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大阪支社のとよです。
夏の暑さもどこへやら、すっかり秋めいてきましたね。
さて、今回はとくに前振りもなく「パスワード管理」のソフト紹介です。
ネット通販やウェブ上のサービスがどんどん増えていく昨今、
困るのが各サイトのユーザーIDとパスワードの管理。
セキュリティのためには、サイト毎に異なるIDとパスワードを登録するのが望ましい――
でも、それをいちいち管理するのは、地味に大変で面倒です。
と、いうことでご紹介するのがパスワード管理ソフト『KeePass Password Safe』です。
海外製のパスワード管理フリーソフトです。
このソフトが優れているのは、安全管理もさることながら、
登録しているパスワードを、ささっとクリップボードにコピーできたり、
ログイン画面上で自動入力したりと、かなり使い勝手がいいところ。
と、言葉で説明してもいまいち伝わらないので、
早速、導入してみましょう!
ということで、てきぱきダウンロードしてみたいと思います。
ダウンロードページからセットアップ実行ファイル「KeePass 2.XX Setup.exe」をクリックします。
次に、日本語化ファイルを同じページからダウンロードします。
「Translation 2.x」配下の「KeePass-2.XX-Japanese.zip」をクリックします。
(バージョンは実行ファイルを同じものを選択)
以下の2つのファイルがダウンロードされますので、
さくさくっと実行ファイルをクリックします。
実行するとインストーラが立ち上がります。
基本的にデフォルト設定のままでOKなので、
「Next」ボタンを連打!連打!
で、うまくインストールされると、下記のような画面が出てきます。
デフォルトでは「起動する」にチェックがついているのですが、
起動の前に日本語化を行いたいので、ここはチェックを外して「Finish」ボタンをクリック。
先ほどダウンロードした日本語化ファイルを開き、中にある
「Japanese.lngx」をKeePassをインストールしたフォルダにコピーします。
(デフォルトでは『C:\Program Files\KeePass Password Safe 2』)
実行ファイルをクリックすると、画面が立ち上がります。
が、日本語化ファイルをコピーしただけでは、日本語は反映されず、英語表示のままです。
下記の「Change Language…」をクリックして言語選択画面を表示させます。
「Japanese」を選択して画面を閉じると、自動的に再起動します。
(このへんで、マウスで文字を書くのを断念。。。)
再起動後、KeePassに日本語が反映されます。
再起動後、さっそく設定を行っていきます。
まず、下記の赤枠の「新規」をクリックします。
複合マスターキー作成画面が表示されます。
これは何かというと、パスワード管理データベースにアクセスするための
パスワードを登録しましょう、という画面です。
とりあえず、適当にパスワードを登録しておきましょう。
ちなみに、キーファイルを指定することも可能です。
これは特定のファイルをパスワード代わりに設定するというもの。
(キーファイルを更新すると、パスワード管理データベースにアクセスできなく
なってしまうので、注意が必要です。。。)
次に、パスワード管理データベースの各種設定画面が表示されます。
特にこだわりがなければ、何も弄らずに「OK」ボタンをクリックします。
これで基本の設定は終了です。
次に、パスワード管理を行ってみましょう。
基本の設定が終わると、下記のような画面が表示されます。
赤枠の鍵アイコンをクリックし、エントリー追加画面を表示させます。
こんな画面が出てきますので、ようやくパスワードを登録します。(ここまでがえらい長かった。。)
必要な項目を入力して「OK」をクリックすると、登録されます。
無事に登録が終わると、下記のように登録したエントリが表示されます。
ここで、「ユーザー名」をダブルクリックすると、
クリップボードに「ユーザー名」がコピーされます。
同様に「パスワード」をダブルクリックすると、
クリップボードに「パスワード」がコピーされます。
なお、クリップボードにコピーされた内容は、12秒後に爆発消去されます。
このほか、ブラウザでログインページを表示させている状況で、
右クリックから「自動入力の実行」を選択すると、ユーザー名とパスワードが
自動入力されます。
また、ログインページのユーザー名欄にフォーカスを当てた状況で
「Alt」+「左Ctrl」+「A」を同時押しすると、
ページ内容から、自動でユーザー名とパスワードを判別して自動入力してくれます。
今回はブラウザでの使用を解説しましたが、
iTunesなどの各種ツールでも自動入力が可能です。
海外でも大人気!というこのパスワード管理ソフト。
僕も早速、導入してみようと思うのですが、
まずは、ユーザーIDとパスワードを書いたテキストファイルが
どこにあるか、PC内を探してみる必要があるようです。。