コンピュータを好きになって欲しい!
コンピュータのことを書きますが、特に技術的なものではなくて想いのようなものです。
コンピュータって面白い!というのが筆者の個人的な思い入れです。
コンピュータに触れて、コンピュータを使うことはすごく楽しくないですか?という気持ちを幼い頃から持っています。
コンピュータは今や社会のあらゆる場面で利用され、お金のやり取りなども処理する必須の存在です。
と言って一面、ゲームなどもできるおもちゃという側面を常に持ち合わせています。
その気になればコンピュータで動作するゲームを自分で作ることさえでき、知れば知るほど面白くなるおもちゃです。
あまり昔話をすれば共感を得られなくなりそうですが、かつて大学でUNIXワークステーションを使う「計算機」という授業を受けた時のお話です。
同じ授業を受講する人が課題をさっさと終わらせて帰る中、筆者はUNIXワークステーションの中を探索して、/usr/local/gamesというディレクトリを発見してしまいました。
その中に幾つかのゲームが詰め込まれていたので、それらを遊ぶために大学の計算機室に入り浸りました。トルネコの大冒険などローグライクゲームと呼ばれるRPGの元祖ローグなどに夢中になりました。
UNIXワークステーションなどとっつきにくいコンピュータを見て、単に扱いづらい道具と感じるか、楽しいおもちゃと感じるかは、結局のところコンピュータが好きか嫌いかで別れる部分なのかなと思います。
初めて触ったコンピュータが高校の技術などの時間で、WindowsXPでよく分からないままExcelやWordを使っただけ、という場合、使いづらい道具でしかないかもしれません。
あるいはスマートフォンが最初のコンピュータで、将来スマートフォン用のゲーム開発者になりたいと思った子供たちはコンピュータはおもちゃだと考えているのかもしれません。
最初の関わり合いがどうであれコンピュータの知識を一歩深めれば、これを単に道具として扱うだけでは勿体無いと思うのではないかと、筆者なりの思いを持っています。
それがコンピュータを好きになって欲しい、という気持ちの大元の部分です。
もちろんそれは業務時間内にゲームで遊ぶことではありませんが、コンピュータに対して面白さを見出すことができれば、よりいっそうコンピュータに対して深い知識を得ることができるのではないかと思います。