和歌山のプログラミング・システム開発ならシステムキューブ
筋肉痛が2日後にくるTKです。
この業界に入って結構な年月が経ち
汎用機の保守やプログラムを行ってきましたが
ある程度の年齢になって業務SEとして
生きていく必要が出てきました。
システム開発をしていく上で
どうしてもお客様と打合せを行い
要件を確認していかなければならないようになり
お客様がどのような業務を行っているのかを
理解しないと打合せができませんでした。
私は初めて業務SEとして担当したシステムは
建設業のお客様でした。
当時の私には全く知識がなかったので
話がチンプンカンプンで、わからないことだらけでした。
建設業は会計管理が独特で、そもそも会計のことがわからないと
全く話ができず、先輩の話をただ右から左に流して
議事録を作っては怒られていた記憶があります。
その時に会計の勉強を少ししましたが
全然覚えられませんでした。
そこでお客様の担当者の方にどうして業務を
覚えたのかを聞いてみると、仕事として必要なので
自然と知識が身に付けるとおっしゃってました。
また難しく考えるより、お金を動きで
覚えていけばいいのではないかとも言われました。
具体的には
会計は借方と貸方で仕訳が成立するので
お金をもらったら、借方
お金を支払ったら、貸方
にお金をおけば、あとはその応用で何とかわかる
ということでした。
私は本を見て覚えようとして頑張っていましたが
業務をしている方に聞いたほうが早いことがわかりました。
それからはお客様とも何とか打合せができるようになり
システム構築を行えました。
このシステム構築で私の業務SEとして
生きていく道が始まったと思います。
今まで、製造業・販売業をはじめいろいろな
システムに携わってきましたが、この経験が
なければ今の私はなかったのではないかと思います。
次回は「製造業のお客様との接し方」について
書いてみたいと思います。