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こんにちわ、かわせです。
このところ猛暑が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか?
こんな時は、クーラーの効いた部屋で音楽に浸るのも一考かと思います。
そこで今回は、MIDIから譜面を起こしてくれるオープンソースのソフトウエアをご紹介します。
MuseScore2というソフトウエアで以下のURLからダウンロードできます。
https://musescore.org/ja/download
このソフトエアを使うとMIDIからPDF形式の譜面を出力してくれます。
このソフトウエアを使うと各楽器の譜面(パート譜)を出すことも可能なのですが少し注意が必要です。
というのは、ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ドという音階はCメジャースケール(C、D、E、F、G、A、B、C)という音階であらわされる譜面が多いのですがこれを各楽器の音階に合わせる場合移調という作業が必要になります。
移調というのは例えばテナーサックスやソプラノサンクスではドの音がB♭(ビーフラット)なので
ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド は B♭、C、D、E♭、F、G、A、B♭という音階で表されます。
(このような管楽器をB♭管といいます)
なのでソプラノサックスでCメジャースケールの譜面をそのまま演奏すると1音低い音で演奏してしまう為譜面側を1音上げた譜面が必要という面倒くさいことが起きます。
でも、MuseScore2を使うと移調をいとも簡単にやってくれます。
さらにMuseScore2はMIDIのデータをMP3形式の音源に変換してくれるため各楽器の演奏のみをMP3化するということも可能ですので自分のパートを抜いたMP3音源を作って練習用音源も作れたりします。
なかなかの優れものです、演奏を趣味にしている方にはもってこいのソフトウエアです。