懐かしのプログラミング言語(その2)

寒さに弱いTKです。

さて、今回の題材はCOBOLです。

ある年齢以上のシステム関連で働いている人なら

一度は見たことがあるのではないでしょうか。

汎用機をサポートしていた私には

かなりなじみの深い言語でした。

現在のCOBOLはSQLでのアクセスが多いので

昔のような手続き部は書くことがなくなったと思います。

順編成ファイル、索引順編成ファイル、VSAMファイル等の

アクセスにはそれぞれASSIGNが必要でその記述を

覚えるのにも時間が掛かってました。

ただ、命令は簡単で

MOVE

COMPUTE

GOTO

PERFORM

この4つの命令でほとんど処理ができました。

現在のプログラムなら

いろいろな命令がわからないと作れませんが

その点はすごく使いやすかったです。

あと、昔のCOBOLはセクション化があまり使われておらず

GOTO文が入り乱れてました。

コーディング量は少なくて済むのですが

バグが出たときのデバッグが大変でした。

※慣れていない人が作るとすぐ無限ループに陥ってました。

バッチプログラムは処理だけで問題ないのですが

画面プログラムは画面を呼び出して処理を行うため

制御処理が大変でした。

※画面プログラムは現在のプログラム言語で作った方が効率があがると思います。

こんなCOBOLも汎用機、オフコンの衰退で

見る機会が減ってきまして寂しい感じがしましたが

レセコンのORCAというソフトでなぜかCOBOLと再会しました。

久しぶりに見て、すぐに思い出せる

それがCOBOLのいいところなのでしょう。

次回は「みんなの味方VBA」でお会いしましょう。

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