お知らせ

Office2010の生産終了について

オフィスのダウングレード権について

Office2013発売日と価格決定、Office2010について

  • パソコン関連

Office for iPadはなぜ国内発売されなかったか

noimage

Office for iPadはなぜ国内発売されなかったか

米国マイクロソフトがiPad用のマイクロソフトオフィス(以下Office)のリリースを行いました。 Office365というOfficeの定額制プランに加入している人はすべての機能を利用できる、ものです。 タブレットで、Windowsタブレット以外のハードへは最初の提供になります。 Officeを普段利用していて、ファイルをiPadでも使いたい、という場合は互換製品の利用が必須でしたが、今回純正品がリリースされた事で、互換アプリはほとんど利用されなくなると考えられます。 ただし、今回リリースされる135カ国の中に日本は含まれておらず、年内対応の予定、とだけ告知されるに留まりました。 なぜ見送られたのか 見送られた最大の要因としてはOffice365がごく一部のビジネスユーザー向けにのみ提供されている、という事がもっとも大きいでしょう。 他の国では個人向けのOffice365も公開されていて、年間$99で5台までのパソコンにインストール可能なHomeや1台だけのPersonalなどいくつかのサービスがあります。 このサービスの一部として提供されたのがOffice for iPadということになります。 Office for iPadのアプリ内課金でOffice365への加入も可能になっているため、Officeのシェア拡大の一環として行われたものとわかります。 日本で個人向けOffice365が提供されないのはなぜか 日本ではこの個人向けOffice365が提供されていないため、今回のOffice for iPadが提供されなかったと考えるのがよいのではないかと考えます。 国内でのOfficeはビジネス用途であればほとんどの割合で、また一般向けのパソコンでもWord、Excelのバンドルは大きな需要があります。 書式を重んじる日本のビジネスのなかで、WordやExcelのファイルは標準フォーマットとして、この十年以上にわたって用いられてきました。 海外の文書は、そこまで書式を固めていない、フリーフォーマットのものであったり、請求書、領収書などでも罫線をほとんど使わないものが多いです。 (Invoiceと請求書で画像検索などをするとわかりやすいです) 書式のスタイル互換性という点において、OpenOfficeやLibreOfficeなどの競合製品はほとんど要件を満たしていないのが現状です。 今後どうなるのか 海外でもOfficeは7割以上のシェアを占めているので、日本だけが依存度が高いという訳ではありませんが、省コスト化するためにLibreOfficeなどを検討しやすい土壌があります。 コスト面の抵抗を取り払い、Officeの市場シェアのを補強するために、Office365は投入されています。 これはAdobeもCreativeCloudなどで用いている方法です。Adobeはもともとクリエイティブ向けアプリ市場では支配力を持っていましたが、一括して購入すれば30万円近いパッケージを月額5000円とする事で、その地盤を確固としたものとする戦略に出ています。 国内のOffice利用状況から考えて、他のオフィススィートへの移行は簡単ではないため、市場シェアの低下に対する補強の意味で低価格化する必要性は、今のところないように考えます。 また現在のフォーマットを固めたOfficeファイルを扱うためには、タブレットは多少の不利があるはずです。タッチパネルはマウスよりはかなりおおざっぱな操作しかできません。 憶測ですが、年内を目処とする旨の発言は、Office365が国内でも展開する予定が年内にあるという事ではないかと考えることも可能です。 すでにアプリの日本語対応はできているので、マイクロソフトの方針次第という事でしょう。

  • パソコン関連

ソフトウェアは購読制へ

noimage

ソフトウェアは購読制へ

購読制とはなにか    購読制(サブスクリプション)のソフトウェア販売が広がっています。 購読というのは、新聞などから由来の言葉で、月額など一定の期間分の料金を支払う事によって、ソフトウェアの利用権を購入する方法です。 パッケージ製品はこれまで一括で購入し、ライセンスと記録メディアが箱に入っている、という形がほとんどでした。 購読制ではまずユーザー登録をし、クレジットカード情報などを入力、ユーザー情報でログインして、利用できるようになります。 購読を取りやめれば、そのソフトは利用できなくなります。 購読制に移行したメジャーなソフトウェア Adobe Creative Cloud    Adobe Creative CloudはPhotoshopやIllustratorなど、Adobeのクリエイティブ製品をひとまとめにした製品です。かつてAdobe Creative Suite (Master Collection)として発売されていたパッケージは30万円を超える価格で発売されていました。これが現在購読制に移行し、年間契約であれば、月額5,000で利用する事ができます。Adobeアカウントを作成し、クレジットカード情報を入力する事で、Creative Cloudの全製品を即時ダウンロードする事ができるようになります。 Microsoft Office365    Microsoft Office 2013が購読制になった製品で、現在日本では企業向けの製品が提供されています。 アメリカでは先行してOffice 365 Home Premiumという個人向けのものが提供されており、年間$99.99で5台までの利用が可能となっています。(日本での提供時期は現在明らかにされていません) Microsoft Office 2013はこの購読制を視野に入れ、アプリ仮想化を取り入れ、WEBサイトからのダウンロードを行いながら実行できる仕組みを取り入れています ユーザーのメリット    ユーザーのメリットとしてあげられるのは、販売店で購入する事なく、オンラインで購入からインストールの手続きをすべて行える事です。 またシリアルナンバーの管理なども不要になりますので、購読アカウントの管理だけをきちんと行っておけば、紛失などの自体も発生しません。 価格面のメリットも大きいです。 たとえば同じソフトを5年間使い続ける、という場合であれば、累積的に高額にもなりますが、バージョンアップにも料金が必要と考えると、使い続けてもコスト的なメリットはあると考えられそうです。 提供元のメリット    提供元のメリットは、まとめてしまえばコストの削減です。 一つは違法コピー防止にコストをかけなくてすみます。 x台以上の利用は不可というのであれば、複数のパソコンからインストールを行おうとする事をさければすみます。 一つは流通コストが一切不要になります。 これはオンラインですべて行えるので、パッケージや媒体、配送などにかかる費用をすべてなくす事ができます。 そして、おそらく一番大きいのは、古いバージョンのバージョンアップを維持しなくても良いということです。 発売の終了した古いバージョンから、新たに売り上げはしませんが、サポートについては継続して人員を当てる必要があります。 購読制ソフトは、バージョンアップ費用不要で、常に最新バージョンが利用できることを売りにしており、先ほどの例の中ではAdobeはバージョン番号を廃止しました。 購読者に対し、常に最新バージョンの利用を促す事ができることが、購読制のメリットになるでしょう。 これからのソフトウェア    ソフトの種類によって、購読制がマッチする場合と、マッチしない場合の差は、大きく出てくると考えます。 ユーザー総数が多いものほど、購読制に移行するメリットは大きいのではないでしょうか。 Sales ForceやGoogle Appsなど、インストール不要のWEBアプリが豊富な機能を持つ現在、インストール型のアプリが早いサイクルの更新についていけないのでは、競争力を失うきっかけになりかねません。 AdobeもMicrosoftも、購読制サービスをきっかけとして、スマートフォンやタブレットへの対応を一気に広げています。 Windowsにだけ対応していれば良かったソフトを、スマートフォンなどに対応させるには大きな開発コストがかかります。 コスト面での弱点を削いで、市場でのシェアを獲得していくために大きな転換点が訪れているといえます。

  • パソコン関連

WindowsXPからのAccess移行の注意点(文字編)

noimage

WindowsXPからのAccess移行の注意点(文字編)

WindowsXPで運用しているAccessデータベースをWindowsVista以降に移行する際の注意点をまとめます。 Windowsの字形変更についての内容になります。 Accessの移行 WindowsXPでAccess2003以前のバージョンを利用されている場合、OS、Accessともサポートが2014年に切れてしまいますので、できるだけ早期に切り換えを検討するべき時期になっています。 とくにデータベースは顧客情報など、企業として重要なデータを扱うため、これがセキュリティーの脆弱性を持つシステムで動作させ続けるのは避けておきたいことです。 今からであれば、Windows7とAccess2010あるいはAccess2013を利用するのが最も移行しやすい構成になるでしょう。 その際、データベースを移行することになりますが、それまでのAccessデータベースが問題なく動作した場合も、次のポイントについて調べておくことが必要です。 Accessでの事例(ダイレクトメール) Accessで顧客データを管理し、定期的にダイレクトメールなどのお知らせメールを送付する場合を想定します。 例としてこのようなデータを作成しました。 このようなレポートをタックラベルなどに出力して、DMの宛名として貼り付ける場合を想定します。 この場合、一見問題なく印字されるように見えますが、WindowsXPとWindowsVista以降ではフォントの字体変更があります。 一般にJIS90からJIS2004と呼ばれる文字のセットにMSゴシック、MS明朝、メイリオが変更されています。 ですのでレポートにMSゴシック、MS明朝を利用していると、この字体変更の影響を受けます。 見えにくいかもしれませんが左側がJIS2004字形、右側がJIS90字形です。 わかりやすく表示すると、このような差があります。 このような文字が合計168あり、人名に利用されている漢字はあまり多くはありませんが、特に上記の四つは利用頻度も高いと考えられます。 ですので、今まで通りの宛名印字を行ったとしても、違った字形で印字することになり、誤った表記のダイレクトメールが届いた、などといった問題になる可能性があります。 参考リンク http://www.adobe.com/jp/support/winvista/pdfs/JIS2004_Comparison.pdf 対処法 Windows Vista、Windows Server 2008、Windows 7 および Windows Server 2008 R2 で旧 JIS90 文字セットを使用する方法 http://support.microsoft.com/kb/927490/ja 上記リンクからWindowsXPと同字形のMSゴシックとMS明朝がダウンロードできます。 これはMSゴシックとMS明朝を置き換えるものなので、このフォントをインストールしていないWindowsVista以降のパソコンとは、すべてのアプリケーションで表示と印字が変わることになります。 AccessをインストールしているPCで、そのAccessデータベースがそれまでと同じ動作をすることを望まれる場合は、これが最適な方法です。   多少のフォントが変更されてもよい場合は、Officeに付属するHGゴシック、HG明朝シリーズが、これらJIS90に準拠したフォントとなっています。 レポートのテキストボックスのフォントをこれらに置き換えることも一つの方法です。システムのフォントは置き換わることはありません。 HGゴシックがデータベースで利用されている、すべての文字を抑えているかどうかは検証する必要があります。   このJIS90とJIS2004の字形はAccessの中で共存することはできないので、注意が必要です。

  • パソコン関連

Access2010とAccess2003の共存

noimage

Access2010とAccess2003の共存

Access2003のサポート期限がWindowsXPと同時期に終了してしまいますので、今後Access2010などへの移行が求められています。 ただ、単純にAccess2003のmdbファイルをAccess2010で開くだけでは、すべての部分でうまく動作するというわけではありません。 そのため、二つの環境で、検証しながら正しく移行したAccess2010のデータベースを構築する必要がありますが、この二つのバージョンは一つのパソコンの中で共存できない仕組みになっています。 正確にはインストールは両方ともできるのですが、それぞれのバージョンを立ち上げるときに、共通ファイルなどの非互換によって、セットアップが毎回実行されてしまうので、非常に使いづらく、効率も悪くなってしまいます。 そこでアプリケーションの仮想化という方法を利用して、Access2010インストール環境でAccess2003が同時に動作できるかを試してみます。 アプリケーション仮想化について アプリケーション仮想化ソフトウェアは、アプリケーションがインストールされるときの情報を取り出します。 そしてそのアプリケーションが実行される際に、あたかもインストールされているのと同じ環境をその場で作り出し、インストールを行わずにアプリケーションを実行する仕組みです。 これにはアプリケーション専用の仮想マシンを利用するといった方法と、アプリケーションのインストール時の情報をすべてキャプチャして、パッケージ化する、という方法があります。 今回Cameyoというアプリケーション仮想化ソフトウェアを利用します。ライセンスとしては、個人利用はフリーですが、商用利用の際は、使用する仮想化アプリケーションの数によって、金額が決定されます。 Cameyoはインストール時の情報をキャプチャして、一つの実行ファイルにパッケージするタイプの仮想化ソフトウェアです。 インストール時の情報とは、実行に必要なファイルのコピー、共通ライブラリなどのコピー、設定ファイルの設定、レジストリへの追加変更、などを指します。 CameyoによるAccessの仮想化 Cameyoを起動すると、以下のようなスタート画面が表示されます。 ここでCapture App Localyを選択します。 そうすると、まず、インストール前のシステムの状態の写しが取得されます。 そこからの差分をとるという形になりますので、必要なプロセスです。 これには少し時間がかかります。 スナップショットの取得が終了すると、キャプチャ中であることが表示されますので、そこからセットアップを開始します。 これでInstallDoneをクリックするまで、キャプチャが行われます。 Accessのインストールを進めます。 今回ボリュームライセンス版を利用していますが、インストール時のライセンスなどについては、十分注意して進めるべきでしょう。 Accessのインストールが終われば、続いて、WindowsUpdateを行います。 Office関連のアップデートを全て行うようにしてください。 アップデートが完了すれば、さらにアップデートを適用し、アップデートが最新になるまで、これを繰り返します。 全てのアップデートが終了した時点で、InstallDoneをクリックします。 仮想アプリケーションとしてのパッケージ化が開始されます。 これで仮想化が完了すると、一つの実行型ファイルにパッケージされます。 今回はoffice共通ライブラリのアップデートなども大量にあったため、ファイルサイズがかなり大きくなっています。 仮想化したのちのアップデートは行えないので、仮想化の際には十分なセキュリティーアップデートをしておく必要があります。 仮想化したAccess2003の実行 ここで仮想化されたアプリケーションは、インストールしていないパソコンでも即時実行可能です。 単体のexeファイルをパソコン上にコピーして、実行すれば、インストールを行わずにAccessが起動します。 Access2010や他のバージョンと同時に実行することもできます。 お互いが実行環境を共有していないので、セットアップファイルが実行される、というようなこともありませんし、関連付けが変わることもありません。 ただダブルクリックから実行されるまで、多少の時間がかかります。仮想的な環境を作るのですから、当然かもしれません。 動作の遅さが問題になる場合はよい解決法ではないかもしれません。 今回、仮想化によって共存できることを実証することが目的であり、すべての機能が動作するかというところまでは検証していません。 実際に利用される場合は、自己の判断で検証を行ってください。 仮想化ファイルの中身 CameyoのメインメニューからPackage editorを実行すると、内容をカスタマイズすることができます。 ここで不要なファイルを取り除いたり、必要なファイルを追加したりすることができます。 このようにエクスプローラーのような形で、パッケージ内を調べることができます。 例を挙げれば、%system%のなかに表示されるファイルは、c:\windows\system32に追加されるファイルをキャプチャし、仮想アプリ実行時に展開されるもの、となるようです。 キャプチャの際に注意する点 Cameyoはキャプチャを開始してからのすべての変更をパッケージ化してしまいます。 ですので、途中でWindowsアップデートが実行されたり、ウィルス定義の更新や、スキャン、その他の操作をしてしまうと、その変更の内容まで仮想化ファイルに保存されてしまいます。 ですから余分な変更が加えられないように、不要なタスクなどが動作しない環境でキャプチャを実施する必要があります。 キャプチャ専用のクリーンな仮想マシンなどを用意するのが最も手堅い方法です。 今回このキャプチャを実行するためにVMWareでWindows7環境を用意し、アップデートをすべて終わらせた時点で、スナップショットをとり、そこからcameyoの実行と、キャプチャを始めました。 キャプチャが上手くいかない、あるいは手順を間違えた場合などは、再度スナップショットを復元し、そこから再度の作業としています。

  • パソコン関連

Office2010の生産終了について

noimage

Office2010の生産終了について

Office2013発売に伴い、Office2010の生産はすでにマイクロソフトとしては、終了しているとのことです。 あとは店頭在庫、および、ダウングレード対応となっているようです。 2013年1月の当ブログ記事 Office2013発売日と価格決定、Office2010について https://www.sys-cube.co.jp/1968 では通例6か月の併売期間が設けられている、と書きましたが、Office2013は現在までにすでに製造を終了している、と回答をいただきました。 ほぼ6か月の併売は通例通りであったようです。 これについて、マイクロソフト社の公式の発表などはないということです。 現在ショッピングサイトなどで、パッケージ版の発売は行われていますが、実質在庫限りとなります。 弊社がよく利用しているDell社でもプリインストール版の販売は8月中に終了するとのことでした。 Office2013は機能追加も多くされていますが、ACCESSのADPなどのように、削減された機能もあります。 今後はOffice2013のダウングレードなどでの対応で、全く入手不可能になってしまうということはないようですが、Office2010のパッケージ版が必要な方は、今のうちに購入しておくことをお勧めします。

  • パソコン関連

OfficeのファイルをiPadのKeynoteでスライド再生する

noimage

OfficeのファイルをiPadのKeynoteでスライド再生する

この記事ではPDFファイルをPDF to KeynoteというMacのアプリを利用して、iPadのKeynoteで再生する方法を説明いたします。 iPadのKeynote(パワーポイントのようなソフト)のプレゼンテーションは、iPadの小ささで機動性もあり、またiPhoneのKeynote Remoteを利用して手元で操作もできることから、非常に使いやすいものになっています。 このiPadのKeynoteで再生できるスライドは、MacのKeynoteで作られたものや、PowerPointファイルのインポートによるものだけです。 PowerPointなどのインポートでも形式が崩れたり、フォントが変わることから、Keynoteのための修正が必要になることもよくあります。 WordやExcelなどで作成したファイルをそのままスライドにして、iPadでプレゼンテーションする方法についてご紹介します。 WordやExcelのファイルをPDF化する Office2010以降では、標準でPDFファイルをエクスポートする機能が付属しています。 今回この研修テキストをPDF化して、iPadでスライドショーとして再生できるようにします。 エクスポートでPDF形式を選んで発行します。 PDF to Keynoteで変換する これをMacへ送信し、MacでPDF to Keynoteというアプリで変換します。 http://www.cs.hmc.edu/~oneill/freesoftware/pdftokeynote.html このPDF to Keynoteは、基本的にPDFを画像化してスライドショーに貼り付けるもののようです。 そのため、ファイルサイズはかなり大きくなります。 PDF to Keynote起動してもウィンドウは開かないので、メニューバーからFile-Openを選択します。 ここで変換するPDFを選択して、Openをクリックします。 プレビューが表示されますので、チェックしてよろしければ、メニューバーからFile-Save toを選択します。 iPadであればKeynote Document (iWork ‘09)を選択するとよいようです。 完了したファイルは、Macのkeynoteでは正常にスライドとして表示されます。 これをiCloudやDropBox、Mailの添付ファイルなどを利用して、iPadに送信します。 ここではDropboxを利用しています。 これをiPadのKeynoteで開こうとすると、  プレゼンテーションを読み込めませんでした。エラーが発生しました。 となってしまい、インポートエラーになってしまいます。 インポートエラーを解消する 結論から言いますと、iPadのKeynoteは、スライドのどこかに、編集可能領域がないとインポートに失敗してしまうようです。 PDF to Keynoteは画像が貼り付けてあるだけのスライドになりますので、編集可能なボックスが作られません。 そのため、一度MacのKeynoteにもどして なにか、テーマを適用します。 ここではPDFにあった「白紙」を選択しています。 編集エリア、という領域がスライドの上に乗りますが、これは編集可能な領域を示しているだけですので、スライドを再生しても表示されることはありません。 これを保存して、再びiPadでインポートします。 このようにインポートが順調に進行し、インポートが完了しました。 これをタップして開き、 右上の再生ボタンから、スライドの再生を開始します。 これをiPhoneのKeynote Remoteと接続して、 このスライドを手元でコントロールすることができます。 PDFを利用するので、他のソフトから出力したものでも、PDFでみてレイアウトなどが崩れていなければ、かなり簡単にkeynoteのスライドに変換できます。 これはiWorkのPagesからKeynoteに変換すること方法としても、一番簡単ではないかと思います。

  • パソコン関連

オフィスのダウングレード権について

noimage

オフィスのダウングレード権について

マイクロソフトオフィス2013の発売日が近づいていますが、マイクロソフトオフィスのダウングレードについて調べてみました。 パッケージ版OEM版は対象外 パッケージ製品、あるいはプリインストール版のオフィスはダウングレード権の対象になりません。 対象になるのはボリュームライセンス版、あるいはソフトウェアアシュアランスが付与されたライセンスとなります。 ボリュームライセンス版とは ボリュームライセンス版はマイクロソフトと契約することにより、同一製品の複数台インストールをおこなう形でライセンスを購入するものです。 ライセンスリセラーという業者を通じて購入することができます。 これは法人向けのサービスですが、法人だけではなく、個人としても契約することができます。 最低3ライセンスからの購入となり、複雑な料金体系を持っていますが、もっとも手軽なものはOpenLicenseとよばれるものでしょう。 インストールメディアは別途購入か、ボリュームライセンスサービスセンターでのダウンロードとなります。 ダウングレードするには ボリューム ライセンス、OEM 製品、およびパッケージ製品のライセンスのダウングレード権 こちらにダウングレードについての文書があります。 こちらによると、「ボリューム ライセンス プログラムを通じて取得されたすべてのアプリケーション ソフトウェア ライセンスにダウングレード権が付与されます。」とあります。 また「ソフトウェア アシュアランスを追加したすべてのライセンスについてダウングレード権が付与されます。」ともあります ソフトウェアアシュアランスとはOSやアプリケーションのアップグレード保証などのついた、ソフトウェアに付加することができる権利で、有効期間が存在します。 OEM版やパッケージ版にも購入90日以内であればソフトウェアアシュアランスを付加することで、ダウングレード権を得ることができるようです。 ボリュームライセンスサービスセンターでダウングレード用のソフトウェアがダウンロードできるのは、一世代前までということですが、インストールメディアを用意できるのであれば、あらゆる世代にダウングレードできるようです。 ダウングレード用ライセンスの請求はボリュームライセンスサービスセンターの窓口に請求する必要があります。 発行されたライセンス番号を過去のオフィスのインストール時に入力することによって、ダウングレードが可能となります。 マイクロソフトのサポートへお問い合わせを ボリュームライセンスの価格体系は非常に複雑であり、さらソフトウェアアシュアランスを同時購入するかどうかという選択も加わると、料金がいくらなのか、などを正確につかむのは難しいことです。 まとめ買いであるからといって、極端に安くなるわけではなく、OEM版などとは違った正規価格に近いものです。ソフトウェアアシュアランスなども付加すると、それなりの金額となります。 オフィスのダウングレードが必要な場合、ボリュームライセンスで購入するか、OEM版でソフトウェアアシュアランスの付加できるものか、あらかじめの確認が必要となります。 マイクロソフトサポートにて、ご購入前に相談されることをお勧めします。 どういった予算で、どのバージョンのオフィスが何ライセンス必要かということをまとめておくとよいでしょう。 関連の記事 マイクロソフトオフィス関連は、過去にも記事にしております。 Accessのリプレースシステム開発 Access2013へのコンバージョン Microsoft Accessの移行について Office2013発売日と価格決定、Office2010について

  • パソコン関連

Office2013発売日と価格決定、Office2010について

noimage

Office2013発売日と価格決定、Office2010について

マイクロソフト社は次期オフィススイートであるMicrosoft Office2013の発売日を決定しました。 発売日は2013年2月7日で、価格はPersonalが\29,800、Home&Bussineeが¥34,800、Professionalが\59,800です。 現在Office2010を購入すると、2013への無償アップグレードが可能です。 Office2010はどうなるのか Accessのリプレースシステム開発 Access2013へのコンバージョン Microsoft Accessの移行について いままでも何度かAccessの記事を投稿していますが、Office2013とOffice2010では機能的な差があります。 Office2013によって追加される新機能もあれば、廃止される機能もあるため、Office2010がいつまで入手できるかは気になるポイントです。 日本マイクロソフト社に問い合わせたところOffice2010は当分の間、並行して発売されるとのことです。 終了時期は公式には未定とのことで、過去の例を参照してみます。 (2013/8/23追記、マイクロソフト社に問い合わせたところ、すでに現時点で製造は終了しているとのことです。  およそ6か月の併売は通例通り、今回にも適用された模様です。  詳しくは https://www.sys-cube.co.jp/3596 この記事を参照してください) Office2010は2010年6月に発売されましたが、Office2007は2010年の年末までには在庫のみ販売となっていたようです。 Office2007は2007年1月に発売されましたが、Office2003は2007年6月末には販売終了となっていたようです。 これらの例によると、およそ半年程度は並行して発売されそうですが、今回がどうなるのか、いまのところ不明です。 通例、企業向けのボリュームライセンスであれば、ダウングレード権は設定されているようですが、パッケージ製品やバンドル版はダウングレード権はないようです。 Office2010で必要な機能がある場合は、早めの購入がお勧めかも知れません。

1 2 3