古風なSEを目指して(第4回)
年末の慌ただしい中で物思いに耽っているTKです。
古風なSEを目指している私が経験したことを書いていきます。
今回は「古風なSEの保守対応」ということで
私が経験した内容を書いていきます。
もともと汎用機を経験した私にとって、
保守対応は日常茶飯事な出来事でした。
汎用機は端末追加、ネットワーク追加、プリンタ追加など
あらゆるタイミングでいちいち設定を変更する必要があり
その度に保守対応を行っていました。
現在のようにLANにつないで端末を追加のような
簡単な設定ではなく、いちいち定義情報を変更し
汎用機と止めて再起動と結構大がかりな対応でした。
パケット通信が出始めたことは、設定方法がわからず
なかなか接続できないときもありました。
昔はSEサポートという契約がない場合が多く
ハード保守とセットで契約していたようです。
現在では、機器のダウンサイジング化でハード保守費用は
そんなに高価ではなくなりましたが、
逆にSEサポート費用が高くなってきています。
そもそも保守が必要かという方もいらっしゃいますが
パソコンやシステムを使用している限り、
お客様との接点があり保守作業が発生します。
自分が持っている知識・経験・技術を磨けば
お客様も喜んでもらえるようなサポートができ
お客様もその対価をお支払い頂けると信じて
これからも保守対応を続けていこうと思います。
ただ、保守サポートの有無にこだわらず対応できる
柔軟な考え方も古風なSEとしては持っているので
会社に迷惑が掛かっているかもしれません。
次回は最終回「古風なSEの未来像」でお会いしましょう。