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Microsoft社がWindows用のフレームワーク、.Net Frameworkを複数のプラットフォームで動作する.net Core の最初のリリースを公開しました。
現在gitリポジトリにソースコード、ドキュメント、ビルド方法などが公開されています。
オープンソースの形式をとり、様々なプラットフォームでビルドしてASP.netのサーバーとして利用できます。
主なLinuxディストリビューションやBSD、Mac OS Xでのビルドについても正式に確認されており、サーバー側で動作するアプリケーションのプラットフォームとして様々な用途で利用できそうです。
競合となるのはTomacatなどのJavaのサーブレットエンジンになると考えられます。
あくまで新規のフレームワーク.net Core 1.0として、従来までのASPプロジェクトがそのまま動作すると保証されているわけではありません。
それでもAPI仕様などの様々な部分でASP.netと互換性がありますから、従来の開発資産やエンジニアで、新たなプラットフォームで引き続き開発をすることができます。
Windows以外のプラットフォームでは、オープンソースのライブラリとリンクしてビルドします。
Windowsでは自社製のライブラリを利用してビルドを行うという差があります。
Linuxのエンタープライズ向けのディストリビューションであるRedhatなどがこれをサポートすると正式に表明しています。
.netフレームワークの他プラットフォームへの進出が現実になり、これからの動向が期待されます。