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超小型PCの使い方

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Intel社からNUC(Next Unit of Computeing)という規格で作られた、超小型パソコンが発表されました。

Intel純正品で、CPUにモバイル用Core i3を利用し、メモリやハードディスクは自分で用意するタイプのキットとして発売されます。

ギガビット対応イーサネット端子、HDMIx2、あるいはThunderbolt端子、HDMIx1が選べるようです。

そのほかにUSB2.0が3ポート用意されています。

サイズはおよそ10cmx10cmの正方形で、同じような形のMacMiniにくらべて4分の1ほどの面積となります。

ただAC電源が外付けとなるため、それなりの大きさのアダプタを付ける必要があります。

省スペースデスクトップパソコンとして

フルサイズのWindowsを動作させるのに十分なスペックを持っていますので、省スペースのデスクトップPCとして利用できます。

VESAマウントというディスプレイアームなどを設置する規格にも対応していますので、VESAマウント対応のディスプレイであれば、ディスプレイの裏面に設置して、オールインワンパソコンのように使用することもできます。

処理能力は一般のモバイルパソコンと同等のものがありますので、グラフィック能力を要求するゲーム以外では、十分実用に耐えるものになります。

DVDドライブなどが付いていないので、DVDドライブを利用する用途などの場合は、外付けのUSBドライブなどが必要です。

ファイルサーバー、メディアサーバーとして

USBやThunderbolt端子を利用して、ハードディスクを拡張することによって、ファイルサーバーなどとして利用する方法もあります。

ファイルサーバーなどはハードディスクを複数内蔵できるタワー型のPCなどを利用することが多いですが、家庭内の写真や音楽、ビデオデータを共有するためのメディアサーバーとして利用するには、設置場所やファン音などが気になるポイントです。

Wi-Fiは内蔵されていますので、無線LANあるいは、ギガビットイーサーネット端子でネットワークに接続し、普段はディスプレイやキーボードをつながず、省電力性を活かして、常時起動させておくというような用途にも向いているのではないかと考えます。

またHDMI端子が標準でついているので、液晶型テレビなどに直接接続して、ビデオ再生などを行うのにもよさそうです。

リモートで利用するPCとして

現在iPadをはじめとするタブレットなどで、PCをリモート操作するという利用方法も実現しつつあります。

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このように、タブレット自体の処理能力を超えるPCをリモート操作することで、タブレット単体でできない処理を行うこともできそうです。

タブレットでなくとも、処理能力のあまり高くない古いノート型パソコンなどで、この小型パソコンをリモートで使用することで、延命するということもできるかもしれません。

使い道は様々

省スペースということで、デスクトップ型のPCに比べると、処理能力は多少低くなりますが、場所を取らないPCは様々な可能性を占めています。

今のところ、キット型のPCの発売で、一般の家電店で購入することはできないものですが、このNUCという規格が広まれば、各メーカーから手に入りやすい形で発売されることになるでしょう。

一般のデスクトップPCは場所を取りがちで、また様々な機器をつなげることによって、ケーブルなどが入り乱れることになりがちですが、配線などを工夫すれば、うまくインテリアに取り込むことができそうです。

このような超小型PCの使い道をいろいろと考えてみるのも楽しいことです。

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