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スマートフォンは最新のパーソナルコンピュータとして広く普及しました。
ここからやはりパソコンのほうが便利だということで、スマートフォンが停滞、あるいは後退することはないでしょう。
今後Webなどはどんどんモバイルにシフトしていくことを中心として考えていく必要があります。
プロ用の機器としてのデスクトップパソコン、ノートパソコンは今後も消えることはありませんが、個人用途、まさにパーソナルという部分でスマートフォンがこれを代替する流れがやってきています。
そもそもパソコンがビジネスに取り入れられ普及したのが1990年代後半、それ以前で事業規模の小さい企業ではコンピュータが導入されていないところもありました。
20年の間にこれなしでは業務が不可能というぐらいに普及したものではありますが、それもまた時代の流れになります。
スマートフォン、タブレットなどはデータを巻き込んでハードディスクが故障するなどのパソコンにありがちなトラブルが少なく、業務用途であってもメンテナンス性の高さやコストの低さで、さらに広い分野で取り入れられて行くでしょう。
導入コストや運用コストの高いメインフレームと呼ばれるコンピュータがかつて業務用途のパソコンでした。
メインフレームの導入のためには専用の24時間エアコン付きの部屋の設備と、数千万円の費用、それを毎年運用するのに数百万円からの費用が必要です。
その代わりのもの、低コスト化を必要とされパソコンが普及した経緯から見ても、スマートフォン、タブレットの業務用途への導入は必然的のように感じます。
一般向けであれ業務向けであれ、物珍しさだけでなく、実用的にこれらの機器を利用して行く手段を考えておくことは無駄なことにはなりません。
一時は物珍しさでスマートフォンやタブレットが利用されるという時期がありましたが、すでにその段階を超えています。
企業にコンピュータが導入される、企業にパソコンが導入される、これらはどちらも戻れない変化です。
スマートフォンもまた戻れない変化の一つになるでしょう。
20年後あたりにまた戻れない変化が訪れるのではないかと筆者は想像しています。