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F-Secureのライセンス購入時に付属するF-SecureレスキューCDの使い方についての記事です。
F-Secureインターネットセキュリティーは、国内ではあまり評判を聞きませんが、国際的な評価は高く、検出率やシステムに対する負担も小さいアンチウィルスソフトウェアです。
パソコン3台3年間の更新で9,072円と複数台のPCをお使いの方には非常に安価に提供されていますが、他のアンチウィルスソフトに比べて検出率などが劣るということはありません。
これの購入時に1,026円でバックアップCDという、CD単独でウィルススキャンと駆除のできるCD-ROMが送付されてきます。
これは購入後まもなく、エアメールで送付されてきました。これをCD-ROMから立ち上げると、上記の画面が表示されます。
以前AVGレスキューCDについて記事にしました。
https://www.sys-cube.co.jp/blog/2558.html
このF-SecureのレスキューCDをテストするにあたって、感じるところは、スキャン開始まで、システム一式をダウンロードするのに長く時間がかかることでしょうか。
AVGレスキューCDであれば、ウィルス定義のみがダウンロードされますので、スキャン開始までの時間はかなり短いです。
ネットワーク接続がなければ、CD内のシステムとウィルス定義でスキャンを開始しますが、定義ファイルが古いことでネットワークから取得されていないことがわかります。
ここでDatabase Versionが直近の日付になっていない場合は、データベースをアップデートできていません。
定義ファイルが古い状態でウィルス検出しても、新しいウィルスには対処できないので、注意が必要です。
無線LANはアダプタを認識する可能性が低いので、有線LAN接続はあらかじめ確保しておくべきでしょう。
今回、ウィルス感染したパソコンからの回復ではありませんので、検出時の動作として、eicarという一般的な実害のないテストウィルスをダウンロードして設置しました。
ファイルはzipで圧縮されています。
全てのダウンロードが終了すると、スキャンが始まります。このスキャンはかなり時間がかかります。
すぐにテストウィルスは検出されましたので、ZIPファイルの中身のスキャンも行われているようです。
スキャン後、感染したファイル数を教えてくれ、それらをリネームしたとの表示がありました。
削除するかどうか、ということはユーザーは選べないようです。
再度windowsから起動すると、eicar.zip.virusという風にファイル名が変更されていました。