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社内業務をクラウドを利用するなどして外出先でも利用できるようにしたり、モバイル対応などさまざまな効率化がすすんでいます。
このような有益なクラウドサービスがある、ということはトップダウンで話が進むとスムーズです。
従業員の間では検討の対象になるものの、意思決定権者がそれを魅力的に思わなければ社内での導入が見送られるケースが多いと思われます。
人手不足の慢性的な問題を解決するために社内業務を改善したい、という気持ちがあったとしてもどうすればいいのか具体的なイメージがわかないということがあるのは事実です。
そして現場担当者で情報感度が高いメンバーがいれば、様々なサービスがあることを知っています。
これらのような情報はその担当者を介してでも良いですが、意思決定権者自身がが情報感度を高くして、それが自社の業務に応用可能かを現場で考えてもらうという形がスピード感があるように感じます。
現場からのボトムアップするとなるとどこかで止まってしまい、一部現場のみで利用されるシャドーITになりかねません。
シャドーITとはファイルの共有サービスやクラウドの勝手利用で、情報漏洩のリスクを常に伴うものです。
そのようなリスクを避けるためにも、ある程度トップダウン方式で、意思決定権者がクラウドサービスの利用をつねに考え、新しい情報をみていくことも必要と考えます。
それが実際に活用できるか、コストパフォーマンスが高いかは現場で検討するとして、意思決定権者の情報感度の向上が重要と考えます。
システムやITの企業はそういったサービスについて知識があったり実際に導入している場合もあります。そういった企業から情報を取り寄せるのも賢いやりかたです。