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WinSCPを利用した遠隔地バックアップ

iMac(Late2012)まとめ、選び方

Office2013発売日と価格決定、Office2010について

iMac(Late2012)にVMWareFusion5でWindows8をインストール

InternetExplorer8までの更新プログラムリリース

IE8までに脆弱性、その対処

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Surface with Windows 8 Proの北米での発売日決定

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Surface with Windows 8 Proの北米での発売日決定

米国Micorosoftは、SurfaceのWindows8搭載版である、Surface Windows 8 Proの発馬日を2月9日と発表しました。 北米市場での発売で、現在日本での発売予定は未定です。 価格は$899ドル(およそ8万円)となっています。 このタブレットは、タブレット型のパソコンと呼べるもので、Intelの第3世代Core i5プロセッサが搭載されています。 WindowsRTとは違い、従来のWindowsアプリケーションが実行できる、フルセットのWindows8が搭載されます。 Microsoft Officeは標準で添付されないようです。 外形は似ていますが、厚みが増し、重さが0.5ポンド(226g)ほど増えています。 Surface RTとSurface Pro 北米市場で、タブレットがブレイクしたのは一昨年の年末(2011年12月クリスマス商戦)でした。 iPad2、Galaxy TabletやSONY TabletなどのAndroidタブレット、第1世代Kindle Fireが発表され、タブレットが出そろって市場が一気に活性化しました。 日本での、ちょうど2012年末のような状況を想像していただければ、わかりやすいです。 マイクロソフトもタブレット市場の中で存在感を示す必要がありました。 従来型のWindows搭載タブレットでは、低価格路線のタブレットと価格競争力も低く、またタッチパネルでの操作を前面に押し出すことが難しかったので、Windows8とWindowsRTの完成を待つ必要がありました。 WindowsRTがそれまでのWindowsパソコンが違う点は、 ・IntelではなくNVIDIAのARM系プロセッサを利用している ・従来のWindowsアプリとの互換性がない ・Microsoftが独自ブランドで発売する など、今までにない手法での発売となりました。 新しいプラットフォームでの存在感を示すためであり、タブレットに新規性を求める層には興味を引かれるものがありました。 しかしアプリケーションの後方互換性を求める多くのユーザーにとっては、まったくニーズを満たさないものです。 安価なフルセットのWindows8PCという誤解の上で買い求めてしまうと、大変なことになります。 今回発売日が発表されたSurface Proはタブレットでありながら、フルセットのWindowsを利用したい層に訴えかけるものがありそうです。 Surfaceは日本で展開されるか 現在、日本でSurfaceは展開されておらず、WindowsRT機自体もほとんど発売されていません。 日本ではタブレットに対する需要が、北米市場ほど高くはありません。 市場の規模としては10~20%程度とみてもよさそうです。 そんな中にWindowsRTを投入しても、新しいもの好きのニーズは満たせても、最も売りたいWindows8のイメージを下げてしまうだけになるという判断が働いていると考えます。 そうであればフル機能を備えた、Surface with Windows 8 Proの日本投入は早くなるかもしれません。 マイクロソフトが日本におけるタブレット市場で、どういった存在感を示してくるのか、これからの動向を楽しみにしています。

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WinSCPを利用した遠隔地バックアップ

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WinSCPを利用した遠隔地バックアップ

この二十年ほどで、いくつかの大きな災害に見舞われ、拠点に被害が及んだ場合、社内の情報資産をすべて消失してしまう、といった出来事も起こっています。 複数拠点をもつ企業様であれば、拠点間のVPNや専用線を用いて、バックアップを行う体制をもつところも多いと思います。 このような複数拠点間VPNなどを持たない場合、どうしても業務遂行上必要な日常バックアップを、定期的に遠隔地に保管しておきたいという需要はあると思われます。 ディザスタリカバリなどという言葉もありますが、なんらかの対策の必要性を求められている方も、増えてきているのではないでしょうか。 ここで重要視されるのは、経路間の安全性確保、保管の安全性などになります。 経路の暗号化を確保したうえで、Windowsで始められる簡単なバックアップを考えてみます。 WinSCPとは WinSCPとはLinuxなどで標準的に取り入れらている、通信プロトコルSSHに対応したファイル転送クライアントです。 SSH接続機能のあるサーバに接続した後の操作は、一般的なFTPクライアントと、大きな違いはありません。 それならFTPを使ってレンタルサーバーなどに保存しても変わらないのではないか、と思われるかもしれませんが、FTPとSSHでは大きな違いがあります。 SSHは認証と経路の安全性を、暗号化により確保しています。 FTPは暗号化されていないユーザー名とパスワードを送信して認証し、ファイルの転送も暗号化されていません。 そのため、経路途中でだれかに盗聴されていても、気が付く方法はありません。 身近に起こる盗聴の例としては、誤った無線LANアクセスポイントに接続してやり取りした内容は、暗号化されていなければ盗聴されている可能性は十分あります。 SSHを利用した場合は、このような場合でも盗聴は不可能です。総当たり攻撃によるパスワードの突破や、経路途中の盗聴を防ぐ方法が用意されています。 他にWindows向けSSH利用のファイル同期アプリケーションとしてcwRsyncがありますが、フリーソフトから商用ソフトになりましたので、フリーソフトであるWinSCPを利用したフォルダの同期を行うこととします。 バックアップ先のサーバーについて ここではあらかじめ、公開鍵認証型のSSHサーバーが用意されていることを前提として、記述いたします。 サーバーの管理権限のない方は、サーバーの管理者と協調して設定してください。 レンタルサーバーでSSHを利用できるものもありますが、ほとんどがパスワード認証形式で、より安全な公開鍵認証方式によるものより、総当たりのパスワード突破攻撃に弱くなります。 同一価格帯でも、レンタルサーバーとVPS(バーチャル・プライベート・サーバー)では利用できるハードディスク容量はVPSの方が、多く割り当てられているものが多いので、設定には専門性が必要となりますが、VPSがお勧めできます。 WinSCPの設定方法 WinSCPのダウンロードサイトからWinSCPをダウンロードして、インストールを行います。 公開鍵と秘密鍵の作成 スタートメニューにWinSCPが登録されますので、鍵関連ツールからPuTTYgenを起動します。 ここで認証用の鍵を作成します。 ここでGenerateをクリックし、鍵の作成を始めます。 鍵のタイプは画面下の方、SSH-2 DSA 1024bitを選択します。 緑色のプログレスバーの下の空白を、マウスポインタでぐりぐりとしていると、ランダムな暗号が生成されます。 上部ボックスに表示されている、アルファベット数字記号の混ざったものが公開鍵です。 このボックス内をコピーして保存し、サーバーに公開鍵として登録します。 Key Passphareseには秘密鍵のパスフレーズを入力し、Save Public Keyと、Save Private Keyをクリックして保存します。 秘密鍵のパスフレーズはできるだけ長いことが求められます。 この秘密鍵と秘密鍵のパスフレーズが漏えいすると、SSHサーバーにアクセスできてしまいますので、管理できることろに保管します。 WinSCPでサーバーとの疎通確認 ふたたびスタートメニューから今度はWinSCPを起動します。 ログイン画面が出るので、ホスト名に接続先、ポート番号にSSHポート番号、ユーザ名にはサーバでのユーザー名、秘密鍵に先ほど作成した秘密鍵を指定します。 ここで保存をクリックすると、接続情報が保存されます。 ログインを押すと、サーバとの接続が始まります。 はじめて接続するサーバであると、サーバ鍵の指紋(フィンガープリント)が送られてきますので、これを鍵のコピーをクリックして、テキストファイルに保存し、はいをクリックします。 ここで登録されたサーバの指紋は保存され、今後同一のサーバーであっても指紋が違う場合は警告が表示されるので、接続経路の詐称に対応でき、サーバーの同一性が確保できるようになります。 ここで鍵作成時に登録した秘密鍵のパスフレーズを入力し、OKを押します。 認証が完了すると、WinSCPの操作画面が開きます。 ここでファイルを一つコピーして、書き込み権限などがあることを確認します。 これでWinSCPの作業は設定は終わります。 Pageantの設定 今回は自動的にバックアップ処理が動作することを目指しますので、バックアップの際に毎回秘密鍵のパスフレーズを入力することを省力するためにPagentを設定します。 鍵関連ツールの中にあるPageantを実行します。 Pageantは秘密鍵とパスフレーズの設定をしておくとWinSCPの認証時に、パスフレーズの入力を省略できるものです。 ここでAddKeyをクリックし、先ほど保存した秘密鍵を選択します。 パスフレーズの入力を求められるので、入力すると登録され、Pageantは常駐します。 この状態でWinSCPで先ほどのサーバーに接続すると、パスフレーズを入力せずに認証ができます。 Pageantを終了するたびに、鍵の登録はクリアされます。 WinSCPによる自動バックアップ WinSCPによるバックアップを自動化するために、次のことを行います。 ・Pageantをログイン時に自動起動 ・WinSCPを自動的に起動しファイルの同期 それぞれバッチファイルを作成し、タスクで起動させます。 Pagent自動起動バッチファイルの作成 メモ帳を開き、 [text] "C:\Program Files\WinSCP\PuTTY\pageant.exe" "C:\Users\Username\winscp\id_dsa.ppk" [/text] 上記のように、pageantの場所と、秘密鍵の場所を指定します。 Pageantの場所はデフォルトではこの場所になります(32bitWindows)。秘密鍵の場所は、保管されている場所を登録してください。 これを名前を付けて保存、ファイルの種類にすべてのファイルを選んで、pageant.batという名前でバッチファイルとして保存します。 バッチファイルを起動させて、タスクトレイに帽子をかぶったパソコンのアイコンで、Pageantが起動することを確認してください。 WinSCPバッチファイルの作成 まずWinSCPに送信するコマンドをファイルにまとめます。 同じようにメモ帳を開き、 [text] # バッチモードに設定し、確認/問い合わせを無効にする option batch on # ファイル上書きの確認などを無効にする option confirm off # サーバーに接続 open <a href="mailto:username@hostname">username@hostname</a> -hostkey="ssh-rsa 2048 xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx" #サーバー側とファイルを同期 synchronize remote C:\Users\Username\Documents\backup\ /home/username/backup #接続終了 close #WinSCP終了 exit [/text] 上記を参考に、コマンドを作成し、テキストファイルとして保存てください。 -hostkeyには先ほど保存したサーバー鍵の指紋をコピーしてください。これで 設定方法については、詳しい参照先をご覧ください。 これをWinSCPへ入力するバッチを作成します。 [text] "C:\Program Files\WinSCP\winscp.exe" /console /script=C:\Users\Username\Documents\WinSCP-Batch.txt [/text] WinSCPの場所はデフォルトのままです(32bitWindows)。 /script以下には先ほど作成したコマンドのテキストファイルを指定し、バッチファイルとして保存します。 バッチファイルをクリックし、必要な動作が行われることを確認します。 タスクへ登録 スタート画面からアクセサリーシステムツールータスクスケジューラを起動します。 タスクに名前を付けます。 Pageantであればログイン時、WinSCPのバックアップであれば、毎日など必要な頻度を設定します。 バッチを実行するのでプログラムの開始を選択します。 バッチファイルの場所を設定します。 このような形で登録が完了します。 プロパティ設定で、必要であれば設定を行ってください。 設定後、Pageantと、WinSCPのタスクからの起動を確認できれば、完了です。 設定後のことなど 今回、比較的省コストで身近なもので、一定のセキュリティーを確保したバックアップ手段を試してみました。 経路暗号化には、SSH以外にも、VPNを使う方法もあり、VPNを利用して別拠点にファイルコピーを行うなど、さまざまなパターンがあります。 経路暗号化したインターネット越しのファイル転送はあまりスピードが出ない場合もあり、今回テストしたケースでは、600KB/秒程度のスピードですので、大きいファイルであればかなりの時間がかかってしまうことも考えられます。 ここからアレンジして、たとえば圧縮ファイルを利用することで転送時間を短くするなど、様々な方法が考えられます。 本格的な導入を行うのであれば、商用サービスも様々ありますので、事態が発生する前に、情報収集や準備をしていくことも必要になってきていると考えます。

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タブレット=アバウトなコンピューター

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タブレット=アバウトなコンピューター

タブレットとはアバウトなコンピュータととらえることができます。 パソコンは便利さを向上させていく中で、どんどん複雑な存在になってきていました。 この複雑さから、アバウトさへ大きく舵を切るのがタブレットの存在ではないかと考えてみます。 パソコン誕生からの歴史をたどってみて、個人向けコンピュータのあり方を振り返ってみましょう。 CUIの時代 CUIとはキャラクターユーザーインターフェイスの略で、黒い画面に文字だけのパソコン、MS-DOSなどといった言葉でわかっていただける方もいらっしゃると思います。 この時代、グラフィックを十分に扱うことができない性能上の理由もあり、コンピュータの操作はキーボードから打ち込むコマンドで行っていました。 この時代の主なパソコンの用途としては、ワードプロセッサー、文字ベースの表計算ソフトなどがありました。 ワードプロセッサは現在のWordのようなものとは違い、文字の色も自由に選べず、文字のサイズも倍角、4倍角などで強調するぐらいで、シンプルでタイプライターに近い性能を持つものでした。 フォントもゴシックか明朝を選べる程度で、プリンタ内蔵のフォントを使うしかありません。現在のようにさまざまなフォントを利用することはできませんでした。 パソコンを使うためにはこれらコマンドを覚えて操作する必要があり、使用するためのハードルは現在よりはかなり高いものでした。 GUIの時代 1984年にAppleがMacintoshが発売されるとともに、GUIの時代が訪れました。 Windowsは1990年に発売されたWindows3.0以降で、GUIを本格的に取り入れています。 GUIとはグラフィカルユーザーインターフェイスの略で、マウスで画面上のアイコンやボタンを操作する、現在皆さんが利用されているパソコンの操作方法です。 GUIの登場とともにWYSIWYG(ウィジウィグ)というディスプレイに表示されたものとプリンタの印刷結果が一致するという概念と、自由なフォントや図形、グラフィック、写真などを扱うことができるようになりました。 複数のウィンドウが開いて、その中でアプリケーションを扱うことができる、マルチウィンドウというものが実用化されたのもGUIの時代の特徴です。 GUIがコンピュータに何をもたらしたかというと、最も大きな変化はDTP(デスクトップパブリッシング)の登場です。 DTPの登場により、卓上で誰もが印刷物を自由に作れるようになりました。前述のWYSIWYGという概念が、これを可能にすることができました。 これは印刷業にかかわる人だけの話ではなく、たとえばWordやExcel、PowerPointなどで、仕事用の資料の作成をするのも、広義のDTPといえます。 このDTPにおいて、最も重要なのはマウスの存在で、マウスにより精密な操作を行えることが重要なポイントでした。 表計算ソフトExcelもこのマウスによる操作で、CUI時代の表計算ソフトよりもより複雑な作業が、手軽に行えるようなりました。 タブレットの時代 タブレットの時代はまだまだ始まったばかりです。 タブレットは基本的にはGUIを継承していますが、操作にはディスプレイを直接タッチする、マルチタッチのタッチパネルを利用するという特徴があります。 静電式のタッチパネルは、そのタブレットOSの操作感と相まって、非常にとっつきやすいものではありますが、マウスのようなポインティングデバイスと比べると、かなり精度は劣ります。 人の指は、小さいボタンや、チェックボックス、あるいは表計算のセルなどを正確にタッチするには太く、またタッチパネルの感度にも限界があります。 もう一つは、タブレットは据え置きで利用するものではないので、ディスプレイを見る角度によって、タッチしている場所を正確に合わせることが難しいのです。 そのため、タブレットの操作はマウスなどと比べると、アバウトにならざるを得なく、精密な作業をあきらめるかわりに、精密でない操作の快適さを追求していくことになります。 タブレット時代のユーザーインターフェイス 多くのタブレットがマルチウィンドウを採用せず、単一のアプリケーションが画面のすべてを利用する、いわゆるフルスクリーンで動きます。 これはタッチパネルと、マルチウィンドウというシステムの相性がよくないのが理由でしょう。 マルチウィンドウは複数のアプリケーションを同時に操作し、まるでデスクの上に書類を重ねるようにウィンドウを重ね、画面を共有するものです。 タブレットは操作のシンプルさが重要なので、デスクの上のようであるよりも、一つの書類として扱われることに重きを置かれています。 タブレットという形状に、マルチウィンドウOSを搭載しても、それぞれの良さを相殺してしまうのです。 タブレットとして、いままで利用されていた、電子書籍端末や、飲食店の注文端末、カラオケボックスなどの操作端末として利用する上で、一目瞭然の操作感で特に戸惑うところはないと思います。 マルチウィンドウのOSをタブレットに搭載しても、マウスがないことによる操作性の悪さだけが目立ってしまいます。 タブレットはその操作性から 、直感的で迷いのないユーザーインターフェイスを持つことが最も重要なポイントです。 タブレットとパソコンの使い分け タブレットが今後普及していく理由は、その操作の単純さであり、その単純さゆえに精密な操作ができないため、パソコンを置き換えることはできないでしょう。 パソコンは先述のDTPの分野など、操作の精密性を求められる、専門性の高いコンピュータとして特化していくことになりそうです。 WindowsRTのように、マウス、キーボードを接続できる、デスクトップモードという従来のマルチウィンドウを備えた、タブレットOSも出てきています。 タブレットにマウスやキーボードを接続し、主に使うのであれば、画面のタッチはほとんど使わなくなると想像します。 マウスとキーボードの操作に加えて、画面へのタッチがプラスされることは、操作の流れを中断するだけで、メリットがあまりありません。 利用シーンに合わせての、PCとタブレットのコンバーチブルを求める人はいるでしょうが、帯に短したすきに長しで、それぞれの専門性を求めるユーザーよりは少なくなると考えます。 タブレットは指先で操作できるそのアバウトさが、従来のコンピュータに壁を感じていた人には、身近なものとして捉えられるはずです。 移動の合間や、リビングでのひと時に、必要な時だけ取り出して、さっと指先だけで操作し、用が終われば折りたたむこともなくカバンに入れるなど、邪魔にならないようにしまっておける、圧迫感のないコンピュータ。 コンピュータはもっとアバウトな存在でいい、というのがタブレットの発想の転換点です。 今後、マウスを使った精密な操作を求めるユーザーと、よりアバウトなコンピューターを求めるユーザーに二分化されていくと想像します。

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iMac(Late2012)まとめ、選び方

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iMac(Late2012)まとめ、選び方

2012年モデルのiMacの性能について、いろいろと検証してみました。 iMac Late2012 到着 iMac Late 2012 (Fusion Drive) ベンチマーク iMac(Late2012)とUSB3.0ドライブでバックアップ iMac(Late2012)にVMWareFusion5でWindows8をインストール MacでSparseBundleImageを利用した仮想マシンバックアップ iMac(Late2012)のSDカードリーダー読み書き性能テスト これらのことからiMacの選び方、利用スタイルなどについてまとめてみたいと思います。 圧倒的にコストパフォーマンスに優れるiMac その薄いフォルムなど、見た目の新しさも大きな魅力ではありますが、今回のiMacは非常にお買い得なモデルであると言い切ることができます。 入出力ポートそれぞれがかなり高速化しており、それに見合うプロセッサが搭載されているので、あらゆる動作が軽快です。 Fusion DriveはiMacカスタマイズの中では高価なオプションですが、このFusion Driveが無くともiMacは十分軽快に利用することができます。 実際の使用例として、写真アプリケーションApertureでUSB3.0外付けハードディスクにライブラリを新たに作成し、7GBのデジタルカメラ画像と動画をSDカードから、読み取ります。 この組み合わせで、3分で読み取りが終わりました。Fusion Driveに作成したライブラリには2分で読み取り終了となり、その差はあまり大きくなく、USB3.0の外付けハードディスクでも十分な能力をもっていることがわかります。 ビデオ編集や、デジカメ画像処理などには、USB3.0と高速化されたSDXCカードリーダーが大いに役に立ちます。 USB2.0という外部機器接続上のボトルネックが取り払われたことで、4000円ほどのSDHCカードと10000円弱のUSB3.0対応ハードディスクで、これらの流れが驚くほどスムーズ化されます。 これまで拡張性という点で限界があったiMacとしては、大きな更新です。 さらに高速なThunderboltコネクタをさらに2ポート備えており、現在Thunderbolt機器は、プロ向けハイエンド環境での普及が進んでいますが、一般ユーザー向けの安価な機器が出回るようなれば、さらに選択肢が増えることになります。 将来的な拡張性も十分備えていると考えてよいでしょう。 モデル・オプションの選び方 21.5インチの最安価モデルも、USB3.0や高速なSDカードリーダーを備えていますので、十分なお買い得感があります。 迷わず21.5インチの最安価モデルをねらい目にしても、前節で記載した拡張性などは損なわれることがありませんので、非常に満足度の高いものになるでしょう。 これをベースとして、それぞれの追加オプションについて、見ていきます。 CPUは第3世代Core i5のモデルで十分な能力を持ち、コストパフォーマンスとしてはかなり良いです。 Macにはマルチコア対応したアプリケーションが多くあり、Core i7にアップグレードすることは、より高速な処理を求めるならば、選んでおいて間違いはないでしょう。 メモリについては、標準で8GB備えているので、一般的なアプリの使用には必要十分です。 VMWareFusionやParallelsなどを利用した仮想マシンの使用、画像・動画編集などをメインに行いたい場合は16GBあると心強いです。 Mountain Lionはパワーが必要なアプリケーションでは、余らせずにメモリを使い切ってくれます。 ハードディスクが1TBあれば、ごく普通の用途には十分ですし、USB3.0接続の外付けハードディスクを追加すれば、簡単に容量を増やすことができます。 内蔵ドライブの増量は現在の持っている写真や音楽などユーザーファイルの量から考えてみてください。 Fusion Driveはかなり高価なオプションですが、その効果は実感することができるでしょう。 OSの起動や、アプリの立ち上がりは驚くほど速く、Windows8が4分で仮想マシン上にインストールできたのには驚きました。 MacBookAirはすべての記憶領域がSSDですので、非常に素早く動作するのが特徴ですが、低電圧なモバイル用プロセッサではなく、デスクトップ用プロセッサにFusion Driveの組み合わせは、新しい世界です。 すべての記憶領域をSSDにすると、パフォーマンスとしては最高となりますが、ハイエンド機と呼べるほどの予算が必要です。それだけのコスト増が、自分の用途に見合うかどうかがわからない場合は、このオプションを選ぶ意味はあまりないと考えます。 グラフィックチップの増強は、ゲーム用途というよりも、グラフィックチップを活用した、画像編集や、動画編集アプリケーションのパフォーマンスアップを目的とした方に向いています。 おもに使用するアプリケーションがOpenCLなど、グラフィックチップによる高速化対応している場合は、処理時間を低減することができます。 画面サイズ 21.5インチモデルは設置面積も小さいので、コンパクトにまとめたい方にはこちらがおすすめです。最初のiMacに選ぶのにもこちらがおすすめです。 現在この記事を書いているのは21.5インチですが、解像度や画面サイズに不足は感じません。 より大きい画面でフォトレタッチや、動画編集などをしたい場合は、27インチモデルをおすすめします。 設置面積や圧迫感は増しますが、それが問題にならなければ、大きい画面はやはり快適です。 27インチモデルは利用者がメモリを自分で増設可能なので、32GBのメモリが必要な場合は、標準のアップグレードオプションを選択するよりも安くすることもできます。 まとめ 実際使ってみて、見た目以上のインパクトを持つiMacであるというのが、現時点での感想です。 Macユーザーにはなじみの深いFirewireが標準で搭載されなくなりましたが、Thunderboltとの変換ケーブルも用意されているので、必要な方には不足のない点だと感じます。 Thunderboltはディスプレイ、ハードディスク以外にもさまざまな接続機器が今後出てくるでしょう。 出回り始めのThunderboltと、接続機器が多くでそろった感のあるUSB3.0が合わさることで、かつてない拡張性の高いiMacが出来上がったといえるでしょう。 身近な用途から、より高度な用途を見据えることができる、使い出のあるモデルといえます。

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Office2013発売日と価格決定、Office2010について

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Office2013発売日と価格決定、Office2010について

マイクロソフト社は次期オフィススイートであるMicrosoft Office2013の発売日を決定しました。 発売日は2013年2月7日で、価格はPersonalが\29,800、Home&Bussineeが¥34,800、Professionalが\59,800です。 現在Office2010を購入すると、2013への無償アップグレードが可能です。 Office2010はどうなるのか Accessのリプレースシステム開発 Access2013へのコンバージョン Microsoft Accessの移行について いままでも何度かAccessの記事を投稿していますが、Office2013とOffice2010では機能的な差があります。 Office2013によって追加される新機能もあれば、廃止される機能もあるため、Office2010がいつまで入手できるかは気になるポイントです。 日本マイクロソフト社に問い合わせたところOffice2010は当分の間、並行して発売されるとのことです。 終了時期は公式には未定とのことで、過去の例を参照してみます。 (2013/8/23追記、マイクロソフト社に問い合わせたところ、すでに現時点で製造は終了しているとのことです。  およそ6か月の併売は通例通り、今回にも適用された模様です。  詳しくは https://www.sys-cube.co.jp/3596 この記事を参照してください) Office2010は2010年6月に発売されましたが、Office2007は2010年の年末までには在庫のみ販売となっていたようです。 Office2007は2007年1月に発売されましたが、Office2003は2007年6月末には販売終了となっていたようです。 これらの例によると、およそ半年程度は並行して発売されそうですが、今回がどうなるのか、いまのところ不明です。 通例、企業向けのボリュームライセンスであれば、ダウングレード権は設定されているようですが、パッケージ製品やバンドル版はダウングレード権はないようです。 Office2010で必要な機能がある場合は、早めの購入がお勧めかも知れません。

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iMac(Late2012)にVMWareFusion5でWindows8をインストール

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iMac(Late2012)にVMWareFusion5でWindows8をインストール

iMacでWindows8を実際に使ってみるために、VMWareFusion5を使って仮想マシンとしてインストールしました。 Windows8のインストール まずVMWareFusion5をiMacにインストールします。 Windows8はインストールディスクのISOイメージを用意しておくとインストールが早く終わります。 VMWareFusion5を起動し、新規仮想マシンを作成します。 ここではディスクを使用せずに続行を選択します。 オペレーティングシステムのインストールディスクまたはイメージを利用で、ISOファイルを選択します。 簡易インストールを利用すると、プロダクトキーやアカウント名などを一度に設定し、インストールを簡易化してくれます。 またVMWareToolsというドライバも自動的にインストールされます。 設定が終われば、この画面になりますので、スタートアップをクリックし仮想マシンを起動すると、インストールが開始されます。 インストール開始から3回の再起動を行い、およそ5分間でWindows8のインストールが終了しました。 このあたり、iMacのFuisonDriveのスピードが生きているように思います。 実際の動作 iMac上で動作するWindows8 動作速度は十分で、仮想マシンでであるゆえの不具合は今のところ感じていません。 実際にWindows8を使っていくことができそうです。 タッチパネルではありませんが、マウスやトラックパッドの操作でどこまでWindows8とうまく付き合っていけるのか、探っていきたいと思います。

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Java7の脆弱性とその対処

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Java7の脆弱性とその対処

今年1月10日にJava7Update10までのバージョンに脆弱性が発見されました。 これについて、すでに攻撃方法も確立しており、Webブラウザから不正なApplet(ブラウザを介して実行される、Javaのプログラム)を実行すると、外部からプログラムを実行されてしまいます。 緊急性を要する危険な脆弱性として、報告されています。 各セキュリティ機関ではWebブラウザでのJavaの利用を無効を推奨する事態となっていました。 1月13日Oracle社より、修正済みのJava7Upadate11がリリースされています。   Java のバージョンの確認 上記ページで現在インストールされているJavaのバージョンを確認します。 Java7であった場合は下記のリンクからJava7Update11をダウンロードして、インストールしてください。   Java7Update11が適用できる場合はできるだけ早い適用が勧められます。 すぐ適用が難しい場合は、 各種ブラウザーで Java (applet) を無効にする方法 上記記事などを参考にブラウザでの実行を無効にすることをお勧めします。 今回Javaアプレットに発見されている脆弱性で、Java自体が危険なわけではありません。

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InternetExplorer8までの更新プログラムリリース

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InternetExplorer8までの更新プログラムリリース

先日、 IE8までに脆弱性、その対処 という記事でお伝えした続報です。 攻撃性をもつWebサイトを閲覧することで、外部から不正なプログラムを実行されるInternetExplorer脆弱性について、Microsoftから正式に対処した更新プログラムがリリースされました。 適用するのはInternetExplorer6からInternetExplorer8までの利用ユーザーで、WindowsXPを利用の方は、最新のアップデートでもInternetExplorer8ですので、この更新プログラムを適用する必要があります。 適用方法はWindowsUpdateを実行し、下記をインストールしてください。 Windows XP 用 Internet Explorer 8 セキュリティ更新プログラム (KB2799329) ダウンロード サイズ: 0 KB , 0 分 (ダウンロード済み、インストール可能) 悪意のあるユーザーが、Microsoft Internet Explorer を実行しているシステムのセキュリティを侵害して、そのシステムを制御できるというセキュリティの問題が発見されました。この更新プログラムをインストールすると、お使いのシステムを保護できます。インストール後には、コンピュータの再起動が必要になる場合があります。 Windows7でInternetExplorer8を利用している方は、できるだけ早くInternetExplorer9以降にアップデートすることをお勧めします。 前回の記事の方法で、Fix itを適用された方は、Microsoft Fix it 50972を実行して、前回のFix itを無効にしておくことが推奨されています。 WindowsXPや旧バージョンのInternetExplorerを利用されている方は、多忙な中ではありますが、更新プログラムを適用しておくことを強くお勧めします。

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WindowsXPのお得感のナゾ

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WindowsXPのお得感のナゾ

Windows7への移行も順調に行われているWindowsXPですが、その使用期間は大変長いものになりました。 サポート自体は2014年4月まで行われますので、現在も使用を続けているユーザーも多くいるはずです。 WindowsXPは、非常にお得感が高かった、と感じます。 そのお得感のナゾを考えてみたいと思います。 Windowsのサポート期間と価格 まずは下記の表をご覧ください。 OS名 定価 リリース 延長サポート終了 サポート期間 月割り単価 Windows98 ¥24,800 1998年07月 2006年07月 96ヶ月 ¥258.33 WindowsNT4.0WS 1996年08月 2004年06月 94ヶ月 Windows2000Pro ¥34,700 2000年02月 2010年07月 125ヶ月 ¥277.60 WindowsXP Pro ¥35,800 2001年11月 2014年04月 149ヶ月 ¥240.27 WindowsVISTA ¥39,690 2006年11月 2017年04月 125ヶ月 ¥317.52 Windows7 ¥39,690 2009年09月 2020年01月 124ヶ月 ¥320.08 Windows8 ¥6,090 ¥16,000 2012年10月 2023年01月 123ヶ月 ¥49.51 ¥130.08 OS X Tiger ¥22,800 2005年04月 2009年09月 53ヶ月 ¥430.19 OS X Leopard ¥14,800 2007年10月 2011年06月 44ヶ月 ¥336.36 OS X Snowleopard ¥3,300 2009年08月 40ヶ月(推定) ¥82.50 OS X Lion ¥2,600 2011年07月 40ヶ月 (推定) ¥65.00 OS X MountainLion ¥1,700 2012年07月 40ヶ月 (推定) ¥42.50 定価とは正規版の定価価格です。OEM版は購入時の本体での利用が条件となるため、本体の寿命とかかわりなく使える正規ライセンスの定価を記入しています。 2013.2.6追記 優待価格終了につき価格表改定。Windows8では新規インストール用パッケージはなくなりDSP版(OEM版)と統合されたようです。 延長サポート終了とは、セキュリティアップデートの提供終了時期と考えていただけるとわかりやすいです。 セキュリティアップデートがない状態でOSを使い続けるのは、その後に発見された脅威に対応できないので、事実上の使用期限と考えます。 リリース開始から延長サポート終了までをサポート期間とし、その月数で定価を割ることで月々の使用料金を割り出してみます。 これは払いきりのOS購入料金に対して、OS提供メーカーがどれだけの間サポートに費用をかけたかという指標になるのでは、という試みです。 Mac OS Xについては参考までに載せてありますが、Appleはハードメーカーでもあり、ソフトウェアメーカーであるマイクロソフトとは考え方が違うため、参考までに記載しています。 サポート期間と更新期間 上記グラフは製品のサポート期間と、サービスパックなど、更新版が提供されていた期間のを図示したものです。 グリーンの期間がサービスパックなどのバージョンアップが行われていた期間、赤い部分がセキュリティアップデートなどが提供されていた期間です。 ここでもWindowsXPは最長となっていますが、WindowsXPまではサポート期間の半分程の期間にわたって、サービスパックなどが提供されていたことがわかります。 WindowsXPが突出した理由 これらからみられるのは、Windows7までのWindowsは平均的に3万円台後半を定価とし、標準的な延長サポート期間は120ヶ月(およそ10年)。標準サポート期間は65ヶ月で、およそ5年と定められているようです。 WindowsXPは前世代のWindows2000から1000円値上げしますが、サポート期間は149ヶ月と24ヶ月長く設定されています。 WindowsXPの登場時、Windows95/98/Meまでの古いWindowsを、WindowsNTベースの新しく堅牢なWindowsに置き換えることが最も大きな役割でした。 これによりリソース不足に悩まされていた、Windows98やMeなどのユーザーは安定性を手に入れることができ、Windowsの信頼性を大きく向上することができました。 マイクロソフトは、このWindowsXPの成功を礎として、Windowsの次期バージョンLonghornの開発に着手しました。 しかしWindowsXPに、セキュリティー的な欠陥が次々と発見され、2004年にWindowsXP全体のセキュリティーを見直したサービスパック2がリリースされることになります。 大きなバージョンアップである、サービスパック2のリリースのためにLonghornの計画は遅れ、当初搭載すると表明していた機能を削減したWindowsVistaが発売されるまで、XP登場から5年の月日がかかりました。 このWindowsVistaはメジャーバージョンアップであったため、多くのユーザーの間で様子を見たり、買い控えたりする動きがでました。 買い控え自体はWindows2000からWindowsXPに移行時にも見られましたが、Vistaは登場時の評判も芳しくなかったため、買い控えを選ぶユーザーがかなり多かったことから、マイクロソフトもサポートの延長をえらばるを得なくなりました。 古いOSを使い続けるリスク 登場時期の古いOSを使い続けるリスクは、新しいOSに乗り換えて問題が発生するリスクよりも、期間を経るごとに大きくなっていきます。 古い設計のOSは、最新の状況に追従しにくく、ソフトウェアメーカーとしても、サポートのためにより多くの費用が必要となります。 WindowsXPからWindowsVista/7以降はUACはじめ大きなセキュリティー上の変更も加えられており、サポート終了を待たず、可能であれば、早く移行すべきです。 WindowsXPの12年というサポート期間は、他のOSと比較しても異常に長いと言えます。 マイクロソフトも売り切りモデルのソフトウェア製品に対して、そこまでの長い期間のサポートを続けることは、大きな負担となったはずです。 Windowsも近年はサービスパックのリリースを早いうちに止め、新規製品のリリース間隔を短くしていくことがグラフからもわかります。 これからのOS製品のリリースについて OS単体でのビジネスモデルではなく、本体製品とのセットで販売することを前提とするAppleが、比較的短いサイクルでOSの新バージョンをリリースし、サポート期間は短く、価格は低下させていく方針を打ち出しています。 これはなるだけユーザーが新しいOSに移行しやすくし、メーカーとしてOSリリース以降にかかる費用を低減し、新しい製品への開発資源を集中させるためでしょう。 この動きにマイクロソフト社も追従する動きを見せており、Windows8は\6,090とそれまでのWindowsとは大きく異なった価格帯で発表し、またOSのリリース間隔を短くするという情報もあります。 WindowsXPはユーザーにとってはお得感の大きいOSではありましたが、OSメーカーにとっては様々な方針の転換を促すものになったのではないでしょうか。

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IE8までに脆弱性、その対処

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IE8までに脆弱性、その対処

InternetExplorer(以下IE)6から8にかけてゼロデイ脆弱性(報告されていず、パッチもない状況)が発見され、攻撃コードが出回っている状況です。 攻撃性を持つjavascriptコードを持つwebサイトを閲覧する事で、外部から不正なプログラムを実行されてしまう、というものです。 現在、Fix itというツールがマイクロソフトから提供されています。 Microsoft Fix it 50971と書かれている方を利用してください。 これは暫定的なパッチですが、IE6~8をお使いの場合は、次のセキュリティアップデートリリースを待たずこれを適用するか、アップデートがリリースされるまで、一時的に他のブラウザを使用してください。 IE9以降はこの影響を受けません。 WindowsXPで動作する、IEは最終バージョンで8ですので、XPを利用されている方は特にご注意ください。 昨年末に発見された脆弱性で、攻撃を受けた例は少ないようですが、攻撃コードが公表されている状況ですので、被害の拡大はあり得ます。 新年お忙しい中ですが、なんらか不測の事態がおこる前に対処をお勧めいたします。