お知らせ

  • パソコン関連

Amazon Prime Photosが日本でもサービス開始

noimage

Amazon Prime Photosが日本でもサービス開始

ネット通販で大きなシェアを占めるAmazonが提供するオンラインストレージAmazon Cloud Driveの中で、Amazonプライム会員向けにAmazon Prime Photosの日本での提供を開始しました。 Prime PhotosはAmazonの通販で最短の配送を受けることができるプライム会員向けのサービスで、デジタルカメラのデータを劣化させることなく無制限にアップロードすることができます。 プライム会員向けのサービスは他にAmazon Prime VideoとAmazon Prime Musicのサービスを日本でも始め、他の音楽、ビデオの配信サービスに比べて割安な料金で利用することができます。 プライム会員向けにAmazonのサービスを最大限提供し、プライム会員を増やす試みと思われます。 同様のサービスとしてGoogle Photosもクラウドに無制限にデジカメ写真をアップロードすることができ、こちらはGoogleアカウントがあれば無料で利用できます。 Google Photosの制約として無償で利用する場合、ある程度大きいサイズの写真(16メガピクセル)については縮小、ファイルの再圧縮が行われることがあります。 GoogleやAmazonは企業向けクラウドを事業化している企業で、各地にデータセンターを多く持っています。 クラウドの利点として、データセンター増設により障害への耐性が強くなり、またハードディスクなどの記録メディアについても規模によって割安になります。 スマートフォンの中で大きな容量を占めるのが、写真、動画、音楽などで、これをクラウドに移行してスマートフォンの容量を空けて、ネットワーク経由でそれらを利用するスタイルが広く受けいられるようになりました。 クラウドを最大限利用すればスマートフォン自体のストレージ容量は少なくて済み、購入時の費用を節約することができます。 クラウドの拡張とスマートフォンの普及の二点があり、クラウドは一般ユーザーの囲い込みを積極的に行うようになってきています。 クラウドにアップロードしてスマートフォンから消してしまったデータを、再びダウンロードして他のクラウドストレージに移すのは非常に手間なことです。 クラウド提供事業者はどれだけ一般向けのクラウドのシェアを獲得できるか、しのぎを削っている状態です。 ユーザーとして使いやすく割安なものの選択肢が増えることは歓迎すべきことだと考えています。

  • ブログ

アマゾンウェブサービス(AWS) 体験ハンズオン

noimage

アマゾンウェブサービス(AWS) 体験ハンズオン

3/20に、大阪の中之島にある「アマゾン大阪オフィス」にて開催された、「AWS 体験ハンズオン 大阪 ~セキュア&スケーラブルウェブサービス構築編~」に参加しました。 AWSは概要は理解していますが、英語アレルギーの私には敷居が高く、なかなか実際に使う機会がありませんでした。 今回はハンズオン形式でのセミナーのため、実際にサーバを構築していくところを体験できるとのことで、これはチャンス!と思い、受講を決めました。(無料ですし) 今回体験できたのは以下のサーバ構成です。 WordPressを1台構成 「Webサーバ×1」+「DBサーバ×1」の2台構成 「ロードバランサ」+「Webサーバ×2」+「DBサーバ×1」の3台構成 実際に体験した感想としては、こんな短時間でこれだけの構成のサーバが構築できるんだなーと。 (ハンズオンで構築した環境は、実際には運用できるレベルではありませんが) ハードウェアはもちろん用意する必要はありませんし、管理コンソールでほとんどの作業ができました。 AWSでは簡単にサーバ構成を変える等、サービスの規模に合わせて柔軟にシステムを拡張できるので、クラウドに抵抗がなく、スケーラブルな構成を重要視するのであれば、ベストな選択肢のひとつとなるでしょう。

  • パソコン関連

JAWS DAYS2014に参加しました

noimage

JAWS DAYS2014に参加しました

ベルサール新宿グランドで開催された、JAWS DAYSに弊社のエンジニア2名が参加しました。 JAWSはJapan Amazon Web Serviceのユーザーズグループで行われる大きなイベントで、フォーラム、セミナー、利用者同士の意見交換会、交流会などを定期的に行っているものです。 Amazon Web Serviceはクラウドの中でも大規模サービスに多く使われており、任天堂、東急ハンズ、クックパッドなど、知らない人が少ないような巨大企業のサービスを支えています。 そういった現場の声を聞き、体験することで、これからの時代の流れにしっかり追従してい事が、エンジニアとして大事と考えています。 Amazonというとオンラインショッピング最大手というイメージが強い企業ですが、そのバックグラウンドの技術にこれだけ多くの技術者が関心を持ち、利用されている事を直接体験できるイベントです。 それでは当日参加した者から、レポートとして受け取ったものをそのまま掲載します。 『北海道から沖縄まで、1000人以上の方が参加 会場はベルサール新宿グランド。 まずは新宿駅のダンジョンを抜けなければならないというミッション。 無事ミッションクリアし、会場へ到着。 中に入ると人が多い! 1000人以上の参加者でした。 内容としては、 AWSの活用方法を紹介するセミナーがほとんどで 実際に使ったことがある人でないと難しい内容。 専門用語が飛び交っていました。 AWSに初めて触れたのは4年ほど前ですが、 ずっとほったらかしていて特に勉強しておらず 細かいところまではわかりませんでした。 AWSを活用して如何にランニングコストを節約するか、 AWSでの失敗例、何故AWSを活用するのか等々 いろいろ聞きましたが、2点ほど感じたことがあります。 弊社では通常1サービスに対して、1サーバーしか使わないわけですが、 講演されている企業様のサービスは何百インスタンス、 つまり何百ものサーバーでサービスを提供しているようです。 それぐらいのサーバーが必要なほどのサービスを創造できればいいなぁ、 ということと、 大きなサービスでもMySQLを利用しているということです。 誰でも大きなサービスを提供することができるAWSは注目です!』 今後もさまざまなセミナーや勉強会に参加し、システムキューブの力としていってもらいたいです。

  • パソコン関連

Amazonのもう一つの顔

noimage

Amazonのもう一つの顔

Amazonは日本でも利用者が多く、おそらく楽天とともに最初に名前の挙がるオンラインショッピングサイトでしょう。 注文時間により、即日、ほとんどの商品が遅くても翌々日までに配送されるAmazonはその購入のしやすさ、サイトの使いやすさ、おすすめ商品の的確さから、その人気もうなずけるものがあります。 Amazonは、現在クラウドのサービス提供企業として、かなり大きな存在感を持っています。 Googleが検索と広告の配信を本業として、クラウドの基盤を成長させたように、Amazonはオンラインショッピングを本業として、その裏側であるクラウドの基盤を成長させてきました。 Amazonのクラウドの利点 Amazonのクラウドの大きな利点は、世界各地に拠点がある事、またサービスの展開が幅広いという事です。 Amazonは注文の処理や、検索などを1ミリ秒でも短縮するための努力を続けていますし、また数十分でも停止すれば大きな損失を出してしまうので、高速性、高信頼性、安全性についてAmazonのショッピングという最高の事例を持っています。 サーバーだけでなく、ファイル保存のみなど、プランが充実しているので、小規模で安価なクラウドプラットフォームからスタートし、サーバの能力がより必要な際は、大きい能力を持つプランに移行する事ができるなど、スケールアップも行いやすいといった点も強みになっていますです。 さまざまな課題と利用目的に応じた利用が可能です。 Amazonクラウドの利用者 Amazonのクラウドサービスは、スマートフォンなどでメジャーなサービス、FoursquareやHootsuiteのような世界中でユーザー数の非常に大きいサービスを運営しています。 国内企業でも大手がWEBサービスや基幹系業務に利用している実績があります。 http://aws.amazon.com/jp/solutions/case-studies-jp/ スマートフォンのクライアントサーバー型アプリのサーバー提供者としても、まず最初に検討される一候補になります。 Amazonのイメージ戦略 Amazonはクラウド企業としてのイメージを表に押し出す事を積極的に行っていません。 あくまで消費者の目線とすれば、オンラインの書店、一般消費者向け小売業のイメージを持ち続けてもらう事を大事にしている様です。 一方で開発者向けにはカンファレンス、セミナー、勉強会等を積極的に行い、Amazonのクラウド戦略の認知を広げています。 国内でもクラウドのビジネス利用が広まれば、IT企業Amazonの存在感は大きく増す事になります。 コンピュータとクラウドのこれから クラウドはこれから、個々のコンピュータの処理能力を、ネットワーク越しに負担する役割をになうことになるでしょう。 スマートフォンなどは処理をクラウドに渡す事で、より効率よく電力を節約し、コンパクトでシンプルな形になるでしょう。 Google、Microsoft、Appleなど、ハード事業の展開を行う大手企業は、独自のクラウド基盤を持っています。 AmazonもKindleというハードを独自で開発しています。 現在はブックリーダーという認識のKindleですが、ある日、Amazonのクラウドをバックに備えたコンピュータとして大きく売り出される時が来るかもしれません。

1 2