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DropboxとG Suiteが提携

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DropboxとG Suiteが提携

IPOを申請したDropboxが、Googleのビジネス向けクラウドサービスG Suiteと提携し、機能の統合を行うことを発表しました。 DropboxからGoogle Docs、Google SpreadなどG Suiteファイルの作成、Dropbox内に格納されているファイルをGoogle Docsなどから編集可能、DropboxとGmailやHangoutの連携などがこれに含まれるようです。 DropboxとG Suiteはもともと相性の良いビジネスクラウドと考えています。 G Suiteはドキュメント作成、スプレッドシート作成が簡便で、同時の共同作業や履歴管理などOfficeスイートの中でも安定して高機能を利用できるよいツールです。 Dropboxは大容量、高度な同期、安全なファイル共有などオンラインストレージでも最大の規模と安心感を持っています。 DropboxはこれまでもMicrosoftと連携し、Dropbox上のMS Officeファイルを開くことができるなどの機能を持っていました。 ここにGoogle Docsを加えることで、利用者の多いおおよそ全てのOfficeスイートのファイルを扱うことができるようになります。 Dropboxの大容量とそれを生かすアプリケーションとの連携でDropboxの価値は大いに高まり、Dropboxをハブにして様々なビジネスシーンに利用されることとなりそうです。  

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Google HomeとAmazon Echo比較

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Google HomeとAmazon Echo比較

Google HomeとAmazon Echoについて両方ともセットアップする機会があり、試してみた感触などを書いてみたいと思います。 Google Homeのほうが圧倒的に導入までの時間が短いです。 双方ともスマートフォンアプリからの設定になるのですが、Google HomeアプリがGoogel Homeを見つけるまでほとんどアプリ内だけで解決してしまいます。 Amazon Echoはアプリから抜けてEchoのWi-Fiに接続する必要があるなどわずかながらもハードルが高いように感じました。 Google Homeの場合はGoogleアカウントに、Amazon Echoに関してはAmazonアカウントに接続されるのですが、カレンダーなどを管理しているGoogleアカウントにすぐに接続できるのは利点です。Echoの場合は別途他のカレンダーサービスに接続する必要があります。 Amazon Echoについてはそれ以外にも海外ではすでに利用できる連携サービスなどが国内で始まっていないなど、まだまだ発展途上の状態です。 Google Homeの方が日本で使う以上は完成されている製品だと思うところです。 ただ機能についてはサービスですのでこれから良くなって行くものだと感じています。現状でどちらかを選べということであればGoogle Homeの方が良いと個人的には思います。

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SalesForceとGoogleが提携を発表

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SalesForceとGoogleが提携を発表

クラウド型CRM大手でプラットフォーム型クラウドを提供するSalesFroceがGoogleと提携したサービスを始めるという発表がありました。 SalesForceはG Suiteと連携し、GoogleのグループウェアとSalesForceの機能の統合をより推し進めることになります。 G Suiteはクラウド型のメール、カレンダー、ビデオ通話、オフィススイートで大きなシェアがあり、これらのサービスとSalesForceが連携すればよりSalesForceの利用感は向上し、定着や業務の可視化にも役に立ちます。 SalesForceもまたグループウェアの形をとることもあり、G Suiteなど他のグループウェアと並列して使うと二重入力や、どの部分にどちらを使うかなどの選択が生じてしまうところでしたが、今回の提携でそういった部分が大きく解消されるものと思われます。 またグループウェアとしてだけでなく、Google Analyticsの統合によるマーケティング機能の強化なども挙げられています。マーケティングのためにGoogel Analyticsのデータを取り扱いしやすくなることはSalesForceの強みともなることで、他のマーケティングツールなど競合に対して大きなアドバンテージを得ることになりそうです。 その他クラウド基盤としてGoogle Cloud Platformを採用していくというプロジェクトもあり、それまでは競合であったサービスとの連携でより一層強みを増すサービスを提供することになります。 SalesForceは毎年のイベントDream Forceで大きな話題を振りまくことでクラウドビジネスを率先していく立場を取っています。  

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G Suiteを使う価値

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G Suiteを使う価値

GoogleのオフィススイートG SuiteはMS Officeなどのオフィススイート製品の一つです。 1ユーザーあたり月額600円で利用可能で、Webブラウザ上で動くアプリケーションです。 ExcelやWord、Powerpointファイルのインポート、エクスポートが可能で、Google Driveに取り込めばGoogle SpreadやGoogle Documentに変換して利用することができます。 これらG Suiteアプリの最も良いところと筆者が思うのは自動保存の行き届いたところです。 細かい変更を行うたびに保存され、サーバー側で保持されるのでアプリケーションのクラッシュによりデータを失うことはありません。 常に最新版を保存し続けているのでブラウザが強制終了してしまったとしてもデータは失いません。強制終了までに通信が途切れているとこの限りではありませんが、保存状態は常にわかりやすいところに表示されているので安心できます。 保存するタイミングは選べませんが、どの時点まで戻るということは可能です。30分前の状態に戻す、あるいは昨日の状態に戻して再度編集するということも可能です。 現在からの変更箇所も色付きでわかりやすく表示されるので、どの部分を編集したのかもたどることができるようになっています。 またデータを失わないことと同じぐらいに良いこととして複数人での共有が便利です。共有設定を行えば、閲覧や編集について複数人でデータを共有し同時に編集を加えることができます。 同時編集は使って見なければわからない良さがあります。他の利用者が編集や追加していくところをリアルタイムで確認することができるのは様々な活用法があります。一人が終わったら次の人がと作業を後回しにせず同時に一つのドキュメントやスプレッドシートで共同作業できると作業が目に見え効率も高めることもできます。 MS Officeファイルとの互換性については基本的な機能については同じものです。ExcelやWordファイルからインポートする形ですぐにG Suiteで利用できます。また必要であればExcel、Wordファイルの形でエクスポートも可能です。 互換性の問題でいうとVBAは一切利用できず変換もできません。マクロなどの自動処理にはjavascriptが必要でそれらの移行は大なり小なりの作業になります。 マクロの互換性については検討する必要がありますが、その必要のないドキュメントやスプレッドシートについてはG Suiteが現在一番使いやすく安全な方法ではないかと考えています。

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セマンティックとSEO

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セマンティックとSEO

SEOなどでも話題になるWEBサイトのセマンティックというものがあります。 セマンティックとは、簡単に説明すると、どの部分がHTMLの中でデータ(本文)とメタデータ(本文に付随する情報)を示しているかはっきりさせるということです。 どこからどこまでが人間が読む本文で、タイトルや要約、更新日時などコンピュータが読み取る部分がどれか、ということです。 HTMLをデータファイルとして見る上で、どこを見ればどんな情報を読めるかということが明確化されていることがセマンティックであるとされています。 さらにHTML5によって、本文中のどの部分がどんな情報をもっているかを細分化してセマンティックにすることができるようになりました。 WEBサイトのどの部分が記事(article)であるか、ナビゲーション部分(nav)、ヘッダ・フッタ(header,footer)であるかなどを直接HTMLとして書き込みことができるようになりました。 HTML5の登場までは本文(body)中の要素はdiv(部分)という記述で区切られていました。 HTML5までは タイトル、ヘッダー、本文(部分、部分、部分…) HTML5以降は タイトル、ヘッダー、本文(ヘッダ、ナビゲーション、記事、フッタ) と本文内の要素についてもわかりやすく記述できるようになりました。 どのような記述であっても読者としてはデザインの差はあれ、同じように記事を読むことができます。 人間としては美しいHTML記述であるかどうかは大きな意味を持ちませんが、検索エンジンやブラウザにとっては大きな意味を持つものです。 検索エンジンやブラウザがユーザーに対してわかりやすい誘導や、リッチな体験を目指す時にこのセマンティックな情報は大きく活用できます。 ブラウザが利用する例としてあげると、iPhoneのSafariが持っているリーディングモードは、WEBサイトから記事の部分を抜き出して電子書籍のように読みやすくユーザーに提供するものです。 Googleもサイトから情報をうまく抜き取り、ユーザーにわかりやすく検索結果画面から誘導するリッチスニペットを強化しています。 数年前のGoogleの検索結果画面からは考えられないほど多くの情報が現在の検索結果画面から得ることができます。 Googleがセマンティックによりユーザー利便性が強化されていると判定したサイトはSEOとして強くなります。 現在のGoogleのSEOといえば、いかにユーザー利便性が強いサイトかが判定基準になっており、セマンティック以外にもモバイル最適化が行われているか、スニペットに用いられるメタデータを用意できているかなどが大きな判定要素です。 セマンティックなどユーザー利便性が高くなるように追求することで、Google検索結果では上位に来る仕組みになっています。 それは小手先の技術ではなく記事内の記述などについても読者を中心に考えていれば自然と行われるべきものです。

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ChromebookとAndroidアプリ

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ChromebookとAndroidアプリ

Googleが自社が開発するChrome OSが搭載されたノートパソコン、Chromebookがあります。 2017年以降発売されるすべてのChromebookで、Androidアプリが近い将来に動作可能となると発表しています。 Chromebookはネットワーク接続を前提としたOS、ChromeOSを搭載しています。 ほとんどのデータはGmailアカウントと紐づいたクラウドに保存される前提で内蔵のストレージなどは最小限に抑えられ、Windowsノートパソコンに比べても安価な機器構成で製品化することが可能です。 ChromeOSでできることはブラウザGoogle Chromeでできることとほぼ同じで、Webブラウズ、ネットワーク上の写真、音楽、動画の閲覧、個人向けのGoogleサービスや法人向けのG Suiteというメールやオフィスのグループワークアプリが主です。 個人向けのノートパソコンとしては最低限度に近い機能ですが、法人などオフィスワーク用の一括導入機器などとしてある程度のシェアを獲得しています。 AndroidもまたGoogleがリリースしているスマートフォンOSですが、これのアプリがChromebookで互換性をもつようです。 マルチタッチ前提操作のスマートフォンアプリや、ゲームなどのAndroid機器ならではのアプリでは完全な互換性を得ることはできないかもしれません。 ただAndroidアプリはマウスによる操作も可能なこともあって、Chromebookにも親和性の高いAndroidアプリも利用、開発されることになるでしょう。 Androidは画像、動画、エンターテイメントなどのアプリが多く、Chromebookに不足していた部分を補ってくれそうです。 今後ChromeOSとAndroidが統合されるなどの動きはあるかもしれません。OSの魅力はOS上で動作するアプリケーションの魅力とイコールなので、より様々な用途で利用できるChromebookは今後モバイルパソコンの中でもシェアを広げてくるかもしれません。

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Google翻訳がすごい

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Google翻訳がすごい

Google翻訳アプリによるリアルタイムの翻訳です。 見た所リアルタイムにOCRしながら画面上の文字列を翻訳して置き換えているようです。 スマートフォンの処理能力でここまでできるようになったのかと驚きます。 これがあれば海外旅行などで注意書きなど読むのが随分と便利になりそうです。 画面内のピントが合った範囲で文章を翻訳するので、途切れていたり読み取り不良で誤った変換をしてしまうかもしれません。 それを承知の上で使うのであれば非常に利用しやすいものだと思いました。 この赤いシャッターボタンを押せば、その場でキャプチャしてテキスト化してくれるので、本来の使い方はこのようなリアルタイムの翻訳が中心ではないのでしょうが、インスタントに書いてあることをざっくりと捉えるには良さそうです。 ここまで尖ったものを作ってしまうのがGoogleという感覚はあります。 iPhone、Androidのアプリがそれぞれのストアで入手できます。

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ググるの先の問題

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ググるの先の問題

Googleが様々なキーワードからユーザーが必要とする情報に辿り着けるように、様々な工夫がなされてきました。 検索候補などは非常に大量のデータの中から、特に頻度の高いキーワードを選び出してくれるのはユーザーとして非常に楽です。 しかし検索した先の情報が本当に正しいかどうか、ということについては保障されていません。 記事数や文章内の関連性を自動的に判別し関連性の高い記事、閲覧数や滞在時間などのデータをもとに検索順位の決定がなされます。 検索した先の情報が正しいかどうか、ということについて、あまり影響のないことであればそれほど大きな問題にはならないかもしれません。 身体の不調などに関してのホームページは多いですが、それが本当に正しい情報かどうかについては懐疑的になるべきでしょう。それがかかりつけ医へ行きましょう、など専門家へと誘導するホームページでは問題は大きくありません。問題があるのは不確実な対処法が書かれている場合でしょう。 健康に対する不安については誰もが持っていることで、ことこれに関して検索して専門家に頼らず自分で対処しようというのは危険です。最悪の場合症状を悪化させてしまいます。 人に聞くよりもまず検索する、ということは知識の取得を効率化しましたが、その先には正しい情報を得ているかを吟味する必要が出てきました。 まず検索して調べてみることが有用な場合と、書籍に当たることが最適な場合、専門家の意見が必須な場合の切り分けが、まずググることを覚えた先の問題になります。

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Google AMP

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Google AMP

GoogleがAMP(Accelerated Mobile Pages)という規格を定め、AMP対応ページをモバイル検索の中でも特別に扱うようになりました。 ニュースサイトや、ポートタルサイトなどの閲覧数が非常に多く頻繁に更新されるサイトのAMP対応を促進しています。Google検索の中でAMP対応マークがつき、ニュースなどはカルーセル形式で表示されるようになりました。 Google AMPはわかりやすく言えばGoogleが独自の配信ネットワークで配信するためのキャッシュです。モバイル機器からGoogleで検索された結果で、AMP対応されていればAMPページがGoogleの配信ネットワークから優先的に表示されます。 閲覧数の多いニュースサイトではこれらAMP対応されたページを取得しキャッシュすることで、モバイルユーザーは非常に高速にページを開くことができます。 AMP対応ページとそうでないページをスマートフォンで開けば一目瞭然の速さです。 インターネットの通信量の軽減や、高速に開くことのできるユーザー利便性のために作られた規格と仕組みです。 Googleが現在全力で推し進めているのはモバイルの利便性です。スマートフォン、タブレットからの検索やWEB閲覧をPCで行うよりも快適なものにしたいという考え方です。 AMP対応ページによって高速で開くのであれば、ユーザーとしてはモバイルで閲覧する有利さを感じることができます。 AMP規格はjavascriptが利用できない、対応していないタグや要素があるなど、一般向けのサイト構築とはまた別の仕様が求められます。 WEBサイトの構造としてはかなり単純に作ることが求められます。あまり多くの要素を含まないことでページの表示速度を早くし、キャッシュする意味が出てくるからでしょう。 あくまで現在はニュースサイトなどの閲覧数が多く頻繁に更新されるサイトだけに必要とされています。 一般のサイトやショッピングサイトについてはAMP対応が今の所検索結果で有利に働くことはないようです。 今後AMPの展開がどのようになるのか、WebをモバイルにシフトさせようとするGoogleの試みは続くはずです。

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Evernote個人プランの値上げと個人向けクラウド

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Evernote個人プランの値上げと個人向けクラウド

Evernoteが先日、現在無料利用しているユーザーには2台の端末制限を設け、個人向け有料プランを値上げする旨を発表しました。 利用率の高いユーザーほど有料プランに移行せざるをえない状況となりました。 個人向けクラウドサービスは、AmazonやGoogleなど、クラウド最大手が格安でサービスを提供し始めると、苦戦を強いられることは想像できていました。 MicrosoftのOneDriveとOneNoteを合わせれば完全に同等とはいかないまでも、利用に不便なく移行でき、Microsoftが純正のEvernoteからOneNoteへの移行が行えます。 Evernote独自の機能であった画像ファイルのOCRやWEBクリップなどの強みも競合サービスによって同等の機能が利用できるようになっています。 Dropboxと並んで、個人向けクラウドサービスのお手本のような存在であったEvernoteも、今後は企業ユーザーに選ばれることを目的としているように感じます。 Evernote Bussinesという企業向けに提供されるプランが設定されています。 企業向けサービスはグループワークの効率化に使われ、素早い意思伝達やドキュメントの共有など、個人向けとはまた違った価値をもたらします。 サービス提供者としても大口で導入もあり、年間で更新をしてくれる企業ユーザーを優遇したいという気持ちは大きいはずです。 Dropboxも個人向けに提供されていた写真アプリCarouselやメールクライアントMailboxを終了し、Google PhotosやAmazon Cloud Driveに道を譲ったかのような形になりました。 BOXなど当初から企業ユーザー向けのサービスとして開始し、他の企業向けクラウドとの連携を押し出したものもあります。 WEBアプリとしての完成度や、モバイル対応などではまだまだサービス独自の個性を販売することはできますが、容量や転送速度の部分ではGoogleやAmazonにアドバンテージを持つことは難しいです。 Evernoteと様々なツールの組み合わせは未だ有益なもので、他社の追従を許さない部分ですが、利用中の個人ユーザーが有償プランで利用を続けるか、他のクラウドサービスに移行するかなど、選択をしなければならなくなりました。