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業務用とでのスマートフォン利用も事例が多くなり、またさらに新規の導入を試みる企業も増えています。
そのなかで、スマートフォン、タブレット、パソコン、それぞれの向き不向きということをどう切り分けるかが大切な課題になってきます。
パソコンは、今まで個人向けのコンピュータとしてはすべてのものでした。そのためパソコンではできないことを探す方が難しいように思います。
小型のノートパソコンは汎用性、携帯性などが高く、ただキーボードがある分占有面積や重量は重くなりがちです。
スマートフォンなどがそれを代替するとすれば、携帯性、電池の持ち、場所を選ばない、価格などの特性を生かした部分になるでしょう。
スマートフォン、タブレットの最大の弱点はキーボードがないことで、文字や数値の入力に関する部分があまりにも弱いところです。
特に文字入力については少なくとも一回1、2分内で完了する内容でないと効率が悪くなってくるように思います。
どれだけスマートフォンの入力速度も慣れた人でも、キーボードで分速100タイプ以上のスピードに匹敵するほどの入力速度に達することは不可能なことでしょう。
またカットアンドペーストなどパソコンでは簡単にできる操作もタッチパネルではより時間がかかるという弱点があります。
スマートフォン導入で効率を下げてしまうかどうかを判断するために、一度にどれぐらいの文字を入力しなければいけないのかを考えるのは大きな目安になりそうです。
とくに機材購入費用でのコストパフォーマンスを目指して現場の効率を悪化させるようであれば目的の逆を行くことになります。
小さい画面での文字入力やチェックポックス、選択ボタンなどはなるべく使わない方向で可能かどうか、作業効率が下がらないかどうかがキーポイントになります。
必要部分だけ削ぎ落としたユーザーインターフェースの設計で効率をあげるなどできることもあり、システム導入の選択してのスマートフォンを活かす場面を考えてみると思わぬ発見があるかもしれません。