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MacBook Pro 13インチRetinaモデル登場とMacBookシリーズの選び方

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MacBook Pro 13インチRetinaモデル登場とMacBookシリーズの選び方

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MacBook Pro 13インチRetinaモデル登場とMacBookシリーズの選び方

MacBookPro RetinaDisplayモデル 13インチの発表 Appleは23日深夜の製品発表会で、ハイエンドノートブックMacBook Pro Retinaディスプレイモデル 13インチを発表し、これを即日販売開始しました。 その特徴は、13インチでありながら2,560 x 1,600ピクセルにも及ぶ高解像のディスプレイ、最先端のプロセッサを搭載し、パワフルでありながら持ち運び可能なコンパクトさです。 その高解像度はフルHD(1920x1080)を悠々に収め、HDビデオを縮小せず編集でき、高解像度のデジカメ画像の精細なレタッチも可能となります。 外部ポートはThunderboltx2、USB3.0ポートx2、HDMIポート、SDカードとなっています。DVDなどの光学ドライブは搭載されていません。 FirewireやGigabitEthernetなどはThunderboltからの変換アダプタを利用するといった思い切った仕様は、MacBook Airに通じるものがあります。 この二つの外部ポートを本体につけるとなると、本体の厚みを増してしまうことから、デザイン上の要求もあって、取り除かれたものでしょう。MagSafe2電源コネクタなども、本体の厚みを薄くするために採用されたものであると考えています。 メモリは8GB固定で、これはBTOや自分で増量することはできません。これはかなり割り切った仕様です。 最小構成で144,800円からとなります。 並行して発売されるMacBookシリーズ このMacBook Pro Retinaモデルを加えたことで、並行して発売されるMacBookシリーズは ・MacBook Pro Retinaモデル 15インチ・13インチ ・MacBook Pro 従来型モデル 15インチ・13インチ ・MacBook Air 13インチ・11インチ の6機種となり、それぞれにグレードが加わるという状況になっています。 これらのなかで、どういう目的で何を選べばよいのか、かなり難しくなっています。 簡単な概要を説明してみます。 MacBook Air AppleのMacBookAirのサイト やはりお手軽さと持ち運びに特化したこのモデルは、現在のMacラインナップのなかでも一番の人気モデルでしょう。 11インチモデルは84,800円からと、最初のMacとしても試しやすくなっています。 低価格ながら、Celeronなどの安価なプロセッサではなく、デュアルコアCore i5以降の低電力化したものが搭載されており、処理能力で劣るところはありません。 メモリは標準で4GB、拡張して8GBを購入時に選ぶことができ、自分で増設することはできません。 ポート数は少ないですが、ThunderboltポートとUSB3.0ポートを装備しており、沢山のものを同時に接続することはできませんが、必要なだけを選べば、十分な拡張性を持っていると考えます。 HDD代わりにSSDのみを搭載した最初のMacであり、起動などが超高速で行えることが話題となりました。持ち運びするパソコンの起動が遅ければ意味がない、という点でもかなり完成されたモデルであるといえます。 DVDドライブなどの光学ドライブはついていません。USBポート経由で外付けすることになりますが、OSインストールもアプリのインストールもネットワーク経由で行いますので、CDをiTunesに取り込みたい、DVDをみたいといった用途以外には出番も少なくなっています。 向いている人 ・持ち運び重視、でもiPadにはキーボードがないのが困る人 ・どのモデルを買えばいいのかわからないけれど、ホビー用途にMacを使ってみたい人 向いていない人 ・ビデオ編集などを真剣に行うにはストレージ容量が小さく、外付けドライブを接続すると携帯性が奪われてしまいます ・気軽にパソコンでDVDなども見たい人 MacBook Pro Retinaディスプレイモデル AppleのMacBookProのサイト 現在MacBookシリーズの中で大本命のモデルです。購入資金に余裕があればこのモデルをお勧めします。 動画、音楽、写真などクリエイティブ用途、ホビー用途、そして携帯性など、さまざまな用途に向いており、その特徴である高解像度ディスプレイはユーザーインターフェイスの使いやすさと融合され、あらゆる作業を効率化させます。 MacBook Airよりは重いですが、携帯性は十分考慮されています。それでいてThunderboltは二系統もち、一つは外部ハードディスクと高速で接続しながら、もう一つはセカンドディスプレイに映像を出力するなどといったことも可能となります。 プロセッサはクアッドコアのものも購入時に選ぶことができ(15インチモデル)、デスクトップ機と変わらないぐらいの高速処理ができるでしょう。 弱点らしい部分といえば、自分でSSD容量やメモリを増設できない点でしょうか。購入時から任意のタイミングで増加させることはできません。ですから、このモデルを買うときは、十分に必要な容量のメモリと、SSDを選ぶことがポイントです。 向いている人 ・持ち運びするコンピュータでクリエイティブな用途に使いたい人 ・Macで最高のユーザー体験を得たい人 向いていない人 ・初期導入コストを抑えたい人 MacBook Pro従来型モデル AppleのMacBookProのサイト Appleの現行ラインナップの中では伝統的で、一般的なモデルのノート型PCと呼べるものです。 AirやRetinaモデルと比べて、最も特徴的な点は、裏面パネルを外して、メモリやHDDを自由に増設することができることです。 また唯一HDDを搭載できるので、内臓ドライブに1TBの容量を持たせることができます。 内蔵DVDドライブや、Ethernetポート、Firewireポート、他の二種類のMacBookシリーズにはない拡張性の高さです。 それでありながら、最小構成で102,800円とRetinaモデルに比べれば比較的安価で、重くて拡張性の高いMacBook Proか、持ち運びしやすいMacBook Airか、という選択肢になる場合が多いかもしれません。 筆者はこの従来型のMacBookProの利用者ですが、ある程度自由な構成にできる点は魅力に感じます。持ち運びにはちょっと重いとは感じています。 Appleの方針について勝手な憶測をするのは間違いかもしれませんが、このモデルはやがてRetinaモデルに吸収されるのではないかと考えています。 向いている人 ・パソコンはある程度自由に拡張してみたい、あるいはする必要性のある人 ・従来の周辺機器を使いたい人 ・MacBook AirよりもパワフルなMacをできるだけ安価に使いたい人 向いていない人 ・重いノートパソコンが嫌な人 ・高解像度なノートパソコンが使いたい人 まとめ やはりMacBook Pro Retinaディスプレイモデルは、頭一つとびぬけた性能です。 そして、お求めやすくて、使い勝手の良いMacBook Air。 スタンダードなMacBook Pro従来型。 ノート型のMacは近年まれにみる複雑なラインナップとなっていますが、これはユーザーニーズが多様化していることと、技術的な端境期を迎えている一つの表れでもあります。 じっくり悩むのもまた楽しみの一つです。 一番いいMacを見つけてみてください。

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新しいiMac発表

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新しいiMac発表

Appleが約一年半ぶりに、iMacの新型を発表しました。 今回は何と言ってもそのデザインが特徴で、最薄部ではノートPCのディスプレイを思わせるほどの薄さになっています。 背面中央部が盛り上がり、そこに内蔵機器類が集中するようなレイアウトとなっています。 大きな仕様の変更点としては、プロセッサの強化、光学ドライブの廃止、SSDとHDDの融合したFusionDrive、Firewireポートの廃止、21.5インチモデルではメモリスロットへのアクセスができない、などが挙げられます。 プロセッサの強化は順当なもので、最新世代IvyBridgeのクアッドコアプロセッサです。 光学ドライブの廃止は、かなり大胆な発想です。デスクトップ機でありながら、DVDドライブは外付けのみとなります。 SSDとHDDの利点を相互に活かすFusionDriveはよく利用するアプリケーションやOSを高速なSSDに配置して、容量の大きいHDDにデータを格納するという仕組みです。 FirewireポートについてはThunderboltポートと、USB3.0ポートの搭載により、役目を終えたという認識かも知れません。 21.5型はカスタマイズモデルでないと、メモリを増設できないようです。27型では自由にアクセスできるメモリスロットが用意されています。 今回、高解像度化は見送られましたが、今後このサイズでの高解像度ディスプレイが流通すれば、いずれのアップデートもあるかもしれません。 21.5インチの最小構成で108,800円から。11月の発売となる予定です。

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iPad mini登場

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iPad mini登場

ついに、Appleから従来より小型のiPad miniが発表されました。 iPad miniの主要な仕様として、7.9inchディスプレイ、解像度は1024x768ピクセル、前面と背面のカメラ、デュアルコアA5チップ搭載、バッテリーが約10時間となっています。 価格は16GB Wi-fiモデルで28、800円から。 仕様的にはほぼiPad2と同等ですね。それを9.7inchから7.9inchに縮めて、見劣りすることないスペックに仕上げた感があります。 高解像度Retinaディスプレイ搭載のiPadはそのグラフィック処理と液晶に電力をかなり使ってしまうので、このサイズで10時間作動させるためには、Retinaディスプレイの搭載は見送ることが必要でした。 AndroidタブレットであるNexus7に比べて、縦横の比率がかなり違います。表示面積としてはiPad miniのほうが、40%ほど大きく、外寸としては横幅がちょっと太めな感じでしょうか。 価格的にはNexus7のほうが約一万円ほど安価ですね。逆にiPad miniをそこまで安価にしてしまうと、9.7inchモデルのiPadの魅力をスポイルしてしまう、という判断があるのではないかと考えます。 AppleとしてはRetinaモデルのiPadこそ、ポストPCを担う主力で、miniはそのサブセットであるという位置づけを明確にしてきたのでしょう。 RetinaモデルのiPadも今回プロセッサを大幅にパワーアップして世代交代が行なわれました。 iPhone,iPod Touch,iPad,iPad miniと各種取り揃えられたiOSデバイス、どこにニーズが集中して、どのような展開が繰り広げられるのか、これからの動きが楽しみです。

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