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Microsoft社はソースコードホスティング大手のGitHubを買収すると6月4日に発表しました。買収は2018年にも完了するということです。
GitHubは開発者向けのサービスで、ソフトウェアを構成するソースコードをホスティングし、Gitリポジトリをオンラインで管理することができます。
多くのオープンソース開発コミュニティもこのGitHubを利用しており、オープンなものは複数の開発者によってソースコードに変更を加えたり、バグを修正するなどの開発を円滑に進めていくことができました。
またオープンではなく組織内でのソースコード共有、リポジトリの管理もでき、社内開発などでもGitHubは積極的に利用されています。
Microsoftは現在開発者向けプラットフォームとしてのWindowsを押し出しており、その一環としてGitHubをその傘下に加えるという方針に出たのではと考えられます。
現状どうなるのかわからない部分として多くのオープンソースプロジェクトをGitHubを利用していますが、これらがMicrosoftの買収をどのように捉えるのか不明です。
Microsoftはプロプライエタリソフトウェア企業として、オープンソースソフトウェアと逆の立場を取っていることから、コミュニティによってはGitHubから他のホスティングサイトへの以降も検討されているようです。
今後VisualStudioなどとGitHubの連携がよりスムーズに行われることなど、MicrosoftとGitHubの良いシナジーも期待されます。
これにより多くの開発者の現場でGitHubによる効率化が促進されることになるでしょう。