古風なSEを目指して(第2回)

暑さに負けているTKです。

古風なSEを目指している私が経験したことを書いていきます。

今回は「業務SEへの道」ということで

私が経験した内容を書いていきます。

会社に入るまでは、システム開発の手順を知らなかったので

プログラムを開発する=システムエンジニアと思ってました。

実際、会社に入ってみてわかったのですが

システムエンジニアはプログラムを作らないことが分かり驚いた記憶があります。

では何をするのかというと、機械のソフトメンテナンスや

お客様との要件すり合わせ、プロジェクト管理等

私にはさっぱりわからないことだらけでした。

初めてシステム開発の要件すり合わせの打合せに連れて行ってもらったときは

ちんぷんかんぷんでした。

話している先輩の姿を見て、なぜこんなにスラスラ話せるのだろうと思ってみていました。

それから数年が経ち、私にも要件定義から入るプロジェクトに出会いました。

サブ担当としてなので、主担当の方が概ね話してもらってました。

帰り際、次の打合せはメインで話すように言われ、心臓が飛び出そうになりました。

何も知らない会計のシステムで、経理担当の方やお偉い方の前で

うまく話せるかがとても心配でした。

会社の帰りに会計の本を買って、少しでも知識を身につけようと思いましたが

さっぱりわかりませんでした。

そんなこんなで、いざ打合せの日になり

作っていった資料で話を進めてましたが、

お客様からの質問に答えられず、主担当の方にほとんど答えて頂きました。

帰り際、業務SEはお客様の信頼をいかに得るかが重要で、

信頼を得るためには、知識とお客様の業務内容をいかに早く把握するかを

努力しないといけないと言われました。

私が1人で要件定義を行うまで、それから4~5年かかりました。

確かに要件定義を行い、いろいろ質問されても答えられるようになると

お客様からの信頼を得ることができるようになってきました。

今でも知識の習得とお客様の業務内容を早く把握することは心掛けています。

次回は、「大規模プロジェクト参画への心構え」でお会いしましょう。

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