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従来のUSBとは大きく形状の異なるUSB規格、USB3.1 Type-Cがパソコンやスマートフォンで普及を始めました。
従来のUSBとの大きな違いは、給電に重点を置かれているところです。
特にノートパソコンでは独自の規格によるACアダプタが利用されているのが現状です。ACアダプタは他社規格と合わないなどが多かった中で、USBポートを利用してACアダプタを接続する考え方はシンプルなものだと考えます。
USB3.1では20ボルト5アンペアで100Wの供給が可能となりました。これはUSBパワーデリバリという名称で規格制定されています。
スマートフォンやタブレットなどでも形状の統一されたUSB3.1 Type-Cコネクタが今後の主流となってくるのではと考えます。
特にタブレットなどは充電容量が大きい分USBパワーデリバリを利用すれば急速な充電も可能となるはずです。
気をつけたいところとしては、現状USB3.1 Type-Cの形状をしていても現状で規格に沿っていないケーブルや変換ケーブルがあるということです。
特にUSBパワーデリバリについて規格に準拠していないと流通する電力が大きいため、ACアダプタの破損などが考えられます。
多くの場合スマートフォンなどでは当面は従来の充電規格を利用するのではと考えられますが、USBパワーデリバリに対応するアダプタや変換ケーブルなど一通りの確認は必要となりそうです。
コネクタ形状以上の変更があるということは気に留めておく必要はありそうです。