Apple Watchの内部構造

iFixitがApple Watchを分解し、内部構造を公開しています。

https://www.ifixit.com/Teardown/Apple+Watch+Teardown/40655

これを見る限りではかなりのモジュール化とメンテナンス容易性を備えているようです。

Apple製品で近年見られるモジュールのボンドによる接着なども見られず、ごく簡単に内部のモジュールを取り出し、交換する事ができるようです。

理由としてApple Watchはスマートフォンほどの複雑な能力を持っているわけではない事が挙げられると思います。

Apple Watch自体は小さいですが、複雑な部品構成でなくとも内部に組み込む事が出来るのです。

そしてApple Watchは時計として常用するものですから、Appleのカウンターに持ち込めばすぐに修理できる体制を整えているのかもしれません。

Apple Watchは外側のケースの部分に価格のウェイトを大きく置いています。酸化アルミニウム皮膜のSportに比較すればステンレススチールのApple Watchはおよそ倍の価格差があります。

アップデートの際に、その最も高価なケースの部分も一緒に寿命が来るのではApple Watchの顧客にとってはそこがApple Watchを使い続ける分かれ目になりそうです。

iPhoneをはじめとした、およそ一年一度の性能アップデートが Apple Watchも同じように行われるかは不明です。

Apple Watch自体あくまで表示、タッチパネル、各種センサのiPhoneの周辺機器と考えると、iPhoneが性能向上する事でApple Watchの性能も向上するのであれば、機器としてのアプデートはそれほど頻繁ではないのかもしれません。

時計、である事を目指す以上は、長く使える事はユーザーが最も気にする部分になるはずです。

分解記事をみて、このような事を考えてみました。

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