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2019年4月30日で間も無く平成という時代が終わろうとしています。
平成の31年間でパソコン、コンピュータはどのような動きがあったのかを振り返ってみます。
筆者がパソコンというものを初めて触ったのが11歳の時、昭和59年のころで、当時は8bitのホビー向けのパソコンでした。
一斉を風靡したゲーム機ファミリーコンピュータ、略してファミコンが昭和58年の発売です。
当時パソコンにしろゲーム機にしろ8bitのプロセッサーが搭載されたものが個人向けとして主流で、高額なモデルでも16bitプロセッサーが搭載されたものでした。
現在のパソコンやスマートフォン、ゲーム機は主に32bitや64bitのプロセッサーが搭載されています。
32bitのプロセッサーが搭載されたコンピュータは、それまで主に企業や研究機関だけが保有することができる高価なもので、それが個人でも手に入るようになったというのが昭和から切り替わり、平成に入ってからの大きな変化です。
32bitのプロセッサーが広く使われるようになってから、主にOSの幅が広がり実用性が高くなりました。
現在WEB、企業・金融・政府機関、スマートフォンなどあらゆるところで使われている32bitプロセッサ向けのOSであるLinuxの誕生が平成3年の話になります。
32bit向けのOSとして初めて発売されたWindows95が平成7年、同時期に現在のWindows10の直系の先祖であるWindowsNTが発売されています。
これら32bitプロセッサ搭載PCと32bitプロセッサ向けのOSの登場と発展が平成の間に起こった大きな出来事となるでしょう。
昭和の時代にもごく基礎的なものですがパソコンがあり、それが平成の時代にスマートフォンという形にまで発展し小型化しました。
次の令和の時代、まず手元にあるスマートフォンが基礎として、どのような変化が訪れるのかということがとても楽しみです。
また昭和の時代にここまでのスマートフォン利用が予測できなかったように、平成の時代には予測できなかったものが令和の時代に生まれ幅広く使われるのではないでしょうか。
時代の節目に将来のことを考えるのは楽しいものです。