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こんばんわ川瀬です。
今回は、ブライアン・カーニハンについて書いてみようと思います。
ブライアン・カーニハンは、「K&R」のK方でプログラミング言語Cの著者です、C言語の設計者として有名です。
(ちなみにRはデニス・リッチーです。)
いわゆる天才でプログラミング言語Cのほかにもプログラミング作法が有名で、コードの書き方や読みやすい制御文の置き方について例を挙げて書かれています。
こまごまとしたことを書いていますが、いちいち納得できる理由があるところが素晴らしい一冊です。
C言語が登場する以前の言語は、変数にスコープ(参照範囲)の概念がなかったり構造体のようにデータ構造を定義することができないため、変数名のバッティングやプログラムのデバッグが困難になる傾向が強かったといえます。
逆にそれまでの言語には、複雑な概念がはなく理解しやすかったのに対してC言語ではこれらの概念がとりいれらてため理解が難しくなりましたがこれらの工夫によりデバッグや複数人数での開発がスムーズに行えるようになりソフトウエアの開発がより進むようになったといえます。
ほかにもさまざまな功績を残しているブライアン・カーニハンですがソフトウエアの開発に関してよりよい環境を作ってくれた偉大な人物です。