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このところ、プログラマやSEなどエンジニア職以外へのプログラミング教育がよく話題になっています。
義務教育内のプログラミング実習など国内でも多く取りざたされています。
プログラムを実際に作成する職種以外の方がプログラミングを学ぶことにどういった意味があるのでしょうか。
プログラミング、と言って最初に思い浮かべるのが、様々な言語の名前、JavaやC言語、Javascriptなどとっつきにくいという第一印象を持たれることが多いです。
ですがプログラミングで重要なことは、論理的なフローを考えて、それを構築するという考え方です。
演算と繰り返し処理と条件分岐の正しい設定がプログラミングの根本的な部分であり、それを覚えることはプログラムを作成する上での効率的な物事の進め方につながります。
条件分岐は例えばエクセルの関数の処理でも書くことができ、手作業でやっていた事柄も大幅に効率化が可能になることもあります。
これらを学ぶうちにわかることは、特に条件分岐においてプログラム作成時のエラーが発生することです。
パターンが多くなると例外が発生したり二重に計算を行ってしまったり、条件のとりにがしなどが発生しやすく、またそれら全パターンのテストを網羅しなければ顕在化しないということがわかります。
作成時は完璧に動作すると考えられたものでもきっちりとテストをしなければ、データが壊れてしまう、あるいは誤ったデータを信じて利用してしまうことも考えられます。
プログラムを学ぶうちにそのようなフロー作りの中で、人間の犯しやすいミスを学習することができます。
これらを学ぶことで実際にプログラム作成の業務に携わらなくとも、手近なツールを用いて業務などを効率化する考え方を手に入れることができます。