます。
そうではないごく一般的なユーザーにとってはスマートフォンでとってスマートフォンでみるという形で、一台で完結するのはとてもメリットがあります。
メーカーもそのようなメリットを前面に押し出すことによって、カメラやビデオの専用機からユーザーを奪おうとし、また多くのユーザーがスマホで完結することを望んでいるように見えます。