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WordPress文章の書き方

WordPressを利用して文章を書くときに、意識しておくべきなのは見出し、段落、箇条書きなどの使い方のような文書作成の基本の部分です。

装飾などについては効果が認められるものについてはよく考えて行うべきでしょうが、多くの場合テキストを中心としたコンテンツ作りになるはずです。

見出し(Hタグ)、段落(Pタグ)、箇条書き(UL、LIタグ)の使い方、この三つが重要で、それはその他のWordやGoogleドキュメントなどワードプロセッサでも同様のことです。

見出しの使い方

文章の内容については、主題に合わせて見出しを大きく設定し、大見出しに見出し2(H2)などを利用した場合は、内容について入れ子にする場合は見出し3(H3)を、さらに入れ子にする場合は見出し4(H4)を利用する、という形になります。

あまり見出しによる文章の階層が深くなると読み手としては難しくなります。見出しの中に見出しを入れる場合、階層の深さは最低限になるようにすべきです。

段落の使い方

かつて改行タグ(BRタグ)が各段落の区切りとして多く利用されていましたが、現在段落は段落(Pタグ)を利用する形になっています。

改行タグは見た目の要素になりますが、段落タグは文章内の意味について書く事になります。

段落ごとに一つの事柄について書きますので、各行ごとに段落タグでくくる必要はありません。段落ごとの長さは長くなりすぎないようにして、ひとまとまりにする文章の部分を段落にし、段落ごとに自動的に改行が入り行間が空いて読みやすくなる形になります。

箇条書きの使い方

箇条書きは列挙することが本来の目的です。箇条書きは・や1.などの数値などで、項目のみを列挙します。

ULタグの中に書かれるべきはLIタグによる項目の列挙のみで、段落などがその中にあると、箇条書きとしては正しくなくなってしまいます。

各項目の中に入れ子にして段落を入れたい場合は、見出しを利用した文章構造に改める方が、読む側としては正しく階層構造をつかめます。

見出し2
・箇条書き1
 箇条書き1についての説明の段落
・箇条書き2
 箇条書き2についての説明の段落

このような形をとるのであれば、

見出し2
見出し3
 段落
見出し3
 段落

という形をとる方が、文章の構造はわかりやすくなります。

文章の構造を正しく使う意味

見出し、段落、箇条書きについて、正しく文章の構造に基づいた文章は読みやすいだけでなく、文章の目的とする意味を読み取るのも簡単になります。

Googleのクローラは文章から意味のみを取り出すので、これら正しい文章構造を持っている場合、ページのテーマや、記述の内容に意味を正しく把握します。

繰り返しになりますが、意味だけを取り出しやすい文書は、読みやすい文章でもあります。

読みやすい文章は文中での離脱は少なくなり、ページ滞在時間は自然と長くなります。

SEOと呼ばれる世界ではH1要素は何個、H2要素は何個以上、といった内容のお話になりがちです。そもそも、本来の文章の構造を踏まえていれば、自然とそうなるという範囲にすぎません。

文章の構造を正しく利用して書く事は、利用者にとっても、Googleの検索エンジンにとっても利便性の高いものとなります。