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ついに、Appleから従来より小型のiPad miniが発表されました。
iPad miniの主要な仕様として、7.9inchディスプレイ、解像度は1024×768ピクセル、前面と背面のカメラ、デュアルコアA5チップ搭載、バッテリーが約10時間となっています。
価格は16GB Wi-fiモデルで28、800円から。
仕様的にはほぼiPad2と同等ですね。それを9.7inchから7.9inchに縮めて、見劣りすることないスペックに仕上げた感があります。
高解像度Retinaディスプレイ搭載のiPadはそのグラフィック処理と液晶に電力をかなり使ってしまうので、このサイズで10時間作動させるためには、Retinaディスプレイの搭載は見送ることが必要でした。
AndroidタブレットであるNexus7に比べて、縦横の比率がかなり違います。表示面積としてはiPad miniのほうが、40%ほど大きく、外寸としては横幅がちょっと太めな感じでしょうか。
価格的にはNexus7のほうが約一万円ほど安価ですね。逆にiPad miniをそこまで安価にしてしまうと、9.7inchモデルのiPadの魅力をスポイルしてしまう、という判断があるのではないかと考えます。
AppleとしてはRetinaモデルのiPadこそ、ポストPCを担う主力で、miniはそのサブセットであるという位置づけを明確にしてきたのでしょう。
RetinaモデルのiPadも今回プロセッサを大幅にパワーアップして世代交代が行なわれました。
iPhone,iPod Touch,iPad,iPad miniと各種取り揃えられたiOSデバイス、どこにニーズが集中して、どのような展開が繰り広げられるのか、これからの動きが楽しみです。