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iOS12が2018年9月18日にリリースされました。
今回様々な変更点がある中で、特にiPadへの変更が大きなウェイトを占めていたように感じます。iPadはiOS12で最大の恩恵を受けるハードなのではと思っています。
今回のアップデートでiPadは実質的にホームボタンが不要となりました。ほとんどがタッチジェスチャでiPadのタスク切り替えやコントロールセンターを呼び出すことができます。
前回のアップデートでもDockが追加され、現状でも多くのアプリがマルチタスク対応されており、iPad一台で一つのアプリを使いながらもう一つのアプリも同時に使うことが可能です。
ブラウザを開きながらYoutubeを開いて動画を見たり、ワープロソフトで文章を書きながら写真をアルバムからドラッグ&ドロップで挿入していくなどがものすごく簡単になっています。
当初は対応しているアプリが少なかったこともあり、そこまで有用性のないものという印象でしたが、かなりの数のアプリがこれに対応することでかなり使い良い機能になりました。
そこに加えて今回のホームボタン不要といえるUIの改良があり、パソコンでできることもできるiPadというよりも、パソコンでできることがより使いやすいiPadという考えでも良いかと思うほどです。
おそらくiPadの後継機はホームボタンがなくFaceIDなどで認証するiPhone Xシリーズに近いものになるのではと予想しています。
より薄く、より軽く持ち出しやすいiPadを目指しているAppleとしては新たなスタンダードとなっていくかもしれません。