Dropboxが5億人の支持を得るまで
DropboxがDropboxが5億人のユーザーを得るまでの歴史を記事として公開しました。
読み物として一度ご覧になると面白いかと思います。
Dropboxはクライアントをインストールした各デバイスでのファイルの共有や、WEBブラウザを利用してファイルを転送するなど、USBメモリを使わなくても良いシステムとして作られた経緯が書かれています。
筆者はオンラインストレージでも実用的な速度が出るということで使い始めたのは2009年ぐらいでした。
WebDAVなどのオンラインでのファイル転送の仕組みはありましたが、スピードの遅さで使い物にならないと思ったことがしょっちゅうありました。
それにはWebDAVをネットワークドライブとしてマウントするというような使い方をしていたからというのもありますが、Dropboxの同期クライアントは決められたフォルダ内のものをバックグラウンドで転送してくれるよさがあり、他の作業をしている間に同期を終わらせてくれるのが便利だなと思いました。
セキュリティ的な問題は何度かあったことも確かで、こちらの記事にもきっちりと書かれていることに好感が持てます。
世界中で5億人が使うまでに、問題や失敗もありつつ、確実に成長させてきたベンチャー企業Dropbox社の歴史はビジネスの歴史としても興味深いものです。
Dropboxが安全かどうか、という議論は常にあると思うのですが、現在5億人が利用しているというのは一つ大きな安全性の担保となるのではないでしょうか。