Access2013へのコンバージョン
Access開発で結構使われているADP(Accessプロジェクト)が
Access2013からサポートされなくなるそうです。
「Access ADP」+「SQL Server」はかなり便利な開発手法だったので、
これからの動向が気になるところです。
わが社で検討している対応策としましては――
1.旧バージョンのAccess(2007・2010)を使用する
複数台で使用している場合、Access2013へ無理に移行しないほうが
よさそうです。Windows7を使用する場合は、Access2007・2010を、
Windows8の場合は、Access2010への移行となるでしょう。
(Windows8はAccess2007をサポートしていない為)
なお、最新のSQLServer2012はADPのサポート対象外ですので、
SQLServer2008R2以前のバージョンを使用する必要があります。
2.その他アプリケーションに置き換える
VB.net等が有力ではないかと思います。今後、Accessのバージョンが
上がる度に、機能変更のための修正作業が発生する可能性もありますので、
いっそのこと、AccessからVB.net等の多言語システムのアプリケーション
に置き換えるのも、ひとつの手かな~と考えています。
――こんなところでしょうか。
その他、ODBCへの切替等、いくつか対応策はあるでしょうが、実際に触れて
みないことにはわからないですね。
RTM版はすでにリリースされ、正式発売は2013年1月予定とのこと。
興味のある方は、一度RTM版に触れてみてはいかがでしょう?
いずれにしましても、Access2013の登場はいろいろと波紋を呼ぶことに
なりそうです。