オンデマンドのビデオ・音楽
hulu,Netflixをはじめとしたオンデマンドのビデオ、Apple MusicやSpotifyなどの定額制音楽サービス大手が日本でもサービスを開始しました。
これらは数千番組、数十万曲から、月額を支払えば、見放題、聴き放題になるというサービスです。
毎月DVDやCDを一枚買うよりも安い金額で提供されるのがこれらサービスの特徴と言えそうです。
とはいえそれらの膨大な視聴可能数の中から、自分に合ったものが見つけられるかどうかが、利用を続けていく大きなキーになります。
具体的にいうなら、どうおすすめされるか、という部分に利用者の離脱を防ぐ全てがあると考えます。
主に北米では国際競争力の高い予算をかけたドラマを作り、それを何度も放映していく手法が多く用いられています。
ジャンルはクライムサスペンスや、SFなどわかりやすく作られているので、それらのおすすめと、おすすめからよく選択されるもののデータはとても取りやすくなっています。
音楽もまた、クラシック、ロック、ダンスミュージックなどのジャンルの中に、幾つかの分かりやすい枠組みがあり、おすすめもしやすいところはあります。
その国独自の嗜好は大きく関係してくるので、北米での実績をそのまま日本にもってきても成功させるのは難しいでしょう。
権利の関係で、その国独自の番組などを、他国のコンテンツと同じだけ揃えるのもすぐには難しそうです。
オンデマンドビデオにしても、音楽サービスにしても国産のコンテンツがまだ充実していない、という意見が多く聞かれます。
国内ではサービスを始めて間もないところも多く、これから離脱を少なくするためのコンテンツ拡充や、おすすめ機能の充実を目指すはずです。
初期の評判と1年後の評判では全く異なることも多いこれらのサービス、一度お試し視聴などしてみるとどうでしょうか。