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Dropboxが企業ユーザーに対して管理機能を追加するAdminXの先行公開をスタートしました。
今回のアップデートで大きく変わるのはチームフォルダの追加により、細くファイルの共有と共有範囲を設定できるようになりました。
チームフォルダで閲覧できるユーザーがサブフォルダについては書き込みも可能になるというような詳細なパーミッションの設定ができるようになりました。
Dropboxにはグループ機能というのがすでにあり、グループワーク向けに使えるのですが、パーミッションの細かさがそこまで細くならないというところに筆者としては不満はありました。
親のフォルダのパーミッションに子フォルダも合わせることになってしまうので、親フォルダ、子フォルダの設定はある程度計画的に行わなければいけません。
AdminXを利用すると個々のフォルダごとにユーザーの読み書きの権限を設定でき、Windows共有などと近い感覚で共有フォルダを作成することができます。
チームフォルダには外部と共有できるリンクを作成することが不可能ということで、その点の注意は必要そうです。
またPC同期クライアントでの同期の有無も管理者側で設定できるようになるということです。
今後の機能追加としてはモバイル機器の管理が管理者側からできるようになるようです。接続を許可したモバイルデバイスと、接続を許可しなモバイルデバイスを分けることができ、ファイルセキュリティの向上になりそうです。
Dropboxはオンラインストレージの先駆者でもあり、より使いやすさを追求して企業ユーザーの数を増やしていくきっかけとなるアップデートになるのではないかと感じます。