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WindowsXPから移行について

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WindowsXPから移行について

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WindowsXPから移行について

WindowsXPのサポートも完全に終了し、現在のところ目立った形での大規模なセキュリティ攻撃は無いように見えます。 ただゼロデイ攻撃はその名の通り前置きなく行われるもので、強力なゼロデイ攻撃が行われるのがいつになるのか、それは今日であるか、明日であるかはわかりません。 何度かブログでも書きましたが、現在使用中の場合、速やかに新しいOSへの移行を検討してください。 移行先のWindows WindowsXPからの移行先に選ぶWindowsは何がいいでしょうか。手堅いところではWindows7を選ばれる事が多いでしょう。 Windows8は出始めの評判の悪さを引きずって、WindowsVistaのように避けられる傾向がありますが、Windows8.1になってそこまで使いづらいものではないと筆者は感じています。 それぞれのメリットデメリットで大きく感じるものを書き出してみます。 Windows7のメリット ・今現在もっとも出荷数が多く枯れているので不具合が少ない ・WindowsXPからの見た目の変更点が少ないため、学習コストが少ない Windows7のデメリット ・利用を始めるまでアップデートに数時間を必要とする ・おそらく今後サービスパックによる更新は提供されない Windows8.1のメリット ・比較的古いパソコンでもWindows7より軽快に動作する ・アップデートがまだまだ少ないので使い始めるまでの時間がわずか。WindowsDefenderであればアンチウィルスソフトも統合されている Windows8.1のデメリット ・スタートボタン周りの利用方法が大きく変わる。エクスプローラーの見た目も変わるため、学習コストがかかる ・企業向けモデルで導入済みモデルはまだまだ少ない Windows7は2020年、Windows8.1は2023年までのサポートがあります。 移行方法 USBポータブルハードディスクを利用して、Windows転送ツールを使用する事がもっとも簡単で高速な方法でしょう。 Windows転送ツールを使ってみました https://www.sys-cube.co.jp/2506 上記記事でも紹介しています。 Windows転送ツールはMicrosoftの公式ツールで、OutlookExpressのメールデータをLiveメールに移行したり、ユーザーファイル、一部アプリケーションの設定なども移行する事ができます。 公式ツールだけあって確実です。USBポータブルハードディスクをお勧めするのは容量が大きく高速で別途電源が必要ありません。 ネットワーク経由なども転送可能ですが、かなり時間がかかります。 マイドキュメントやビデオ、音楽などは自動的にすべて転送されますので、容量が大きければそれだけ時間がかかります。メールなども過去のメールが添付ファイル込みで多く溜まっていると想像以上に容量が大きくなってます。 古いパソコンの能力にもよりますが、経験上1GBで20分程度はかかります。 必要なソフトなどは移行先に予めインストールしておけば、同じ設定でそのまま使えるものもあります。 メールとファイルだけの単純な移行 メール、デスクトップ上のファイル、マイドキュメント、お気に入りだけを移行したい場合は移行ツールよりも簡単に移行する方法があります。 1.C:¥Doucumets and Settings内のユーザーフォルダを開き、デスクトップ、お気に入り、マイドキュメント、を外付けハードディスクにコピーします。 2.OutlookExpressを起動し、アカウントをiaf形式でエクスポート。アドレス帳をWAB形式でエクスポート。 3.メールメッセージはオプションからメンテナンスタブ、保存フォルダボタンを押し、そのフォルダ名をコピーして、エクスプローラーのアドレスバーに貼付けます。受信トレイなど複数のファイルをすべて、外付けハードディスクの空のフォルダにコピーします。 4.Document and Settings内からコピーしたものは、新しいパソコンのc:¥user¥ユーザー名の中のそれぞれのフォルダにコピーします。 5.Liveメールを起動し、アカウント、アドレス帳、メールメッセージをインポートします。 http://azby.fmworld.net/support/ikou/mail/outlookexpress/windowslivemail/ 上記URLがメール移行の参考になります。 共有の移行 他のパソコンに対して共有フォルダを設定してある場合、作業は難しくなります。 スタートボタンからマイコンピュータを右クリックし、プロパティからシステムのプロパティ画面を表示し、コンピュータ名たぶからフルコンピュータ名をコピーします。 エクスプローラーのアドレスバーに¥¥フルコンピュータ名と入力すると、他のパソコンから見えている共有が表示されます。 新しいパソコンでも、同じコンピュータ名と共有名があれば、他のパソコンから同じショートカットやネットワークドライブで共有をみる事ができます。 この共有フォルダがどこに設定されているかは、コンピュータの管理から共有フォルダで調べる事ができます。 http://dynabook.com/assistpc/faq/pcdata/003001.htm 上記URLが参考になります。 現在PC間で共有を開く際にパスワードを入力しない方法であっても、Windows7は標準でパスワードを求める仕様になっています。 セキュリティとしてみれば弱くなり、運用方法を変更すべき点ではありますが、共有の際にパスワードの認証なしにすると現在の運用を変えずに共有を使う事ができます。 コントロールパネルからネットワークと共有センターを選び、共有の詳細設定から、パスワード保護の共有を有効にするを無効にするに変更することでパスワード無しでの共有が可能になります。 移行の注意点 移行元がOfficeのOutlookを利用している場合は、そのままOffice付属のOutlookへ移行するのがもっとも簡単です。Outlook形式のエクスポートデータはLiveメールなどでは利用できません。 CSVを利用してLiveメールにアドレス帳をインポートする場合は、文字コードをUTF8にする必要があります。ほとんどのWindowsのメールアプリはシフトJIS形式でエクスポートしますので、メモ帳を利用して文字コードをUTF8に変更して保存します。 またOfficeファイルがLiveメールで添付されているものを直接開けず「メモリまたはディスクの空き容量が不足しています」というメッセージが出る場合があります。 これはOfficeの保護ビューという機能が有効になっていて、インターネットからダウンロードしたファイルがWindowsに影響を与えない形で開く機能が、メッセージの内容は明らかにおかしい為、バグなのかも知れません。 Officeアプリそれぞれのオプション、セキュリティセンターから保護ビューのチェックを外します。 これでマクロウィルスなどには無防備になってしまう事はご理解のうえで参考にしていただければと思います。

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現行パソコンの買い得感について

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現行パソコンの買い得感について

現行のエントリー(標準)クラスのパソコンは特殊な用途、例えば高精細な3Dグラフィックスを多用したゲームや、学術的に高度な計算等でなければ、十分すぎる能力をもっています。 現在のパソコン周辺の事情を考えると、現行のCoreシリーズのプロセッサ(CPU)を搭載したパソコンはかなり長期間にわたって使い続けられそうです。 具体的に言えば、延長保証をかけたとして、その保証の範囲内では我慢せずに使い続ける事ができるだろうと考えます。 選び方 IntelのプロセッサのラインナップはCore i7,Core i5,Core i3,Pentium,Celeron,Atomというラインナップになっています。 Core iシリーズは主力商品で、Pentium,Celeronはそれの廉価版になり、歩留まり向上などの為に機能制限などを行ったものです。Atomはタブレット向けなどの省電力用の別製品と考えてもいいでしょう。主力商品と廉価版の違いは、現役でいられる期間の差と考えるとわかりやすいです。 Core i3とCore i7で倍以上性能が違うという事もありませんし、あるいはアプリケーションによってはほとんど変わらない事も多いので、予算的に問題がなければCore i5を選択すれば、長く使えると考えています。 ハードディスクは500GBもあれば、動画編集などに利用しない限りは、特に不足を感じる事はないでしょう。 USBは3.0のポートがついたものを選択してください。USB2.0までしか対応していないパソコンは、店頭に並んでいても最新世代のものではないかもしれません。 グラフィックスについては、HDMIやDisplayPort端子がついているものを選ぶと後々の拡張の為に役に立ちます。 ブルーレイディスクが必要かどうかは、用途に合わせて選択してください。映像用のブルーレイディスクは複製が行えないものですし、データ記録用としても25GBでは書き込みにかかる時間にか対して、不足を感じるところもあるかもしれません。 処理能力 現在プロセッサの処理能力は、新しい世代のプロセッサが出て一割程度の向上になることがほとんどです。 新型のプロセッサが登場しても、1~2世代の間隔では、現在使っているアプリについて、体感できるほどの差は生まれることはありません。 現在処理能力でもっとも伸びしろのある部分はグラフィックス性能ですが、かつてほとんど使い物にならないと言われていた内蔵グラフィックスもそれなりの能力を持つようになってきました。 話題に上る事もある4Kディスプレイも、必ずしも動画再生ができるという訳ではありませんが、内蔵グラフィックスでも対応可能な能力を持っています。 拡張性 USB3.0はパソコンの拡張性を大きく広げたといえます。 USB3.0はUSB2.0に比べれば大幅に転送速度が向上し、外部ハードディスクやフラッシュメモリの読み書きに十分な性能をもっています。 USB2.0時代はIEEE1394やeSATAとは大きな差を付けられていましたので、ハードディスクはeSATAのものを選ぶ方がよい、などと複雑な選択肢もありましたが、USB3.0であれば、外部の記録装置はこれで接続すればいいという簡潔な答えが用意されています。 ブルーレイディスクやDVDなどは、USB2.0時代でも速度的には十分なものがありましたので、USB3.0にすれば書き込み速度が倍になるという事はありません。 USB3.0にすれば長時間かかっていた外部ハードディスクへの日時バックアップも短時間で終える事ができるので、業務で使う場合でもメリットがあります。 ディスプレイを将来的にマルチで使いたい、などの要望がある場合は標準的なD-SUB端子と合わせて、HDMIやDisplayPortがあるものを選べば、それぞれにディスプレイを接続する事ができます。 保守性 故障しやすさは、部品点数の多さとほぼ比例します。 現在エントリークラスのパソコンは、グラフィックスやネットワーク、音源など拡張カードはほとんどついていない状態で、パソコンの主な基板に統合されていますので、以前からは考えられない位に内部は単純化しています。 また昨今は省電力である事も重要視され、発熱も抑えられたプロセッサ、ハードディスクなどが利用されていますので、熱がこもる事による故障も少なくなっています。 ソフトウェア Windows8.1はタブレットなどの処理性能の比較的低い機器に合わせる為に今回のUpdateで大幅に軽量化しました。ですので、WindowsがCPU等の処理能力を大きく必要とはしません。 特にWindows8.1の32bitバージョンは必要最低限のメモリが1GBとかなり少なく、インストールに必要なハードディスク容量も少なくなりました。 実際に数世代前のパソコンからのXP乗り換えも目的としたUpdateのリリースでしたので、最新世代のパソコンでは不足になる事はありません。 OSの軽量化については、Windows7にくらべてWindows8.1以降がとても有利な部分になっています。 おそらくWindows9となるような、次期Windowsのメジャーリリースがあったとしても、現行のパソコンが不足となる事はないと予想されます。 Windowsのリリース間隔も短くなり、パソコンの処理能力の向上はそれにそもそも追いつきませんので、ソフトウェアのアップデートに置いてけぼりになる可能性はどんどん低くなります。 Windows8.1Updateがここ6~7年のPCをサポートしていることを考えると、Windowsベースで考えれば三世代程度のアップデートの間では現役でいられると考える事ができます。

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InternetExplorer脆弱性について

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InternetExplorer脆弱性について

先般よりニュースなどでInternetExplorerの脆弱性が話題となっており、InternetExplorerの利用を中止するようにといった勧告が出るにあたって、利用者の中で一部混乱が起こっているようです。 これについて、本日Microsoftより正式に対応する更新プログラムがリリースされています。 サポート終了がアナウンスされたWindowsXPでもスクリーンショットのようなかたちで、WindowsUpdateで配布されています。 また正式なリリース情報については https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/security/ms14-021 上記URLを参照ください。 今回の脆弱性については、これが正式な対応になるものと考えられます。 なぜサポート終了したXPでも配布されるのか 今回の件は技術サポートであり、本来であればWindowsXPには配布されないものです。 この脆弱性の発見によりUS-CERT(米国国土安全保障省配下の情報セキュリティ対策組織)がIEの使用を見合わせ、他のブラウザを使用するようにと勧告を出し、それまでにない異例の緊急事態のように報道で取り上げられた事が、今回のリリースにつながったのではないかと考えています。 US-CERTは様々な分野で緊急の脆弱性が報告された場合、ほとんどの場合使用の見合わせを勧告していますので、今回のInternetExplorerについて異例の発表をした訳ではありません。 ただこのWindowsXPサポート終了の話題と合わせて大きく取り上げられてしまい、最終的にInternetExplorer自体が忌避される事を恐れた可能性があります。 InternetExplorer開発チームはMicrosoft社内でも大きい部門になり、InternetExplorerはWindows販売戦略の中でも重要なポジションにあります。 InternetExplorer自体が脆弱性を放置された危険なブラウザ、というネガティブイメージを与えるのは、この時点では得策ではないという事でしょう. そういった事情もあり、今回のセキュリティ更新プログラムは異例の処置として考えるべきで、今後同様の措置がとられる事は期待しない方が良さそうです。

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WindowsXPを使い続ける不便

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WindowsXPを使い続ける不便

WindowsXPのサポートが13年のサポート期間をすべて終了しました。 今後公式にアップデートが配布される事はありません。 それでもセキュリティに気をつければ、使い続ける事ができるだろう、という方針で使い続けられる方もいらっしゃると思います。 セキュリティについては多く語られている事ですし、これまでも再三ブログに危険性を書いてきましたので、セキュリティ以外にどういった事柄があるか、という事を考えてみようと思います。 ソフトとハードの対応 OSが公式にサポート終了し、新規出荷も無いものに対して、最新のソフトウェアとハードウェアは対応しないと考えられます。 USB機器で、ハードディスクや、USBメモリ、キーボード、マウスなど、現在標準で対応している機器としてこれからも使用できるでしょう。 プリンタなどは個別のドライバーが必要となりますが、今後新機種が発売され、ドライバーが更新される際にWindowsXP対応していないことも十分あり得る事です。 プリンタだけではなく、デバイス固有のドライバーが必要な機器は今後WindowsXP対応を明記せず、対応していても自己責任で、という形になるでしょう。 またMicrosoftもWindowsXP向けの新たなドライバーを作成して、WindowsUpdateに追加する事もあり得ない事のように思えます。 ソフトウェア面でも、フリーソフトウェアをはじめとして、普段使用しているアプリケーションがバージョンアップの際にWindowsXPを外してしまう事も同じく考えられます。 過去のバージョンが常に取得できるものであれば使い続けられるかもしれませんが、過去のバージョンを提供する事は、サポートコストが必要になりますので、商用のソフトウェアであれば、コストをかけてまで対応を続ける事は約束されていない事でしょう。 これらソフトウェアのバージョンアップ、ハードウェアの更新について、WindowsXPを使い続けるという事はユーザーにもそれなりのコストが必要という事になります。 なんらかハードディスクの障害などが発生した時に、WindowsXPを再インストールして、その後にすべての環境をそのまま復旧できるかどうか、は今後保証されなくなると言ってもよいかもしれません。 WindowsXPはいつまでアクティベーションできるか WindowsXPはMicrosoft社のサーバーでアクティベーション(ライセンス認証)することが必要となる最初のWindowsOSです。 Windows2000などでは固定のプロダクトキーさえ照合できれば、オフラインでも使い始める事ができました。 このアクティベーションサーバーがいつまでMicrosoft社がサポートするかは明記されていないはずです。 またアクティベーションで技術的な問題が発生した場合は、これは明確にサポート終了していますので、それ以上先に進めないことも考えられうる事です。 アクティベーションはパソコンの内部構成が変更されたり、パソコン自体を交換した際に必ず発生する事ですので、その度にうまくいかないリスクを受け入れなければなりません。 ディスクイメージでのバックアップを取っている場合も、復元後にアクティベーションを求められる事はあり得る事ですので、TrueImageなどでバックアップを取っているからといって安心できるものでもありません。 アクティベーションサーバーは当面の間稼働する事は確実ですが、何年先まで可能か、という事については全く不透明です。 行き詰まってからのアップデートは困難 上記以外にも、パソコンを使われている方で、様々な障害や不調について、解決するために苦労をされたことはほぼ必ずあるはずです。 どうしてもWindowsXPを使い続ける事と、様々な障害や不具合を解決していく、という二つのリスクを背負い続けるのは、コストに見合わないと考えています。 いざWindowsXPでの現行のPCがうまく動作しなくなった時点からアップデートを考えてうまくいかない場合は、技術サポートを受けられない事も考えると、解決の難しさは何段もあがります。 最悪移行できないいくつかのデータがあったとしても、他の方式に変換できない、他に方法が無い、という事さえ想定しておくべきでしょう。 また同様のケースを経験して、解決法を持ったユーザーも右肩下がりで減っていくので、知人やインターネットに助けを求めても得られないことも想像できます。 最新の機能を使う事 最新のWindowsはXPに比べて要求スペックが高い、操作感や見た目が違う、費用がかかる、などというWindowsXPから乗り換えない理由は様々あると思います。 ただWindowsは十年以上の歳月を経て、かなりの機能追加が行われています。 不要な機能にお金を払いたくない、という意見もありますが、例えばバックアップ一つを例にとっても、Vista以降は標準機能として、ディスクのイメージバックアップを定期的にとる機能を持っています。 またWindows8以降では自動的にファイルの世代バックアップをとる機能も備えていますので、三時間前の編集時点にファイルを戻したい、というような事も標準で備えた機能として持っています。勿論削除したファイルもそこから復元する事もできます。 見た目の変更、機能がどこにあるか、というWindowsXPから変更された部分は多くあり、それらを習得するためのコストは必要となりますが、最新のWindowsの機能を使う事を考えると、不当に高いとは言えないものです。 ITを推進していく私たちのような企業は、もっと新しいWindowsに移行するメリットを共有していく事が必要になると考えています。 新しいWindowsにかえるメリットなど、今後も当ブログなどで発信していけるよう努力していきます。

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Windows7プリインストールパソコンの発売期限の延期

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Windows7プリインストールパソコンの発売期限の延期

マイクロソフトは、Windows7のプリインストールPCを、Professionalを除いて2014年10月31日をもって販売終了とする事をアナウンスしました。 現在Windows8の次期バージョンであるWindows8.1も発売されていますので、マイクロソフトとしては特別に早い対応でも、遅い対応でもありません。 プリインストール終了後もWindows7へのダウングレードなどの措置は、今まで通り可能となるはずです。 しかしProfessional版は当面存続する事が確定しました。 これは何故でしょうか。 ビジネスで受け入れられないWindows8 それはPCメーカーからの強い要望があるためでしょう。 Windows8の最初の印象で、受け入れがたいと感じた部分は筆者にもあります。 それはシャットダウンを行うために、画面右上か右下の角にマウスポインタを当てる必要があるという部分です。 これは、人に説明するのが大変だ、と思いましたし、これを最初は一番多く聞かれる事になるだろうと思いました。 このような操作はホットコーナーといわれていて、筆者もMac OSで経験がありましたが、直感的でないために使わない機能でした。 タッチスクリーンであれば、画面右端からのスワイプでチャームというツールバーを出す、という風に説明できますが、ホットコーナーは今までのWindowsで前例がない操作なので、何故そうなのか、というところからまず説明しなければいけません。 単純な事へ必要な説明の多さ パソコンを起動する。メールをみる、ブラウザをつかってWEBで調べ物をする、フォルダを開いてエクセルファイルの編集をする、シャットダウンする。 これらの事は、Windowsの基本機能を既に覚えている方であれば、Windows7までは迷いなくできる事でした。 それはスタートボタンにすべての機能が集約されていたからです。 よく使い慣れたユーザーであればウィンドウズキー+Iでシャットダウンできますよ、といえば覚えられる事でも、マウス主体で使っている人に、ショートカットキーについて覚えて常用してもらう事は簡単ではありません。 Windows8.1ではスタートボタンが復活しましたが、ひとまずの最低限ができるようになったというだけで、Windows8でがっかりしてしまった人の信頼感を取り戻すまでには至っていないでしょう。 メーカーの要望とMicrosoftの思惑 Windows8プリインストールPCを購入した顧客からのサポートとして電話対応するメーカーとしては、かなりの出費となります。 マイクロソフトとしてはマルチタッチパネルを利用した新しいパソコンの普及を促したい気持ちはあっても、ユーザーとしては現行のまだまだ使えるパソコンを使いたい、あるいはマウス主体の操作を続けたい、という要望は強いでしょう。 マイクロソフト独自のタッチパネルを備えたハードSurfaceはかなりの数売れているようですが、Windowsを必要としているユーザーの数からいえば、わずかな割合となります。 パソコンのメーカーとしては、主に企業用のProfessionalだけでもプリインストールモデルを続けてほしいという強い要望がマイクロソフトに寄せられていても、無理はない事です。 今後のWindows とはいえ、やがてWindows7も定められた期間を持って、サポートの終了を迎えます。マイクロソフトもようやくWindowsXPの長いサポート期間を終えて、ふたたびWindows7の現役期間を延長するのは難しいでしょう。 ただ簡単な事で、マウス主体で使うか、タッチパネル主体で使うかだけを選んで、モードを変化させれば良いはずです。 しかしそうすれば、ユーザーがどのような選択をおこなうか、マイクロソフトはわかっているからこそ、ユーザーやメーカーと駆け引きをしているのでしょう。 Windows8.1に加えられたスタートボタンや、デスクトップからの起動などの方向性をみると、次期Windowsの方向性がある程度見える感もあります。 WinodwsStoreアプリの魅力は、別のアプローチでのマーケティング戦略で、ユーザーに魅力を伝える事ができるものと考えています。

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GoogleがChromeBookでWindows環境を提供

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GoogleがChromeBookでWindows環境を提供

Googleが自社提供のChrome OSを搭載したChromeBook上で、VMWare社連携して、Windows仮想デスクトップを提供する方針を発表しました。 Chrome OSはGoogleが独自に作成したLinuxベースのOSです。 Chrome OSは高速な起動が特徴で、名前の通りGoogle Chromeで動作するWebアプリケーション実行のプラットフォームとして、ChromeBookにバンドルされて発売されています。 Chrome OS上ではWindowsアプリケーションは動作しません。 これを仮想デスクトップという仕組みを用い、Windowsアプリケーションを動作できる仕組みを作るという内容です。 仮想デスクトップとは    仮想デスクトップ(DaaS)とは、オンライン上にデスクトップPCを仮想化し、ネット経由でそれを操作できるようにする仕組みです。 ネットの向こう側のWindowsパソコンをリモート操作する感覚と同じものです。 一つ一つのパソコンは仮想化されており、処理能力の大きいサーバー群、よく耳にする言葉でいえばクラウドの上で動作しています。 クラウド上でデスクトップパソコンを動作させるメリットで、最も大きいのは耐障害性の高さでしょう。 クラウドは一つのサーバーが故障しても、他のサーバーがその処理を引き継いで動作できるようになっている上に、データのバックアップも十分行われているので、機械レベルの故障ですべてのデータを失う確率は、実機のパソコンよりも格段に低くなります。 最高のタイミングでの発表    このタイミングでの発表は、XP移行へ躊躇する企業ユーザー向けのものとして、最高のものでしょう。 ChromeBookは300~500ドルが価格構成の中で主流を握っており、これはWebアプリが動作する最低限の能力で済むことと、Windowsなどのライセンス費用が不要な事で、他のノートPCよりも安価にする事ができます。 ですので、ある程度まとまった形での購入でも、大きな負担になりません。 当然仮想デスクトップには別途費用がかかりますが、これは月額、年額ベースの請求で、一括での大きなソフトウェア出費にはなりません。 サポート期限があと二月と迫った時点で、機材やソフトの調達が未定な企業ユーザーであれば、十分検討に値する内容でしょう。 対抗するのは    ここで対抗するのはクラウドの大手企業、仮想化基盤提供型のサービス(IaaS)を展開しているところでしょう。 IaaSを提供している大手にAmazonがありますが、AmazonもAmazon WorkSpacesという同様のサービスを提供しています。 Google自身もIaaSを提供してますが、Google自身が力を注ぎたいサービスは自社のGoogle Appsになりますので、これをVMWareとの協業という形を取ったものと考えます。 MicrosoftもWindowsAzureというサービスを提供していますが、将来的には仮想化が主流になる事を見越していても、Windowsのインストールされたパソコンを減らしたい、とは考えていないはずです。 次何か動きがあるとすればAmazonが価格やサービスなどで対抗するのではないかと考えます。 Windowsとその他の選択肢    Microsoftのビジネス分野での独占を、どうやって切り崩すのか、ということを課題にしている企業は多くあります。 そういった多くの企業にとって、一番伝えたい事は「その仕事に本当にMicrosoft Officeは必要ですか?」という事でしょう。 しかし、まだまだOfficeなしでは、業務が回らない、過去の資産が引き継げない、フォーマットを変更する必要がある、といった使い続ける理由があります。 ただそれらを段階的に、脱Officeの方向へ誘導する事は、不可能ではないでしょう。 仮想デスクトップへつなぐ事でOfficeファイルも問題なく利用できますが、更にコストを削減するのであれば、移行できるものからGoogle Appsに移していきませんか、という方向に持っていく事ができるはずです。 この動きはMicrosoftも対抗の動きを見せており、一つがWindowsRTであり、Office365であり、という事です。

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パソコンがウィルスに感染すると起こること

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パソコンがウィルスに感染すると起こること

WindowsXPサポート終了が話題になっていますが、セキュリティーに問題のあるまま放置されているパソコンは多くあります。 そのようなパソコンがどうなっているのか、実際に身近に起こりうる脅威として取り上げてみます。 遠隔操作 ウィルスをはじめとするマルウェアに感染すると、外部からそのパソコンを自由に操作できるようになります。 よくセキュリティーアップデートの際に「リモートの権限昇格の脆弱性」とい言葉が見られますが、この脆弱性をつかれると、ほぼパソコンは自分の管理外のものになってしまいます。 そうなってしまうと、ウィルスがアンチウィルスソフトなどを抑え込むことも可能になりますので、完全に取り除くことは難しいです。 一時期、ニュースを騒がせていた「遠隔操作ウィルス」と呼ばれるものがありました。 http://ja.wikipedia.org/wiki/パソコン遠隔操作事件 これは犯行者が、一般の方のパソコンを遠隔操作して、犯行予告などを行うといった事件として取り上げられ、容疑者が逮捕され事件は終息したように見えます。 しかしこのような事例は世界中では珍しくなく、実は数十万台以上の遠隔操作ウィルスによって操作されている通称「ゾンビパソコン」があります。 このような多数の「ゾンビパソコン」の集まりは、「ボットネット」といわれ、ボットネットを操作するものが、たとえば政府機関や大企業にサイバー攻撃を仕掛ける場合など、一斉に命令に従って操作されます。 大きなサイバー攻撃といわれるものは、一台一台のパソコンの所有者は全く関知せず、せいぜいネットが繋がりにくくなった、あるいは席をはずしていて感知できないような状態から行われています。 攻撃された側からは、アクセス記録から、どこのパソコンからの攻撃かを割り出すことができるので、まったく知らないところで加害者になっているのです。 このようなゾンビパソコンは、古いバージョンで放置されているコンピュータから狙われます。 情報漏えい 具体的に言えば、キーロガーというものが、パソコンに侵入していることがあります。 キーロガーとはキー入力をすべて記録し、外部に送信するものです。中にはスクリーンショットなどを定期的にとっているものもあり、キーボードからの情報だけではありません。 先日も、BAIDU IMEという漢字変換ソフトが、変換記録を本社サーバーに送信していたことで、自治体などでの使用が禁じられるといったことがありました。 このBAIDU IMEは変換効率を上げるために、日本語入力の結果を送信していたもので、収集の目的があったとは断定しにくいものですが、このようにどのソフトが外部に対して通信を行っているのか、明示されていないものが多くあります。 今回のようにきちんと管理されたコンピュータであれば、同じように利用しているセキュリティー専門家が通信の内容を見て、これは危険性があるソフトなのではないか、という報告が出てきます。 しかしサポート終了期限がきれたパソコンで、利用者の少ないソフトを使っている場合、完全な自己責任になってしまいます。 パソコンのキーボード入力をすべて外部に送信するようなマルウェアはサイズも小さく、比較的簡単な仕組みで実現できてしまいますので、それがどこかからダウンロードした小さなフリーソフトに入っていても、気が付くことはまずないでしょう。 明示的な遮断を これらの事柄から、自分のパソコンや業務を守るには、明示的にこれらを遮断している、という状態を保持し続けることでしょう。 LANケーブルを抜いて、それが維持できていると言い切れるでしょうか。 何かやむを得ない都合でLANケーブルをつないだ際に、致命的なことが起こらないという保証はあるでしょうか。 そしてそれに気が付けるでしょうか。 パソコンは複雑な機械です。ソフト、ハード、ネットワーク、さまざまな要素が組み合わさっているので、家電製品のように扱うのは難しいものです。 危険に対しては、消去法で対処すべきでしょう。危険な可能性を消していきます。 Windowsは最新か? アンチウィルスソフトは更新されているか? ファイアーウォールはオンになっているか? AdobeReaderなどを最新に保っているか? 不必要なアプリを入れたままにしていないか? 不用意なサイトやメールを開いていないか? 消去しきるのは難しいとしても、せめて一番簡単な部分から消していくのは、何かを失った時のコストに比べれば、とても安価なものです。

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弊社のTeamViewerの取り組みについて

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弊社のTeamViewerの取り組みについて

弊社ではさまざまな地域のお客様のサポートを円滑に行うためにTeamViewerという、リモートサポートソフトを利用しています。 これはお客様側でのトラブルや、質問に対して、最低限のお手数だけで、あとは弊社担当者が遠隔操作にてサポートに当たらせていただくものです。 この取り組みについて簡単にご説明させていただきます。 TeamViewer実際の操作イメージ TeamViewerを実際にご利用いただく手順をご紹介します。 弊社指定のURLより、TeamViewerQuickSupport(クイックサポート)というアプリケーションをダウンロードしていただきます。 TeamViewerのフルバージョンは、インストールの必要なソフトですが、QuickSupportはインストール不要で、QuickSupport使用時のみリモートを許可することができますので、より安全にサポートを受けることができます。 弊社指定のQuickSupportは上記のようなデザインになっています。 このIDを電話口でお伝えいただき、次にパスワードをお伝えいただきます。 IDは同じですが、パスワードは毎回変更されますので、前回のパスワードでそのまま勝手にリモート操作するということはありません。 接続が成功すると、上記画面のように、右下にTeamViewerのウィンドウが現れ、背景が黒一色になります。 これで、リアルタイムに、サポートを開始することができます。 サポートの間で、こちらからお伝えすることがあるときや、ご質問がある場合、上記のようなチャットウィンドウを開くことができます。 また音声(VoIP)にも対応しており、マイクのついたノートパソコンや、USBヘッドセットをご利用の場合は、電話のやり取りのように、より円滑にサポート担当者とお話をしていただけます。 TeamViewerのテクノロジー TeamViewerは、ごく簡単に、IDとパスワードをお伝えいただくだけで利用を開始できますが、これを立ち上げていない限りは、外部からのリモート操作を行うことはできません。 起動しているかどうかというシンプルな方法で、リモートを受け入れる状況を作れます。 パスワードが毎回変更されますので、IDを知っているからといって、リモートを開始することはできません。 またリモート受け入れに関して、ルータや、ファイアーウォールの特別な操作を行っていただく必要はありません。 VPNという仕組みを利用して、まるでインターネット越しではないようなイメージで、お使いのPCをサポートいたします。 通信は暗号化されているため、お客様の情報が盗聴されることもありません。 また多少回線の状況が悪い、あるいは外出先でのポータブルWi-Fi接続でも、通信量を増減させることで対応するため、サポートがぎこちなくなることはほとんどありません。 いくつかのリモートソフトを試用した中で、もっとも優秀なものがTeamViewerでしたので、これを採用しています。 お客様側での費用の負担はかかりません。 弊社ではコーポレートライセンスを購入し、これを社内全員で活用できる体制を作っています。 TeamViewerのその他の機能 TeamViewrには大きなファイルを直接転送する機能や、逆にこちら側の画面をお客様にお見せして、プレゼンテーション、会議などをこなうことができます。 これで弊社製ソフトウェアの導入の際に、複数の方と、必要な機能や、操作について打ち合わせをいつでも行うことができます。 お客様の拘束時間が少なく、一番良いタイミングで打ち合わせができるということで、ご好評をいただいております。 マイクやヘッドセットがない場合も、会議用マイクなどの貸出も行っておりますので、一度お声をおかけください。 以上弊社でのTeamViewerの取り組みについて解説させていただきました。 弊社にとって、対応可能地域を大きく広げ、多くのお客様にリーチするための、使いやすく心強いツールです。

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Windows8.1で追加されたフォント

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Windows8.1で追加されたフォント

Windows8.1では新たに游ゴシックと游明朝の二書体が追加されています。 Windowsが新たにオリジナルではない商用フォントをバンドルして発売されるのは、初めてのことになります。 このフォントがどんなフォントか見てみます。 游ゴシック ゴシック体のフォントはWindows Vistaでメイリオ(Meiryo)が追加されましたが、新たに游ゴシックと游ゴシックLightが追加されています。 現在バンドルされ、よく使われるゴシックを並べてみました。 シャープで読みやすい、きれいなフォントで、使いやすそうです。 字の太さも二段階選べ、スマートなイメージのwebやアプリの表示、印刷物を任せられそうです。 游明朝 明朝体も游明朝が新たに追加されます。 従来からバンドルされているMS明朝と比較してみます。 今回太さを三段階から選べるようになっています こちらもシャープで読みやすいフォントで、ボールドとの組み合わせでいろいろな太さが選べるので、印刷物などによさそうです。 印刷物のスキャン スクリーンに表示されるものと、プリンタで印字したものでは印象も変わります。 手近なプリンタでこれらを出力し、スキャンしてみました。 筆者はWindows8.1を選ぶメリットの一つが、これらフォントの追加と感じています。 高解像度のディスプレイも増える中で、見た目の美しい、しっかりしたフォントが追加されるのは大いに意義があることです。

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WindowsXPからのAccess移行の注意点(文字編)

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WindowsXPからのAccess移行の注意点(文字編)

WindowsXPで運用しているAccessデータベースをWindowsVista以降に移行する際の注意点をまとめます。 Windowsの字形変更についての内容になります。 Accessの移行 WindowsXPでAccess2003以前のバージョンを利用されている場合、OS、Accessともサポートが2014年に切れてしまいますので、できるだけ早期に切り換えを検討するべき時期になっています。 とくにデータベースは顧客情報など、企業として重要なデータを扱うため、これがセキュリティーの脆弱性を持つシステムで動作させ続けるのは避けておきたいことです。 今からであれば、Windows7とAccess2010あるいはAccess2013を利用するのが最も移行しやすい構成になるでしょう。 その際、データベースを移行することになりますが、それまでのAccessデータベースが問題なく動作した場合も、次のポイントについて調べておくことが必要です。 Accessでの事例(ダイレクトメール) Accessで顧客データを管理し、定期的にダイレクトメールなどのお知らせメールを送付する場合を想定します。 例としてこのようなデータを作成しました。 このようなレポートをタックラベルなどに出力して、DMの宛名として貼り付ける場合を想定します。 この場合、一見問題なく印字されるように見えますが、WindowsXPとWindowsVista以降ではフォントの字体変更があります。 一般にJIS90からJIS2004と呼ばれる文字のセットにMSゴシック、MS明朝、メイリオが変更されています。 ですのでレポートにMSゴシック、MS明朝を利用していると、この字体変更の影響を受けます。 見えにくいかもしれませんが左側がJIS2004字形、右側がJIS90字形です。 わかりやすく表示すると、このような差があります。 このような文字が合計168あり、人名に利用されている漢字はあまり多くはありませんが、特に上記の四つは利用頻度も高いと考えられます。 ですので、今まで通りの宛名印字を行ったとしても、違った字形で印字することになり、誤った表記のダイレクトメールが届いた、などといった問題になる可能性があります。 参考リンク http://www.adobe.com/jp/support/winvista/pdfs/JIS2004_Comparison.pdf 対処法 Windows Vista、Windows Server 2008、Windows 7 および Windows Server 2008 R2 で旧 JIS90 文字セットを使用する方法 http://support.microsoft.com/kb/927490/ja 上記リンクからWindowsXPと同字形のMSゴシックとMS明朝がダウンロードできます。 これはMSゴシックとMS明朝を置き換えるものなので、このフォントをインストールしていないWindowsVista以降のパソコンとは、すべてのアプリケーションで表示と印字が変わることになります。 AccessをインストールしているPCで、そのAccessデータベースがそれまでと同じ動作をすることを望まれる場合は、これが最適な方法です。   多少のフォントが変更されてもよい場合は、Officeに付属するHGゴシック、HG明朝シリーズが、これらJIS90に準拠したフォントとなっています。 レポートのテキストボックスのフォントをこれらに置き換えることも一つの方法です。システムのフォントは置き換わることはありません。 HGゴシックがデータベースで利用されている、すべての文字を抑えているかどうかは検証する必要があります。   このJIS90とJIS2004の字形はAccessの中で共存することはできないので、注意が必要です。

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